【途中経過】FAGA+多発型円形脱毛症 患者様(47歳女性)

【初診時】内服治療開始

円形に気づいたのは当院に来院される1ヶ月程前です。

皮膚科受診ではなく専門クリニックを受診希望の為駅前AGAクリニック新潟院にご来院されました。

10年程前に皮膚科受診をしてびまん性脱毛症と診断を受けています。

またお母様も頭髪は薄く、円形脱毛症を発症しているということでした。

円形脱毛症に気づいてから皮膚科受診はされておりません。

初診時は内服治療で経過をご希望でしたが、

このまま脱毛斑が広がる・増えるという懸念もあり、メソセラピー治療を含めた、

メソセラピー局所免疫療法

ミノキシジル内服

セファランチン内服

スピロノラクトン内服

で、薄毛治療を行っております。

FAGA治療と円形脱毛症治療を行っております。

まずは円形脱毛症治療を優先ということで経過を診ております。

1ヶ月半経過(初期脱毛中)

お薬の飲み始めから1ヶ月程経っている為、脱毛斑部分は初診時よりも広がっております。

2ヶ月経過

2週ペースでの通院で脱毛斑が広がることなく、発毛がみられました。

5ヶ月経過(メソセラピー治療開始から4ヶ月)

2～3週ペースでの通院で、毎回確認をしました。

右側の範囲の小さな脱毛斑は綺麗に改善できています。

左側の脱毛斑も範囲が小さくなってきており、周りの髪の毛も伸びてきました。

治療経過途中ですが、進行することなく、毎回前回よりも変化がみられています。

円形脱毛症治療のまとめ

駅前AGAクリニックでは、円形脱毛症の専門外来を設けており、多くの治療経験と、それぞれの患者さまに合った様々な治療法があります。

当院の治療方針ですが、重症例であっても基本的にステロイドの内服は行いません。

ステロイドの全身投与（内服や点滴治療）は短期間であればそれほど問題ありませんが、重症の円形脱毛症に使用する場合どうしても長期間の投与が必要になります。

そうすると副作用の発生するリスクも高くなり、またステロイドにはやめるとリバウンド症状も認めるため、離脱も大変になります。

病院やクリニックによってはステロイドの内服を安易にすすめるところもあるようですが、当院は行っておりません。

駅前AGAクリニックではステロイドの内服なしで、みなさん良好な治療効果を出しています。

円形脱毛症は、この治療をしておけばいい、といった決定的な治療法はありませんので、経過を見ながら、出来るだけ副作用、身体への負担が小さい方法を組み合わせて治療することが重要です。

FAGA治療も同時に行っておりますが、円形治療を優先で、今後も治療継続です。

執筆　駅前AGAクリニック新潟院　院長　片山聖子

＜治療費＞

セファランチン内服・・・3,300円～

ミノキシジル内服・・・5,500円～

スピロノラクトン内服・・・5,500円～

メソセラピー療法・・・モニター価格

<副作用>

セファランチン内服・・・食欲不振、胃部不快感

ミノキシジル内服・・・体毛、むくみ、動悸など

スピロノラクトン・・・発疹、蕁麻疹、頭痛など

メソセラピー療法・・・出血、かぶれ、むくみなど