円形脱毛症とストレスは無関係!?医師が説明する円形脱毛症の本当の原因とは

「10円ハゲが出来ました。」

「それは円形脱毛症ですね。」

「原因はストレスだからゆっくりしましょう。

ストレスがなくなれば治りますから。」

これはよくある会話です。

しかし、完全に間違っているのです。

円形脱毛症とストレスとの因果関係ははっきりしていません。

少なくともストレスは円形脱毛症の原因ではありません。

そして、ストレスがなくなっても円形脱毛症は治りません。

また、円形脱毛症は全てが無治療でいいわけではありません。

円形脱毛症には種類がありそれぞれ予後も違います。

最近、円形脱毛症には治療が必要だと分かってきています。

治療を行うことで予後が変わることが分かったからです。

このような会話は無責任で非常に危ないのです。

今回は駅前AGAクリニックの医師が『円形脱毛症の原因』について解説します。

— 目次 —

  • 円形脱毛症はストレスが原因なの??
  • もし円形脱毛症がストレスと関係しているのなら...
  • 円形脱毛症の本当の原因とは??

円形脱毛症はストレスが原因なの??

昔は円形脱毛症がなぜ起きるのか分かりませんでした。

そのため『鬼に舐められたからハゲてしまった』というようなことが本当に信じられていました。

また、円形脱毛症は人から人に移る病気ではないかと心配されたこともあります。

患者さんの病変部が感染するかのように増えていくからです。

原因が分からないと人は不安になるものです。

しかし、円形脱毛症を詳しく観察していると細菌やウイルスとは無関係なことが分かります。

当然、病変から細菌やウイルスが検出されることもありません。

円形脱毛症は感染症ではないので感染することはないのです。

感染の可能性のある白癬菌や梅毒による脱毛症という病気はありますが、円形脱毛症とは違う脱毛症です。

そこで昔の人は『円形脱毛症はストレスによる患者さん自身の何かの乱れが原因なのだ』と推測しました。

ストレスと円形脱毛症との関係を調べた研究は数多くあります。

しかし、はっきりと関連性を結論付けることができるような研究はありません。

小規模な信頼性の低い研究ばかりなのです。

というのもストレスは評価が難しい上に円形脱毛症の患者さんもそれほど多くないため研究が非常に難しいのです。

それにも関わらず円形脱毛症はストレスが原因という説が独り歩きしているのが現状です。

今の医学では円形脱毛症とストレスの因果関係は証明されていません。

円形脱毛症とストレスは関係ないと考えるのが正しいのです。

もし円形脱毛症がストレスと関係しているのなら...

駅前AGAクリニックは全国に4院あり各院と連携しております。

東京の新宿、大阪の梅田、京都の烏丸、岡山の駅前に位置しています。

もし円形脱毛症がストレスと関係しているのなら私達がそれに気づくことは出来ないでしょうか。

クリニックの位置の違いを利用して気づくことは出来ないでしょうか。

ストレスの評価は非常に難しいです。

自己評価は信頼出来ませんし、他覚的にストレスを評価するのも至難の業です。

そこで発想を変えてストレスが増える状況に注目するのです。

例えば災害に注目するという方法があります。

日本は災害大国です。

例えば2011年には東日本大震災、2016年には熊本地震、2018年には大阪府北部で地震がありました。

そのような震災時のストレスは大きく長期に及びます。

ストレスで円形脱毛症が本当に増えるなら、その地域の円形脱毛症の患者さんが増えるはずです。

実はこの様な研究がトルコで行われたことがあるのです。

『Effect of two consecutive earthquakes on outbreaks of alopecia areata.』

2002年にThe Journal of dermatologyでKavak A達が発表したものです。

これは1999年8月と11月にトルコ北西部で発生した大地震の発生前後の円形脱毛症の

発生率、性別、年齢、重症度などを比較したものです。

この研究では円形脱毛症と震災の関連性はないと結論が出ました。

最近あった大阪の地震でも大阪梅田院を受診される円形脱毛症の患者さんが増えることはありませんでした。

円形脱毛症の本当の原因とは??

ストレスが円形脱毛症の原因ではないとなると本当の原因は何なのでしょうか。

円形脱毛症では何が起きているのでしょうか。

最近の研究で円形脱毛症の正体が明らかになりつつあります。

円形脱毛症の正体は『毛包組織に対する自己免疫疾患』なのです。

人には免疫機能が備わっています。

免疫機能とは異物に対してそれを認識して排除する機能のことです。

この免疫が間違って自分の体を異物と認識して起きる疾患が自己免疫疾患です。

毛包組織を異物と認識してしまうことにより免疫が毛包を攻撃してしまうのです。

そのため円形脱毛症では感嘆符毛という特徴的な毛髪の所見が現れます。

これは毛髪の根元が免疫に攻撃されて萎縮している毛髪のことです。

毛髪の下の膨らみがなくなり外観が感嘆符のようにみえるのです。

このようにストレスは免疫システムの異常を引き起こすきっかけになる可能性はありますが円形脱毛症とは基本的には無関係なのです。

病理学的には毛包組織周辺にリンパ球を主体とした密な浸潤を観察できます。

そして、局所免疫療法やステロイドなどが効果的であったり、他の自己免疫疾患を合併することが多いのも円形脱毛症が自己免疫疾患であれば納得できます。

橋本病に代表される甲状腺疾患、尋常性白斑、SLE、関節リウマチ、I型糖尿病、重症筋無力症などの関連性が高いです。

なぜ自己免疫疾患が起きるのかまだ詳細は分かりませんが、ストレスが円形脱毛症の単一原因ではありません。

円形脱毛症の原因がストレスだという情報は治療の遅れにつながり非常に危険な状態と言えるでしょう。

— ポイント —

円形脱毛症の原因は『毛包組織に対する自己免疫疾患』

ストレスとは無関係

円形脱毛症の種類によって治療の遅れが致命的になる可能性

 

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