JAK阻害薬の外用薬で治癒した円形脱毛症患者様（26歳男性　多発型）

JAK阻害薬の外用薬で治癒した円形脱毛症患者様（26歳男性　多発型）

ポイント

• ステロイド治療では効果が乏しかった円形脱毛症の患者様です。
• JAK阻害薬配合ステロイド治療へと治療法を変更し、治癒されました。

『駅前AGAクリニック三重四日市院』を受診された多発型の円形脱毛症患者様です。

来院される2～3週間前に初めて円形脱毛症になり、悪化してきたため治療を希望されました。

円形脱毛症が治りにくくなるとされるアトピー性皮膚炎もありました。

左側頭部中心に5箇所の円形脱毛症がありました。

円形脱毛症といえば1箇所のみの10円玉程度の脱毛というイメージが広まっていますが、実際は患者様によって様々です。

この様に複数の脱毛巣があるものは、多発型円形脱毛症と呼ばれます。

当院の医師による確定診断の上で、次の治療を行いました。

セファランチン

アンテベート（ステロイド剤）

ミノキシジル内服

ミノキシジル外用

これらはの薬剤は円形脱毛症の治療の中で基本的なものです。

しかし、残念ながら2ヶ月程度この治療を行ったにも関わらず、脱毛は悪化していました。

そこでJAK阻害薬を配合した新しいタイプの外用薬を使用することにしました。

JAK阻害薬配合ステロイド剤

JAK阻害薬についての解説はこちら

JAK阻害薬の外用薬を開始して2ヶ月で治癒しました。

JAK阻害薬を使用開始してから1ヶ月でかなり改善しました。

さらに2ヶ月目ではどこが脱毛していたのかが分からない程度まで良くなっています。

この写真は、2ヶ月目の写真です。

たとえ引っ張っても、全く抜けません。

治癒しているのがお分かりいただけると思います。

駅前AGAクリニックでは、このような従来の治療では改善しなかった円形脱毛症や、他院で断られてしまった患者様、今まで諦めていた患者様の治療もお引き受けしております。

メソセラピー局所免疫療法やJAK阻害薬、その他の西洋医学的な治療を組み合わせて、円形脱毛症のタイプに合わせて治療を選択していくことができます。

お困りの方は是非一度ご相談ください。

【執筆】　駅前AGAクリニック三重四日市院　院長　長谷川誠

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また、発熱や風邪症状のある患者様のご来院はご遠慮ください。

処方薬の発送についても承りますので、お気軽にご相談ください。