円形脱毛症の患者様 (23歳男性 2か所のパッチ型とAGA)

丸い形の円形脱毛症をパッチ型と言います。

23歳男性の初発の円形脱毛症の初診時の写真です。

1ヵ月前に円形脱毛症を発症し、皮膚科を受診されています。

そこではアンテベートローション(ステロイドの外用薬)とロゲイン(ミノキシジルの外用薬)を処方されていました。

この薬剤は円形脱毛症の標準的治療で間違ってはいません。

しかし、円形脱毛症が大きくなって来たため患者様は『駅前AGAクリニック大阪梅田院』にご相談にいらっしゃいました。

円形脱毛症の多くはパッチ型です。

しかし、パッチ型でも円形脱毛症が一つだけとは限りません。

この患者様では2か所に円形脱毛症が出来ていました。

このようにしてパッチ型が多発したものを多発型円形脱毛症と言います。

円形脱毛症は数が多いものや面積が大きいものは治りにくいことが分かっています。

この患者さまの場合は現在の治療を続けていく選択肢と、より強い治療のメソセラピー局所免疫療法を行う選択肢があります。

大きく以下の選択肢が考えられます。

①弱い治療・・・ステロイド外用薬、ミノキシジル内服薬、ミノキシジル外用薬、セファランチン等

②強い治療・・・メソセラピー局所免疫療法

今回は同時にAGAの診断もあったため、デュタステリドとミノキシジルの内服も行いつつ、メソセラピー局所免疫療法を合わせて行っていくことにしました。

デュタステリド(AGAの治療)

ミノキシジル内服(AGAと円形脱毛症の治療)

メソセラピー局所免疫療法(円形脱毛症の治療)

メソセラピー局所免疫療法は最も強力な円形脱毛症の治療です。

初診時の写真では円形脱毛症の部位に赤みがあります。

これは炎症が起きている証拠であり、円形脱毛症の活動が収まっていないと考えられます。

その後2カ月経過した写真がこれです。

円形脱毛症の範囲は広がっていますが、赤みがなくなり発毛も観察されます。

大阪梅田院での治療開始から4カ月半が経ちました。

ここまで来ると一安心ですね。

しかし、円形脱毛症は非常に再発が多い疾患なのです。

4割近くの患者様で再発があると言われております。

ここで治療の止め方にも気を付けなければなりません。

急に辞めるよりはゆっくり止めた方が安全だと考えられます。

メソセラピー局所免疫療法は施術期間を細やかに調整できます。

この辺りも毛髪治療の医師の腕の見せ所なのです。

患者様と対話するように治療をする、このような繊細さも円形脱毛症の治療には必要なのです。

この患者様は現在はAGAの治療を継続中です。

今後はさらに髪の毛のボリュームも増えて行くと思われます。

治療内容 メソセラピー局所免疫療法
治療の説明 再生医療による毛髪再生療法。
治療の副作用 頭皮の赤み(数日)、軽度の痛み、ほてりなど。
治療費の概算 40,000円~70,000円/1回(税抜)※治療回数により変動。
治療内容 ミノキシジル、アンテベート
治療の説明 強い毛髪を育て、免疫の攻撃を抑える治療。
治療の副作用 むくみ、動悸、体毛、かぶれなどがみられる場合があります。
治療費の概算 3,000円~23,000円/1ヶ月(税抜)※処方内容により変動。

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