女性の薄毛患者様(43歳 ルートヴィッヒ分類Ⅱ)
初診時所見 FAGA
当院での治療を開始する前にもご自身で外用薬の使用などをおこなっていても、状態が悪くなっているのではとご家族からの指摘もあり、駅前AGAクリニック新潟院にご来院されました。
これまで、
・皮膚科処方でミノキ外用2.5%を6ヶ月使用
・パントガール服用とエクソソーム注射を5回⇒効果分からず
・サプリメント服用とヒ―ライト10回コース
を行っていました。
なにより内服薬の副作用も気にされていたため、治療効果を高めるため、
スピロノラクトン内服
ミノキシジル内服
FAGAメソセラピー
で治療を開始いたしました。
副作用を気にされていましたが、心配していた副作用もなく服用できていました。
なにより副作用がなく治療ができたら良いなとおっしゃっていました。
治療開始1ヶ月後は初期脱毛による抜け毛が多く感じられる時期でした。
FAGA治療開始6ヶ月後
(初診時)
(6ヶ月後)
1本1本の髪が太く変化しているように、頭頂部の比較を見てもわかるようになってきました。
治療から8~9ヶ月頃は再度抜け毛が気になる時期がありました。
これはヘアサイクルの関係で、一時的に抜け毛が増えることにより気になることもございます。
FAGA治療開始1年3ヶ月後
気にしていた分け目も、綺麗なラインへと変わりました。
また、後ろから見た時のつむじの分け目も目立たなくなってきました。
メソセラピー治療が終了しましたので、今後は内服治療での経過を診ていきます。
まだ細い毛もありますので、今後その細い毛がどの程度太くなっていくのかなど、経過を診ていきます。
女性の抜け毛が増える場合に考えられる理由には
- びまん性脱毛症
- 産後脱毛症、分娩後脱毛症
- 牽引性脱毛症
- 甲状腺機能に関する病気
を発症している可能性もあります。
女性の年代別の抜け毛の原因
20~30代で抜け毛がひどい原因
20代・30代の女性にひどい抜け毛が見られる原因の1つが、無理なダイエットやストレス、生活習慣の乱れなどです。
無理なダイエットにより栄養が不足すると、髪の毛を作るための原料や成長させるためのエネルギーが不足し、結果として抜け毛のリスクを高めます。
ストレスが蓄積すると自律神経のバランスやホルモンバランスが乱れ、何らかの脱毛症を発症して抜け毛を引き起こすリスクが増加します。
無理なダイエットによる栄養不足、およびストレスが原因で起こる脱毛症は、びまん性脱毛症や粃糠性(ひこうせい)脱毛症などさまざまです。
また、偏った栄養バランスの食事や睡眠不足、運動不足、飲酒・喫煙など、生活習慣の乱れも抜け毛のリスクを高めます
40~50代で抜け毛がひどい原因
40代・50代の女性にひどい抜け毛が見られる原因の1つが、更年期にともなう自律神経の乱れです。
自律神経は意思とは関係なく24時間働いており、体温調節や心拍数の調整、飲食物の消化・吸収、排尿・排便など生命活動のほぼすべてに関わっています。
自律神経のバランスが乱れると交感神経が優位に働き、血管が収縮して血行不良を引き起こすため、髪の毛の成長が妨げられて抜け毛を引き起こしやすくなります。
また、更年期に入ると女性ホルモンの分泌量が減少し、相対的に体内の男性ホルモンの量が増えるため、FAGA(女性男性型脱毛症)の発症リスクが増加する点も特徴です。
血液検査や頭皮の観察により診断が可能です。
まずは、気になりはじめたら、専門クリニックの当院の無料カウンセリングにご来院くださいませ。
執筆 駅前AGAクリニック新潟院 院長 片山聖子
<治療費>
スピロノラクトン・・・5,500円~
ミノキシジル内服・・・5,500円~
FAGAメソセラピー療法・・・モニター価格
〈副作用〉
ミノキシジル内服…多毛、むくみ、動悸など
スピロノラクトン…発疹、蕁麻疹、頭痛など
AGAメソセラピー療法・・・出血、かぶれ、むくみなど
治療内容 | オーダーメイドFAGA発毛メソセラピー・女性型脱毛症の治療薬(内服) |
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治療の説明 | 再生医療による毛髪再生療法。 |
治療の副作用 | 頭皮の赤み(数日)、軽度の痛み、ほてりなど。 |
治療費の概算 | 38,500円~99,000円/回※治療回数により変動。 |
治療内容 | 女性型脱毛症の治療薬 |
治療の説明 | 内服薬により薄毛の進行を緩やかに改善し、外用薬により発毛促進効果を与えます。 |
治療の副作用 | 発疹、蕁麻疹、頭痛、肝機能障害、動悸、むくみ、だるさ、多毛などがまれに みられる場合があります。 |
治療費の概算 | 5,500円~34,200円/月※処方内容により変動。 |