AGAの治療効果がない5つの原因とは!?よくある原因について

すでに他院でAGAの治療はしているけれども効果がありません。

私のAGAは治せないのでしょうか。

このようにおっしゃる患者様が駅前AGAクリニックに多く訪れています。

治療をしているのに毛髪が増えない理由は何なのでしょうか。

今回はよくある原因について駅前AGAクリニックの医師が解説してみましょう。

— 目次 —

① 一つ目の原因・・・治療が弱い!

これが最も多い理由だと思います。

5αリダクターゼ阻害薬(デュタステリドやフィナステリド)のみで治療してミノキシジルタブレットを使っていない患者さんが多いです。

また、5αリダクターゼ阻害薬もデュタステリドではなく効果の弱いフィナステリドを選ばれていることが多いです。

5αリダクターゼ阻害薬はヘアサイクルを正常化する薬剤です。

薄毛の治療で最も重要な薬剤ですが、その性質上、効果の発現が遅いのです。

これは正しい治療と言えるのでしょうか。

本当に患者さんの希望通りの治療が出来ているのでしょうか。

患者さんの治療に対するイメージをくみ取れなかったクリニック側にも責任があることが多いのではないでしょうか。

どの位の治療でどの程度の効果があるのかについては患者さんとクリニックでイメージのすり合わせを行うべきでしょう。

しかし、患者さんがクリニックに相談しても対応してくれないクリニックも多いです。

というのもクリニックによってはどの程度の治療でどの程度の効果があるか分かっていないことがあるからです。

患者さんが望まれている治療方法をしっかり提案しきれないクリニックや病院は残念ながら実力不足なのかもしれません。

AGAの原因はヘアサイクルにある!!

そもそもAGAはどのような病気なのでしょうか。

AGAのメカニズムを理解するにはDHT(ジヒドロテストステロン)とヘアサイクルの関係を理解する必要があります。

毛髪は生えたり、抜けたりを繰り返しています。

これをヘアサイクル(毛周期)と言います。

このヘアサイクルはホルモンの影響を受けて長くなったり、短くなったりします。

男性ホルモンはこれを短くし、女性ホルモンは長くします。

特にDHTはこれを短くする作用が強いと分かっています。

ヘアサイクルが短くなると毛髪は十分に育つ時間が取れなくなってしまいます。

そのため、軟毛化と言われるAGAに特徴的な変化が出てきます。

次に、休止期毛が目立ち始め、毛髪の本数が減ってきます。

最終的に毛母細胞が弱ってしまい二度と毛髪が生えなくなってしまいます。

5αリダクターゼ阻害薬は時間がかかる!!

フィナステリドやデュタステリドはヘアサイクルを短くするDHTを合成出来なくします。

精巣で作られたテストステロンがDHTになるには5αリダクターゼという酵素の働きが必要です。

5αリダクターゼ阻害薬はこれを阻害してDHTを作れなくしているのです。

AGAの毛包のヘアサイクルは数カ月程度まで短くなっていることが多いです。

ヘアサイクルは通常は2年~6年なので、これが正常化すると毛髪は増えて行きます。

しかし、これには年単位の時間が必要なのです。

これが5αリダクターゼ阻害薬の効き方の特徴です。

つまり年単位で毛髪が増えて行くような、ゆったりとした薬剤と言えるでしょう。

② 二つ目の原因・・・薄毛がひどすぎる!

AGAの治療効果は患者さんの状態によって大きく変わります。

同じ薬剤で同じ治療を行っても、患者さんによって治療の効果が大きく違います。

この違いの原因は毛母細胞の元気さにあります。

AGAは進行と共に毛母細胞の数が減って行きます。

最終的には毛母細胞が死んでいなくなってしまうのです。

そうなると、スキンヘッドのようにツルツルになってしまいます。

これはヘアサイクルが早まることによって毛母細胞に負担がかかり、毛母細胞が死んでしまうからだと考えられます。

そのため、AGAの程度が強い場合や局所的に症状が強い場合は治療を行っても反応が悪くなってしまうのです。

このような場合はデュタステリドやミノキシジルを使った強い治療が必要になります。

減少してしまった毛母細胞を元気にする必要があるからです。

駅前AGAクリニックでは患者さんに合わせた治療を心掛けております。

どの程度の治療効果を出していきたいのかによって治療方法も当然、変えて行くべきだと考えております。

維持療法、発毛療法など単純な強弱の治療メニューでは全ての患者さんにご納得頂けるとは考えておりません。

ご納得できるまで医師やカウンセラーにご相談ください。

③ 三つ目の原因・・・女性の薄毛の治療は難しい

AGAクリニックで女性の薄毛の治療を行っているクリニックは少ないです。

女性は男性と違いAGAの進行がゆっくりですが、治療効果を出すにも時間がかかります。

また、男性のように少ない薬剤で簡単に治らない患者さんが多いです。

そのため、基本的に多剤を組み合わせて治療して行く必要があります。

女性においても薄毛の根本原因は男性ホルモンです。

そのため、駅前AGAクリニックでは男性ホルモンに主体をおいた治療を積極的に行っております。

具体的にはスピロノラクトンやフィナステリドです。

これらの薬剤を上手く使いこなすことによって女性の薄毛の治療も可能になるのです。

治療にはミノキシジルも当然使用します。

そのため、かなりの種類の薬剤の組み合わせが考えられます。

この辺りの選択も難しく、女性の薄毛の治療の難易度は高いと思われます。

女性の薄毛を積極的に治療できるクリニックが少ないのもそういった事情があるのです。

④ 四つ目の原因・・・ネットで購入した薬剤が偽物だった!!

薄毛の治療を安く行うためにネットで薬剤を購入されている患者さんも多いです。

この方法の一番の問題点は正しい治療が出来ないことです。

例えば、ミノキシジルの外用薬のみを使っていたり、AGAの程度が強いのにフィナステリドを使っていたり、若くて先が長いのに弱い治療をしている方などです。

このような治療方法だと薄毛が進行していくのは時間の問題です。

また、偽物の確率が非常に高いです。

本物であったとしても驚くことに内容量がかなり適当だったりします。

せっかく生えていた毛髪が急に抜けて来たりすることも多いです。

AGAやFAGAの治療は長く続けていくので偽物に当たる可能性も高いと思われます。

駅前AGAクリニックグループにはこのような患者さんが多くいらっしゃいます。

クリニックで処方される薬剤は安心ですし、採血で副作用の有無も観察しております。

また、万が一、副作用が出た場合の対応もしっかり行えます。

トラブルが起きる前に薄毛の治療はクリニックに切り替えた方が安心でしょう。

⑤ 五つ目の原因・・・元々、薄毛ではなかった!!

薄毛の治療はやればやるほど毛髪が生えるという訳ではありません。

元々がそれほどAGAではなかった場合はそれほどヘアサイクルも乱れていません。

いくら治療しても効果がなかったりします。

このような軽度のAGAの患者さんは治療というより予防という立ち位置での治療が最適なのではないでしょうか。

当院では不必要な治療はお勧めしておりません。

患者さんの現在の状態や目標に照らし合わせて治療方法をご提案させていただきます。

そのため、当院の治療はオーダーメイド制をとっております。

必要な薬剤を必要なだけご購入できる体制を整えております。

このような場合は、無駄を省いて治療費用も安くなる可能性がございます。

AGAの治療は安心できめ細やかな駅前AGAクリニック

以上、AGAの治療の効果がない代表的な5つの原因でした。

このようなことにならないためにはどうすれば良いのでしょうか。

それは個々の患者さんに合わせた、きめ細かな治療を行うことに尽きます。

当クリニックでは初診時のカウンセリングにかなりの時間をかけています。

皮膚科のような保険診療が主体のクリニックでは真似が出来ないでしょう。

また、美容クリニックで片手間に薄毛の治療を行っているクリニックでも難しいと思います。

AGAの治療は多くのクリニックで行っていますが、少しでもご不満があるのであれば、私達にご相談ください。

きめ細やかな治療を一度体験されてみてはいかがでしょうか。

執筆者
田坂洋介
2005年3月 昭和大学医学部卒業
2005年4月 昭和大学医学部付属初期臨床研修センタにて初期臨床研修開始
2007年4月 川崎市立川崎病院 麻酔科後期研修開始
2009年4月 麻酔科標榜医取得
2015年4月 大手毛髪専門クリニックで多数の症例を経験
2017年12月 駅前AGAクリニック大阪梅田院院長
資格:医師免許、麻酔科標榜医、麻酔科学会専門医、麻酔科学会指導医

駅前AGAクリニック【全国13院 東京新宿院東京北千住院京都烏丸院大阪梅田院岡山院鹿児島院 など】

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