AGAの治療薬って海外旅行に持って行っても大丈夫なの??

AGA治療薬 海外

最近はテロの影響でセキュリティーも厳しくなってしまいました。

荷物のチェックもかなり厳しいです。

海外旅行は楽しく行きたいものですよね。

ところでAGAやFAGAの治療薬は海外に持って行っても大丈夫なのでしょうか。

薬剤を海外に持ち出すには日本を出国して飛行機に薬剤を持ち込んで渡航先の税関をパスしなければなりません。

色々な制約がありそうですよね。

薬剤でトラブルになったという話はよく聞きます。

今回は薄毛の治療薬を海外に持ち出す方法について駅前AGAクリニックの医師がご案内します。

— 目次 —

  • AGAの治療薬は海外に持って行けるの??
  • 英文の薬剤証明書って何??
  • 日本の薬剤の規制はどうなってるの?
  • アメリカにスピロノラクトンを持ち込む時の注意点は?

AGAの治療薬は海外に持って行けるの??

手荷物AGA

基本的にご自身で使っている薬剤を海外で使うことは悪いことではありません。

営利目的であったり、他人に渡すようなものはダメになります。

また、薬剤によっては国によっては禁止されているものもあります。

この辺りが注意点になります。

今回はAGAの治療薬がテーマです。

AGAに絞って考えてみましょう。

内服薬はフィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル、スピロノラクトン、駅前AGAクリニックオリジナルサプリメント辺りになりますよね。

外用薬はミノキシジルです。

この中には常習性のある麻薬や向精神薬は含まれていません。

特に危険とされる薬はないでしょう。

そのためご自身で使用する分に見合った量であれば海外に持っていけると思われます。

ただ、スピロノラクトンに関しては注意点があります。

これは後ろの項目で詳しく解説します。

航空会社に預けた荷物が遅れて届いたり別の国に行ってしまったりということは海外では普通のことです。

そのため薬剤は分散して荷物の中に入れていた方が安全だと思われます。

ミノキシジルの外用薬も100mlを超えるものではないので機内に持ち込める扱いになっているはずです。

成田空港の扱いでも液体の薬剤はそのようになっています。

気圧の関係でこぼれることがありますのでジッパーに入れておくといいでしょう。

駅前AGAクリニックの薬剤は当クリニックで分包していることが多いです。

海外では分包というのは珍しいシステムだったりします。

挙動がおかしいと思われたりすると、これは怪しい粉を固めたものだと認識される可能性もあります。

薬剤を没収されてしまうこともあるかもしれません。

そのため薬剤に関しては英文の薬剤証明書を持参されるのが安全だと思われます。

英文の薬剤証明書って何??

証明書AGA

駅前AGAクリニックの医師が薬剤をその患者さんのために処方したもので、薬剤は駅前AGAクリニックで分包されたものであり、他人に譲渡しないという証明書のことです。

これには医師のサインがあり医師がそれを保証しているのです。

そのため海外から問い合わせがクリニックに来た時に医師が税関の方に説明できるという利点があります。

各薬剤の詳細についても英文で記載されています。

また、麻薬などの持ち込みもしていないと分かりやすく書いてあります。

通常はこの証明書を求められることはありませんが、何かの疑惑をかけられた時に威力を発揮します。

この証明書は正式な文書ではありませんが、クリニックが後ろ盾をしているという証明になりますので信頼度がかなり高くなります。

海外で万が一、個室での尋問を受けるようなことになっても薬剤証明書があれば信頼してくれると思います。

作成にはある程度のお時間が必要なので前もってご連絡頂ければと思います。

日本の薬剤の規制はどうなってるの?

規制AGA

風邪薬や頭痛薬、下痢止めのような常備薬に関しては規制はありません。

AGAの治療薬も同じです。

営利目的と勘違いされるような量であれば税関で問題になる場合があるため渡航先の在日外国公館に問い合わせしておくのが無難です。

海外旅行程度では大丈夫だと思いますが留学となると持ち込み量が多いため問い合わせしておいた方がよいでしょう。

通常は1ヵ月程度では問題になりません。

2か月程度でも薬剤証明書があれば大丈夫なことが多いです。

麻薬や向精神薬に関しては規制があります。

麻薬は厚生労働大臣の許可を受けた「麻薬輸入業者」、「麻薬輸入業者」でなければ輸入、輸出することはできません。

事前に地方厚生局(支)長の許可を受けた場合のみ、自己の疾患の治療のために麻薬を携帯して輸出入することができるようになっています。

向精神薬に関しては麻薬及び向精神薬取締法でそれぞれの向精神薬ごとに出入国に携帯できる上限量が決められています。

これはアメリカなどでも同じようになっています。

例えば睡眠薬などはアメリカでは厳しい扱いをうけます。

睡眠薬は麻薬取締法に含まれているのです。

これで逮捕されてしまった方もいますのでご注意ください。

郵送での配達も違法な輸出入となりますので注意が必要です。

アメリカにスピロノラクトンを持ち込む時の注意点は?

AGA注意

利尿剤をパイロットに飲ませてハイジャックを試みた事件がありました。

そのため利尿剤の機内持ち込みを制限している場合があります。

各航空会社の規定によってこの辺りの扱いは異なると思われます。

また、アメリカのように持ち込みそのものを税関で申告するようにとしている国もあります。

AGAポイント

アメリカにスピロノラクトンを持ち込むための注意点

① 薬剤に適切な表示が必要です。

② 滞在に必要な量と予備だけを持参してください。

③ 使用方法などの指示を明示した主治医からの英文証明書が必要です。

④ 必ず税関で申告してください。

⑤ 連絡のとれる主治医の電話番号を明記してください。

 

いかがでしょうか。

税関でいちいち薬剤の申告をしている方は少ないと思います。

申告義務のある項目の中に薬剤がない場合がほとんどだと思います。

その場合は申告義務はありません。

何かの取り調べを受けた時に備えて薬の説明ができればそれでいいのかもしれません。

そして、各国のルールはいつ変わるのか分かりません。

渡航先の在日公館にお問い合わせするのが一番確実です。

たた、滞在期間が長い場合やご自分での説明に自信がない場合は英文での薬剤証明書が役に立つと思います。

駅前AGAクリニックは患者さんに寄り添ったクリニックでありたいと思っております。

英文での薬剤証明書が必要な場合は前もってご連絡ください。

全国4院、東京新宿、大阪梅田、京都烏丸、岡山のすべてのクリニックで上記のようなイレギュラー対応にも柔軟に対応しております。

毛髪総合クリニックですので男性のAGAはもちろん女性の薄毛(FAGA)の治療円形脱毛症の治療もおこなっております。

執筆者
田坂洋介
2005年3月 昭和大学医学部卒業
2005年4月 昭和大学医学部付属初期臨床研修センタにて初期臨床研修開始
2007年4月 川崎市立川崎病院 麻酔科後期研修開始
2009年4月 麻酔科標榜医取得
2015年4月 大手毛髪専門クリニックで多数の症例を経験
2017年12月 駅前AGAクリニック大阪梅田院院長
資格:医師免許、麻酔科標榜医、麻酔科学会専門医、麻酔科学会指導医

駅前AGAクリニック【全国13院 東京新宿院東京北千住院京都烏丸院大阪梅田院岡山院鹿児島院 など】

無料相談・ご予約(受付時間11:00-20:00)0120-722-969

カウンセリングWEB予約(無料)