【途中経過】女性の薄毛患者様（65歳　ルートヴィッヒ分類Ⅲ）

初診時所見　FAGA

50代の頃から薄毛には悩まれていた患者様です。

発毛クリニックへ通院され、さまざまな育毛剤なども使用してみたそうですが効果は思った以上ではなく、メソセラピー治療についてもご自身でも調べられ、駅前AGAクリニック新潟院にご来院されました。

ご家族の看病などの心労なども重なり抜け毛も増えるなど、更に深刻さを感じた為、

【治療内容】

フィナステリド内服

ミノキシジル内服

FAGAメソセラピー

で治療を開始いたしました。

薬の副作用も心配があった為、ミノキシジルは少量から服用をはじめ、服用ができるかをみてからメソセラピー治療も併用となりました。

通院頻度は2～3週です。

治療開始から3ヶ月程を過ぎるとご自身でも触った時に地肌ではなく髪を感じるようになったとおっしゃっていました。

パーマの持ちも良くなっていると感じるそうです。

FAGA治療1年経過

側頭部から頭頂にかけての髪の密度が増しました。

生え際も変化が見られます。

後ろからの印象も変わりました。

(初診時)

(治療経過1年)

今後は通院頻度を3～4週と変えて、更に発毛と毛量維持の為に治療は継続となります。

男性にみられるAGAとは違い、女性の場合は局所が禿げ上がるようなことはほとんどありません。

薄毛が全体に広がるのですが、男性の薄毛のように地肌がハッキリと見えることは少なく、髪の毛を通して透けて見えるのが特徴です。

また、以下のような事が特に多く聞かれる症状です。

• 抜け毛が多いことに悩み始める
• 髪の毛全体のボリュームが減ったように感じる
• 髪の毛のコシやハリがなくなりペタンと寝てしまう
• 分け目の部分が目立つようになる
• ヘアスタイルがまとまらなくなってくる
• 髪の毛を通して地肌がぼんやり透けて見え始める

これらの事を感じ始めたら一度専門クリニックに受診をし、適切な診断を受けるのが良いです。

びまん性脱毛症はホルモンバランスや自律神経の乱れ、誤ったヘアケア、ストレス、栄養不足、血行不良、運動不足など様々な原因によって起こります。

そのため、なぜびまん性脱毛症を発症しているのか、原因を突き止める必要があります。

適切に対処すれば、びまん性脱毛症の早期改善が期待できますのでご相談くださいませ。

執筆　駅前AGAクリニック新潟院　院長　片山聖子

＜治療費＞

ミノキシジル内服・・・5,500円～

フィナステリド・・・8,800円～

FAGAメソセラピー療法・・・モニター価格

〈副作用〉

ミノキシジル内服…多毛、むくみ、動悸など

フィナステリド…肝機能障害など

メソセラピー療法・・・出血、かぶれ、むくみなど