【途中経過】6歳 多発型円形脱毛症

初診時所見(多発型円形脱毛症)

1年半前に頭頂部に500円玉位の大きさ円形ができ、皮膚科を受診し半年ぐらい治療を行いましたが円形斑が多発し、駅前AGAクリニック千葉津田沼院へご来院されました。

頭頂部・側頭部・後頭部に複数の円形斑が多数あり、多発性の円形脱毛症という診断になり、ご来院当日から治療を開始しました。

セファランチン内服薬

ミノキシジル外用薬

メソセラピー局所免疫療法

円形脱毛症治療開始から2カ月後

全体的に発毛が見られ、初診時に透けていた頭頂部や側頭部の円形斑に密度ができてきました。

円形脱毛症治療開始から3カ月後

全体的に発毛はしてきましたが、左下に新しい円形斑ができておりました。

円形脱毛症の発症に伴い、治療開始後も新しい円形斑が出てきてしまうことがありますが、確認をしながら治療をしていきました。

円形脱毛症の場合、治療をしていても悪化してしまうことがありますが、根気強く継続し、全体的な発毛も見られ改善していきます。

円形脱毛症治療開始から7カ月後

新しくできた円形斑にも発毛が確認できました。お母様も「通ってよかったです!ここまで生えて良かったです!」と、とても喜んでいました。

完治まで、あと少しです。引き続き治療を継続し、しっかりとサポートをしていきます。

子供の円形脱毛症について

子供の円形脱毛症は、乳児から幼児、学童期に発症し成人例同様、頭部の広範囲に脱毛する多発型・蛇行型・全頭型など重度はさまざまあります。

円形脱毛症は、突然、頭髪などが円形または楕円形に抜け落ちる【自己免疫疾患】の脱毛症です。

小児にもよく見られ、全体の発症のうち約20~40%が18歳未満で発症するとされています。

円形脱毛症の原因として、成長期毛包を標的とする自己免疫疾患されていますが、最近ではCOVID-19やインフルエンザウイルス感染が誘因となる報告もあります。

円形脱毛症を発症し、特に小児の場合、年齢や重症度に応じて治療方針を柔軟に進めていく必要があります。

また、学童期以降の患児では、容姿や周囲の視線を気にし始めるようになり、悩みを抱えることが多くなる為、ご家族と医療の連携のもとで、お子さまが安心して過ごせるようサポートする必要があります。

円形脱毛症の重症度は以下のように分類されます。

◆単発型・・・円形の脱毛部が1カ所だけできる

◆多発型・・・円形の脱毛部が2か所以上できる

◆蛇行型・・・側頭部から後頭部に向かって帯状に脱毛する

◆全頭型・・・頭部全体の髪が脱毛する

◆汎発型・・・まつ毛・眉毛などの全身の体毛が脱毛

小児の円形脱毛症は軽症のまま改善する場合もありますが、重症化したり脱毛を繰り返したりする場合が多いです。

軽度の場合、何も治療せず自然に回復することがありますが、既往歴がある場合は再発率が高くなるため、一番大切なことは早期に治療介入することです。

最近、早期に治療を始めることで重症化を防げることが分かってきました。

重症化してしまうと治療は非常に難しくなってしまうのです。

また、治療を行うなかで、新しい円形斑が出ることもあり、根気強く治療に取り組んでいく必要があります。

円形脱毛症の種類によって完治までの時間は異なりますが、一番軽い「単発型」は半年から1年ほどで治ることが多いといわれていますが、多発型・蛇行型・全頭型は治りづらく、10年以上の治療を必要とする場合もあります。

その為、小さな円形斑でも早めに専門クリニックへ受診をし、治療をする必要があります。

放置をしてしまうと、髪だけではなく、眉毛や体毛までも抜ける落ちることもあります。

駅前AGAクリニック千葉津田沼院では、多くの皮膚科クリニックとは異なり、副作用のリスクが高いステロイド製剤の内服は一切おこなっておりません。

副作用だけでなく、再発の危険性も高くならないよう、患者様お一人おひとりに合わせた治療を行っております。

治療方法とし、局所免疫療法は効果の発現には、2~3ヵ月以上要することが多いですが、治療が早いほど効果が見られる症例も数多くあります。

円形脱毛症は誰にでも起こり得る脱毛症で、しかも再発リスクが高いという厄介な特徴があります。

そのため、円形脱毛症を発症した場合、その原因を見極めることが重要となります。

特にお子様の場合は、医療の連携のもとで、お子さまが安心して過ごせるよう、一緒に取り組んでまいりましょう。

必要に応じて、治療選択のフローチャートや保護者への説明用資料の作成もお手伝いできますので、遠慮なくご相談ください。

駅前AGAクリニック千葉津田沼院は、円形脱毛症も扱う毛髪専門クリニックとして多数の治療実績がございます。

円形脱毛症でお悩みの方はぜひ、お気軽にご相談ください。

 

執筆 駅前AGAクリニック 千葉津田沼院 院長 長宗我部真侑

 

<治療費>

セファランチン内服…3,300円(税込)

ミノキシジル外用薬…7,700円(税込)

メソセラピー療法…モニター価格

<副作用>

セファランチン内服…食欲不振、胃部不快感

ミノキシジル外用薬…かぶれなど

メソセラピー療法…出血、かぶれ、むくみなど

治療内容 メソセラピー局所免疫療法
治療の説明 再生医療による毛髪再生療法。
治療の副作用 頭皮の赤み(数日)、軽度の痛み、ほてりなど。
メソセラピー局所免疫療法 40,000円~70,000円/1回(税抜)※治療回数により変動。
治療の説明 従来のステロイド剤のみならず、別の方向からアプローチ。免疫の不適切な攻撃を抑える治療。
治療の副作用 かぶれ、毛包炎、刺激感などがみられる場合があります。
治療費の概算 11,000円~/1ヶ月(税抜)※処方内容,脱毛面積により変動。
治療内容 セファランチン内服・ミノキシジル外用薬
治療の説明 強い毛髪を育て、免疫の攻撃を抑える治療。
治療の副作用 かゆみ、かぶれなどがみられる場合があります。

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