円形脱毛症の患者様(59歳女性 多発型円形脱毛症)

初診時の状態は多発型円形脱毛症(発症から5カ月目)

円形脱毛症治療前

この患者様は円形脱毛症を発症して2カ月目に皮膚科のクリニックを受診されています。

そのクリニックではセファランチンとフロジン外用薬を処方されていました。

その後、病状が悪化してきたため『駅前AGAクリニック神戸三宮院』を受診されました。

円形脱毛症が数個ある多発型円形脱毛症と分類されます。

発症から5カ月経過しているためしっかりとした治療を考えた方がよいです。

円形脱毛症は発症から時間が経過するほど治りにくくなっていきます。

セファランチンとフロジン外用薬での治療では不十分だと考えられます。

ミノキシジル内服薬

超高濃度ミノキシジル外用薬

JAK阻害薬とステロイドの外用薬

メソセラピー局所免疫療法

治療開始から3カ月目(発症から9カ月目)

円形脱毛症3カ月目

治療効果が出ているのが肉眼的にも分かります。

治療に反応している円形脱毛症と判断できます。

このように素直に治療に反応する円形脱毛症は治りが良いことが多いです。

治療開始から6カ月目(発症から12カ月目)

円形脱毛症6カ月目

まだ円形脱毛症の部位に一致して炎症が起きています。

毛髪はほぼ回復してきていて完治が見込めそうなところまできています。

今後は治療効果の最も強いメソセラピー局所免疫療法をやめて、治療強度を弱くして内服薬や外用薬で治療を継続していくこととなります。

多発型円形脱毛症って何?

円形脱毛症には多くの種類があります。

脱毛している部位が数か所以上ある円形脱毛症を『多発型円形脱毛症』と分類します。

多発型円形脱毛症の1/3は慢性化します。

慢性とは1年以上治らないという意味です。

この症例の患者様の場合は発症から1年経過したところでほぼ治りかけています。

なんとか慢性化を食い止めることが出来たのかもしれません。

ただ、まだ脱毛していた部位の皮膚が赤く変色しています。

これは何かしらの炎症がそこに存在している証でもあります。

そのためまだ油断はできず治療の継続が必要になります。

執筆:駅前AGAクリニック神戸三宮院 院長 田坂洋介

治療内容 メソセラピー局所免疫療法
治療の説明 再生医療による毛髪再生療法。
治療の副作用 頭皮の赤み(数日)、軽度の痛み、ほてりなど。
治療費の概算 40,000円~70,000円/1回(税抜)※治療回数により変動。
治療内容 ミノキシジル内服・外用、ステロイド外用
治療の説明 強い毛髪を育て、免疫の攻撃を抑える治療。
治療の副作用 むくみ、動悸、体毛、かぶれなどがみられる場合があります。
治療費の概算 3,000円~23,000円/1ヶ月(税抜)※処方内容により変動。

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