16歳女性の多発型円形脱毛の症例です。蛇行型への移行を食い止めることに成功しています。耳の上に主病変があると判断されます。この部位を治さないと頭部全体に円形脱毛症が広がって行きます。このように円形脱毛症には主病変があることが多いです。

9歳の女の子の重症円形脱毛症の症例です。治療が早かったためスムーズに発毛して来ています。体毛や眉も脱毛するタイプの円形脱毛症を汎発型と言います。汎発型の予後は悪く1年間の間の自然治癒率は10％以下です。

多発型円形脱毛症が長引いた状態の患者さまです。一般的な皮膚科で治療は行っていたのですが、すでに1年が経過してしまっていました。合わない治療を長く行っていても効果は限られているのではないでしょうか。特にフロジン外用薬は治療効果が低いと言わざるを得ません。

38歳男性の多発型円形脱毛症の治療症例です。多発型円形脱毛症は放置していると重症になることがあるので要注意です。すみやかに治療することが大切です。

21歳男性のAGAです。治療開始から4カ月でどこまで髪の毛が増えるのでしょうか。通常は半年もすれば治療効果を実感することがきます。初期脱毛についても解説しています。

セファランチンとフロジン外用薬の効果がなかった多発型円形脱毛症の治療症例です。セファランチンやフロジン外用薬は多くの皮膚科で処方されますが、治療効果は弱いです。効果がない場合は早い段階で次の治療メニューを行わないと慢性化してしまいます。

65歳男性の薄毛の治療症例です。治療からまだ4カ月ですが毛量がかなり増えてきています。これからが楽しみです。ミノキシジルの副作用についても説明しています。

多発型円形脱毛症の治療症例です。JAK阻害薬、ステロイド外用薬、ミノキシジルを使用しました。副作用が少なく、治療効果が高いことが円形脱毛症の治療では大切ではないでしょうか。超高濃度のミノキシジル外用薬や内服薬も上手に使えば効果的と言えると考えます。

糖尿病のある患者さまです。以前に他院でのミノキシジル内服薬で不快感があり治療を中止されていました。ミノキシジル内服薬は非常に発毛効果が高いので優秀な薬剤ですが、腎機能には注意が必要です。成長因子を使ったメソセラピー療法も合わせると3カ月で発毛してきます。

24歳男性のAGAです。少しびまん性の要素もあり進行が早く感じますが、その分治療に素直に反応します。治療開始3カ月で頭頂部の薄毛が改善してきています。