薄毛になる5つの原因とは?自分でできる改善方法と治療法を解説!

薄毛 原因

薄毛は男性にとっても、女性にとっても深刻な美容上のお悩みの1つではないでしょうか。髪の毛が薄くなると、年齢よりも老けてみられてしまいますし、将来髪の毛がなくなってしまうのではないかと心配になることもあるでしょう。

では、なぜ髪の毛が薄くなってしまうのでしょうか。髪の毛が薄くなる原因は実に様々であるため、まずは自分の髪の髪の毛がなぜ薄くなっているのか、原因を知ることが重要です。

今回の記事では、髪の毛が薄くなる5つの原因をご紹介するとともに、薄毛を改善する方法について解説しています。気が付いたら髪の毛が薄くなっていた方や、薄毛の原因や治療法を知りたい方は参考にしてみて下さい。

— 目次 —

薄毛になる5つの原因

それでは早速ですが、薄毛になる5つの原因をご紹介します。薄毛の原因は実に様々で、男性と女性で原因が異なることもあります。まずは自分の薄毛の原因を知ることから始めましょう。

AGA(男性型脱毛症)

男性に見られる薄毛の多くが、AGA(男性型脱毛症)の発症に伴うものと考えられています。AGAは思春期以降の男性に見られる脱毛症で、いわゆる若はげもAGAに伴って起こると考えられています。

AGAが他の脱毛症と違って厄介なのが、薄毛が徐々にかつ確実に進行するという点です。いったんAGAを発症した場合、完治することは難しいと考えられています。

そのため、なるべく早めに治療を開始し、年齢相応の毛髪量を取り戻したり、現在の髪の毛のボリュームを維持したりすることが重要となります。

遺伝

薄毛になる原因としては遺伝も挙げられます。例えばAGAを発症する要因の1つに5α-リダクターゼの存在が挙げられます。

5α-リダクターゼは男性ホルモンの一種であるテストステロンを、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)へと変化させる役割を持っています。 5α-リダクターゼの活発度は遺伝によって左右されるため、遺伝的に5α-リダクターゼが活発に働く方の場合、AGAによる薄毛を発症しやすくなるのです。

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れも、薄毛を引き起こす原因となります。例えば、脂っこい食べ物やジャンクフード、スナック菓子などを好んで食べる食習慣を続けていると、皮脂の過剰な分泌によって頭皮環境が悪化し、抜け毛のリスクを高める可能性があります。

また、睡眠不足や疲労状態が続くと、睡眠の質が低下します。私たちの体内では寝ている間に活発な細胞分裂が起こります。髪の毛も毛母細胞が分裂することで成長するため、睡眠不足や疲労によって睡眠の質が低下すると、抜け毛や薄毛のリスクを高める結果となるのです。

ストレス

ストレスは万病の元と言われますが、髪の毛や頭皮にとっても例外ではありません。ストレス状態が続くと、自律神経の内、交感神経が優位に傾きます。

交感神経が優位に傾くと、血管が収縮するため、血液の循環が悪くなります。血液の循環が悪くなると、髪の毛が成長するための栄養が不足するため、薄毛のリスクを高める結果となります。

また、ストレスによって皮脂の分泌量が増大した場合、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)にともなう抜け毛のリスクを高める可能性もあります。

間違った方法のヘアケア

毎日ちゃんとシャンプーをしているのに、排水溝に詰まる抜け毛の量が増えているような場合、ヘアケアの方法が間違っているのかもしれません。

例えば、肌質に合わないシャンプーを使い続けると、頭皮環境が徐々に悪化し、抜け毛のリスクを高める可能性があります。

特に洗浄力の強いアルコール系のシャンプーを使っていると、頭皮を守るべき皮脂が減少し、頭皮バリアの機能が失われます。その結果、薄毛のリスクを高めることがあります。

正常なつむじの3つの判断基準

薄毛は男性にも女性にも見られるお悩みですが、男女ともにつむじ周りが薄くなるケースも少なくありません。では、正常な状態と薄毛を発症している時とでは、つむじにどのような違いがあるのでしょうか。

最初にお断りしておきますと、正常なつむじの判断基準にこれといった決まりがあるわけではありません。ですが、薄毛の方の場合、つむじ周りに次のような変化が見られます。

頭皮の色

正常なつむじ周りの頭皮は、やや青白っぽい色をしています。また、頭皮の肌理が細かく、透き通ったような状態です。青白く見えるのは、頭皮下にある毛包が透けて見えているからです。

薄毛を発症している場合、つむじ周りの頭皮が赤くなっていたり、黄色や茶色がかっていたりします。その場合、頭皮に炎症や日焼け、血行不良を起こしている可能性が疑われます。

つむじ部分の毛量や毛の細さ

正常なつむじの場合、髪の毛が太くて起き上がっているため、髪の毛のボリュームが感じられます。ですが、薄毛を発症している場合、髪の毛のボリュームが減少する傾向にあります。

また、薄毛を発症している場合、つむじ周りの髪の毛も細くなっており、余計に髪の毛のボリュームが減少する結果となります。

地肌が見えるか

つむじは髪の毛が渦を巻いている場所であるため、その他の箇所に比べると、髪の毛の本数が少なく見えるものです。

しかし、つむじの生え際を中心として、地肌の目立つ場所が広がっているような場合、薄毛を発症している可能性が疑われます。

自分でできる薄毛の改善方法

髪の毛のボリュームが減少している場合や、抜け毛の量が増えている場合、何らかの脱毛症を発症している可能性があります。

どのような脱毛症に対しても言えることですが、なるべく早めに対処することで、症状の進行を抑えたり、髪の毛のボリュームを取り戻したりすることが期待できます。そこで、自分でできる薄毛の改善方法をご紹介します。

頭皮ケアの方法を見直す

抜け毛の量が増えたり、髪の毛のボリュームが減少したりしているのは、もしかしたら普段の頭皮ケアを誤っているからかもしれません。

例えば、市販のアルコール系シャンプーを使っていると、頭皮を守るべき皮脂が根こそぎ洗い流されてしまい、頭皮環境の悪化による抜け毛を招く可能性があります。

その場合、育毛用シャンプーや薬用シャンプーを使い、頭皮環境を改善することが求められます。また、頭皮が赤くなっている場合、血行が悪くなっている可能性もあります。

血行が悪くなると、髪の毛を成長させるための栄養が不足することに繋がります。そのため、普段から頭皮マッサージをするなどして、頭皮への血行を促進することが重要です。

生活習慣を見直す

女性にみられる薄毛や、若い方に見られる薄毛には、生活習慣が関わっていることも少なくありません。特に女性に多く見られるのが、極端なダイエットにともなう栄養不足の結果として起こる薄毛です。

髪の毛も私たちが食べたものから作られているため、極端な食事制限を行うと栄養不足に陥り、粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)などの発症リスクを高める結果となります。

また、髪の毛が健康に成長するためには、良質の睡眠も欠かせません。髪の毛は毛母細胞が分裂することで成長するのですが、睡眠不足に陥ると、細胞分裂が不活発になってしまいます。

日頃から栄養バランスの取れた食事メニューを考え、良質の睡眠をとるように意識することが、抜け毛や薄毛を予防することに繋がります。

市販の育毛剤・発毛剤を使う

自分でできる薄毛の改善法としては、市販の育毛剤や発毛剤を使うという方法もあります。育毛剤の中には、髪の毛の成長をサポートしたり、血行を促進したりする成分が含まれています。

薬局やドラッグストアで購入できる発毛剤としては、大正製薬のリアップシリーズなど、ミノキシジルを配合した外用薬(塗り薬)が挙げられます。

育毛剤は天然由来成分から作られているため、化学的に製造された医薬品のような副作用のリスクがありません。ただし、育毛剤は現在生えている髪の毛の成長をサポートするものであり、発毛を促進するものではないので注意が必要です。

薄毛の治療ならAGA専門クリニックがおすすめ

薄毛の原因は実に様々であるため、まずは薄毛の原因を突き止めることが重要です。原因が分からずに自己判断で対処しているうちに、薄毛が進行してしまうケースも少なくありません。

そのため、なるべく早めにAGA専門クリニックを受診し、薄毛の原因をハッキリさせることが求められます。ここでは、AGA専門クリニックにおける治療法や、費用の目安についてご紹介しています。

AGA専門クリニックの治療内容

AGA専門クリニックでは、1人1人に合ったオーダーメイドを行っています。主な治療法としては、次のような方法が挙げられます。

内服薬

AGA専門クリニックで用いられている内服薬としては、フィナステリドを有効成分として配合しているプロペシア、および、デュタステリド有効成分として配合しているザガーロをが挙げられます。

両剤とも男性に見られる特徴的な薄毛である、AGAの治療薬として知られています。フィナステリドやデュタステリドには、AGAを引き起こす元となる5α-リダクターゼの働きを阻害する作用があります。

外用薬

薄毛の治療に用いられる外用薬としては、ミノキシジル外用薬が挙げられます。ミノキシジルには、局所の血行を促進したり、発毛シグナルを促したりする働きがあります。

フィナステリド錠やデュタステリド錠に関しては、男性ホルモンに作用する治療薬であるため、女性が利用することは原則として禁止されています。

しかし、ミノキシジルに関しては、女性の使用も認められており、女性の薄毛を改善する場合によく用いられています。

メソセラピー

メソセラピーは髪の毛の成長因子(グロースファクター)を頭皮下に直接注入する治療法です。かつては注射針が使われていましたが、最近はノンニードル法が確立されてきており、それほど痛みを感じずに治療が受けられます。 メソセラピーに関しても、男性だけでなく女性も受けることが可能です。内服薬や外用薬よりも早期に治療効果を実感できる点がメリットとなっています。

植毛

薄毛の範囲があまりにも広くなってしまった場合、自毛植毛が検討されることもあります。かつては人工植毛も広く行われていたのですが、現在では薄毛の治療法としてあまり推奨されない治療法となっています。

自毛植毛は、後頭部などの健康な毛包を、薄毛が気になる箇所へと移植する治療法で、移植した髪の毛は抜けてもまた生えてくる点がメリットです。デメリットとしては、治療費が高額になることが挙げられます。

AGA専門クリニックの費用相場

AGA専門クリニックにおける治療には、原則として健康保険が適用されません。そのため、クリニックによって治療費や薬代は異なっています。ここでは、先述した治療の費用の目安についてご紹介しています。

薄毛の進行度合い 治療法 費用の目安
軽度~中等度 フィナステリド錠 1ケ月あたり3,500円~5,000円
軽度~中等度 デュタステリド錠 1ケ月あたり7,000円~10,000円
軽度~中等度 ミノキシジル 1ケ月あたり5,000円~15,000円
中等度 メソセラピー 1回あたり20,000円~80,000円
重度 自毛植毛 3,000本を植毛する場合、1,000,000円~1,800,000円

AGA治療に関するご相談なら

薄毛というと男性だけの問題だと考えられがちですが、女性であっても薄毛に悩まされている方は少なくありません。薄毛の原因は実に様々であるため、まずは原因を特定することが重要です。

仮に薄毛がAGAによって起こっている場合、なるべく早めに治療を開始することが求められます。AGAは進行型の脱毛症であるため、対策を講じないと薄毛が徐々にですが進行してしまうからです。

駅前AGAクリニックでは、内服薬や外用薬、メソセラピーといった治療を組み合わせ、1人1人に合ったオーダーメイド治療を行っています。

カウンセリングは無料で行っておりますので、薄毛に関するお悩みや、治療費に関するご相談など、なんでも気軽にお問い合わせ下さい。


長谷川 誠
2011年 千葉大学医学部を卒業
2011年 千葉県立病院群にて初期臨床研修
2013年 千葉大学医学部附属病院麻酔・疼痛・緩和医療科に入局
2015年 麻酔科標榜医取得
2017年 開院した駅前AGAクリニック大阪梅田院に非常勤医師として勤務 AGA、FAGA、円形脱毛症等、多数の患者様の発毛治療にあたる
2020年 AGA診療指導責任者に就任、東京北千住院の院長に就任
2021年 駅前AGAクリニック三重四日市院 院長
麻酔科標榜医、麻酔科専門医

駅前AGAクリニック【全国13院 東京新宿院東京北千住院京都烏丸院大阪梅田院岡山院鹿児島院 など】

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