AGA(男性/女性)の治療期間ってどの位なの??効果はどの位で実感できるの?
クリニックに来院される患者さんの中には治療をすればあっという間に毛髪が生えて治療が終わると思われている方が多いです。
しかし、AGAの治療はそう簡単ではありません。
しっかりと治療すればかなりの効果が期待出来ますが、毛髪を生やすには地道な努力と時間が必要なのです。
ではAGAの治療期間はどのくらいなのでしょうか。
治療効果はいつ実感できるのでしょうか。
治療に必要な金額はどうなのでしょうか。
今回はAGA治療を検討されている患者さんに駅前AGAクリニックの医師がお答えします。
— 目次 —
- AGA治療に時間がかかるワケとは??いつ効果を実感できるの?
- これは知っておきたい。初期脱毛とは??
- AGAの治療期間って??治療はいつやめれるの?
- 効果を早く出す方法とは??
- AGA治療にはいくらかかるの?最低料金は?
AGA治療に時間がかかるワケとは??いつ効果を実感できるの?
AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略で男性型脱毛症のことです。
女性の場合はFemale-AGAでありFAGAや女性型脱毛症と言います。
最近ではヘアロスとも言います。
薄毛のほとんどがこれらの疾患です。
ではAGAの治療はどのように行うのでしょうか。
ヘアサイクルの正常化が基本のAGA治療
毛髪にはヘアサイクルと呼ばれる周期があります。
これは毛髪が生えて育ち抜けていく一連の周期のことです。
AGAではこのヘアサイクルが短くなっているのです。
通常のヘアサイクルは2~6年と言われています。
これがAGAの場合は短くなってしまい、まだまだ成長出来る毛髪が抜けてしまうのです。
これを治す治療がAGA治療の基本となります。
例えばヘアサイクルが1年に短縮していたのを正常まで治したとしましょう。
毛髪が生えるのはどのくらいかかるでしょうか。
毛髪は1カ月に1cm程度伸びます。
最初、毛髪は皮膚の中で作られます。
それが頭皮に出て来て効果が実感できる数センチの長さになるにはどのくらいの期間がかかるでしょうか。
やはり半年程度の期間がないと不可能なのです。
AGAの治療効果を実感できるのは半年が標準だと考えて下さい。
このようにして育ってゆく毛髪が正常とされる4年前後のサイクルまで育つには3年以上かかるということです。
治療することによりこのようにして毛髪は徐々に増えていくのです。
— ポイント —
治療に時間がかかるのはヘアサイクルが正常化することで毛髪が増えていくから。
効果を実感できるのは半年程度必要。
完全な毛髪の増加には数年は必要。
これは知っておきたい。初期脱毛とは??
AGAの治療を行うと一時的に脱毛が起こります。
毛髪には成長期(数年)、退行期(2週間)、休止期(3カ月程度)と3つの時期があります。
治療を始めることで休止期にある毛髪が一気に成長期に移行します。
休止期の毛髪は毛根が萎縮していて簡単に抜けるのですが、一気に成長期になった新しい毛髪がこれを押し出してきます。
洗髪やドライヤーなどをきっかけとしてビックリするくらい抜け毛が増えることがあるのです。
これは薬の副作用ではありません。
これは治療の効果なのですが、初めて経験される患者さんはビックリしてしまいます。
通常は2か月以内に収まってきますが、個人差も多いところなので不安がある場合は納得出来るまでクリニックにご相談ください。
駅前AGAクリニックは多くの初期脱毛の患者さんを見て来ています。
それが異常なものか正常なものか含めてしっかりサポートさせて頂きます。
— ポイント —
初期脱毛は2か月以内が多い。
AGAの治療期間って??治療はいつやめれるの?
AGAの治療はヘアサイクルを正常化させるのが基本治療となります。
これは薬剤を内服している間だけ効果があるということなのです。
つまり、内服をやめると元の状態に戻ってしまうのです。
毛髪を生やして終わりというようには出来ないのです。
フサフサの状態を保ちたいのであればずっと治療を続けていくことになるのです。
そのため治療期間は長期になってしまいます。
AGAの治療には5αリダクターゼ阻害薬(フィナステリド/デュタステリド)やスピロノラクトンを使います。
これらの薬剤はAGAの原因である男性ホルモンを減少させたり男性ホルモンに拮抗したりする作用があります。
これによりヘアサイクルを正常化させるのがAGAの治療方法なのです。
AGAはヘアサイクルが短くなることだけでなくヘアサイクルが短くなることにより毛髪を作る毛母細胞に負担がかかり毛母細胞自体が減少していきます。
理想の治療はこの減少した毛母細胞を復活させることなのですが、現代の医学ではそれは不可能なのです。
そこでヘアサイクルを正常化して毛母細胞の減少を食い止めていくのが現在の治療方法となります。
内服を続けている限りAGAの進行が抑制されていますが、止めると元の状態に戻ってしまいます。
毛母細胞の移植のような大掛かりな治療は出来ないのですが、現在の治療方法は副作用も少なく安全であるところが利点となります。
— ポイント —
AGAは長く治療しなければならない。
内服を続けている間は効果がある。
内服を止めると元に戻ってしまう。
治療を続けている間はAGAの進行も抑えられる。
効果を早く出す方法とは??
少しでも効果を増やすにはどうすればいいのでしょうか。
例えば、一般的な皮膚科やAGA専門の他院で治療を行ったけれども増毛が出来なかった患者さんはどうすればいいのでしょうか。
このような患者さんは是非、駅前AGAクリニックを受診してください。
当院は毛髪に関する治療のプロ集団です。
患者さんにあった最高の治療方法をご提案させて頂きます。
それぞれの治療でどのくらいの効果があるかなど具体的なイメージもお伝えします。
①男性のデュタステリド(ザガーロ)
他院で治療をされていた患者さんの多くはフィナステリド(プロペシア)で治療をされてきた方が多いです。
中にはそもそも5αリダクターゼ阻害薬を使用していない患者さんも見受けられます。
これではAGAの治療とは呼べないでしょう。
AGAの治療の基本はヘアサイクルを正常化することです
ヘアサイクルを正常化する作用はフィナステリドよりデュタステリドの方が圧倒的に強いです。
5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型があります。
フィナステリドはⅡ型のみを阻害しますが、デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方を阻害するので効果も大きくなります。
AGAの進行抑制効果もデュタステリドの方が大きくなりますので特に問題ない方はデュタステリドの方が望ましいでしょう。
当院ではデュタステリドも安価にご提供出来るようにしておりますので一度ご相談下さい。
②男性/女性のミノキシジル
AGAは進行すると毛母細胞の数が減少してしまいます。
このような状態ではヘアサイクルを正常化しただけでは思うように増毛出来ないことがあります。
そこでミノキシジルで毛母細胞を刺激する必要があります。
ミノキシジルには外用と内服という二つのアプローチがあります。
内服は扱いが難しいため一般的な皮膚科では扱っていない場合が多いです。
しかし、効果は内服の方が圧倒的に強いです。
外用と内服は両方行うことが出来ますので両方を行うのが望ましいでしょう。
また、当院ではミノキシジルの外用も数種類揃えております。
高濃度のものは15%の製剤があります。
ミノキシジルの外用は濃度依存性で効果が強くなります。
一般的な5%で効果がない方は試してみてはいかがでしょうか。
男性も女性もそれぞれ理想的な投与量、濃度があります。
具体的にはクリニックでご相談ください。
ミノキシジルを上手く使いこなせると治療の幅が広がっていきます。
③女性のフィナステリド
女性のAGAの場合はヘアサイクルを正常化する第一選択薬はスピロノラクトンです。
スピトノラクトンは利尿剤として有名ですが、実は男性ホルモンに拮抗する作用があるのです。
これをヘアサイクルを正常化するために内服するのです。
しかし、効果を強く出したい場合に投与量を上げていくと本当に利尿作用が出てしまいます。
利尿作用が出ると血圧や電解質バランスに影響が出てしまいます。
そのためスピロノラクトンは副作用の出ない低用量が基本となるのです。
そこで、今注目されているのはこのフィナステリドです。
フィナステリドは5αリダクターゼ阻害薬で男性ホルモン作用の強いDHT(ジヒドロテストステロン)を効果的に下げます。
しかし、万が一フィナステリドを内服中に妊娠してしまった場合は胎児の生殖器の形成にも影響が出てしまう可能性があります。
胎児が男性だった場合に男性性器の発達が阻害されてしまう可能性があるのです。
妊娠の可能性がないご年齢であるならばフィナステリドは強い味方となってくれるでしょう。
④駅前AGAクリニックオリジナルサプリメント
育毛サプリメントには薬剤にはないナチュラルな育毛効果が期待できます。
男性型脱毛症や女性型脱毛症の患者さんを詳しく検査するとほとんどの患者さんでアミノ酸などの栄養バランスに崩れがあることが分かっています。
育毛サプリメントで毛髪合成に必要な成分が整うことで理想的な毛髪を合成できる下地を作ることができるのです。
駅前AGAクリニックオリジナルサプリメントは毛髪の材料となるケラチンやアミノ酸、各種ビタミンなどが含まれています。
これにより不完全だった毛髪に欠けていたパーツが揃って髪質が変化したり、不自然なくせ毛が改善し毛髪のキューティクルが復活し白髪の予防も可能になるのです。
サプリメントはAGA治療の基本と考えてよいでしょう。
通常の治療で反応が悪い場合は栄養バランスの乱れが大きな影響を与えている可能性が高いと考えられます。
当院のオリジナル育毛サプリメントの効果を是非感じてください。
⑤究極の治療メソセラピー
AGAの治療効果を最大限にするには内服・外用のみでは不可能です。
投与量、濃度を増やすにも限度があるからです。
そこでメソセラピーという治療方法が生まれました。
メソセラピーは薬剤を直接頭皮に注入します。
これにより副作用を出さずに最大限の効果を出すことに成功したのです。
AGAの治療をしっかり行うことにより毛母細胞の温存率が変わってきます。
メソセラピーは毛髪を生やすだけでなく毛母細胞をしっかり温存する究極の治療となります。
理想的には治療初期に内服・外用と併用して行います。
これにより一気にヘアサイクルを正常化して毛髪を増やします。
治療初期に効果的に毛髪が生えますが、その効果は将来の毛母細胞の数にも影響を与えます。
AGAを長い目でみてしっかり治療することが可能になったのです。
多くの方は毛量が増えた段階で治療メニューを減らすことが可能です。
段階的に内服薬・外用薬を減らすことも可能となります。
しかし、最もシンプルな治療だとしても5αリダクターゼ阻害薬は最後までやめることは出来ませんのでご理解ください。
AGA治療にはいくらかかるの?最低料金は?
もっともシンプルな治療方法は男性ではフィナステリドのみの治療となります。
AGAの進行をおさえるだけの軽い治療内容です。
当院では1日1回の内服で1か月分が4200円(2019年1月現在)です。
女性の場合はスピロノラクトンかミノキシジルのみの治療になります。
1ヵ月で5000円(2019年1月現在)です。
その他に採血が必要です。
治療の最低ラインはこの程度なのです。
当院ではなるべく安くから治療を始めて頂くことが出来るようにしております。
これにミノキシジルや他の治療方法を併用していくことで治療内容は変わって行きます。
どの程度のご予算でどの程度の治療効果が理想なのかご相談頂ければ最適な組み合わせをご一緒に検討させて頂きます。
AGAの治療は単純ではありません。
治療の強弱の付け方やご予算の配分など考えていくことは多いのです。
イメージをお伝えいただければ毛量が増えた段階で当クリニックから治療内容を減らすご提案も積極的に行っております。
治療効果とご予算の配分もお任せください。
安心して駅前AGAクリニックの医師やカウンセラーに治療をお任せ頂ければと思います。
駅前AGAクリニックは東京新宿、東京北千住、新潟、金沢、大阪梅田、京都烏丸、岡山、広島、鹿児島、熊本と全国にあります。
どのクリニックも完全予約制となっており他の患者さんとお顔を合わすことはありません。
女性の薄毛も専門的に治療を行うことができます。
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受診の流れはこちらを参考にしてください。