当院初診時は円形脱毛斑が数多く出来る多発型円形脱毛の状態でした。

進行が進んでおり状態は悪いと判断されます。

頭部全体で抜け毛がかなり多くコントロールも出来ていない状態でした。

メソセラピー局所免疫療法

ミノキシジル内服

ミノキシジル外用

JAK阻害薬配合ステロイド剤

初診時から3ヵ月後

初診時から3ヶ月後、既存の円形斑の悪化はありませんが、期待するような発毛が見られないことから、

個人輸入されていたミノキシジルを当院処方のミノキシジルに切り替えていただきました。

その後の経過で、後頭部と側頭部の円形斑の箇所に産毛が順調に発毛しているのが見られます。

また、治療中に新たな円形斑が出現しましたが、早期に発見し治療することができました。

この後もメソセラピーは2週間ペースで行っていきます。

初診時から10ヶ月経過

再発なく経過良好で、初診時の円形斑がわからないほど発毛しました。

全体的に毛量が増えました。

治療開始1年経過(メソセラピー治療は終了して内服治療で継続中)

髪にハリやコシも出て、クリップが止まりにくくなるほど発毛し髪質が変わりました。

円形脱毛症の治療は、早期治療が肝心です。

ご自身での判断は危険です。

この患者様のように納得して治療の選択ができるよう、カウンセリングと治療をいたします。

今後は、内服・外用治療を継続し再発がないか経過観察をしていきます。

執筆 駅前ＡＧＡクリニック 千葉津田沼院 院長 長宗我部真侑