円形脱毛症に使える?フロジン外用液の効果と副作用について

円形脱毛症の治療は皮膚科で行われることが多いです。

皮膚科でよく処方されることがある薬にフロジン外用液があります。

緑色の液体でかなり見た目にインパクトのある存在です。

当クリニックを受診される患者さんにもこれを処方されている患者さんが多いです。

使い勝手の評判は正直いまいちです。

これを塗るのに抵抗がある患者さんは多いです。

一日数回も使用するのですが、その匂いが独特でおじさんの匂いと表現されることもあります。

頻繁に処方される薬剤ですが、本当に円形脱毛症に効果的なのでしょうか。

また、これはその他の薄毛にも効果があるらしいのです。

本当にAGAや女性の薄毛のFAGAにも効果があるのでしょうか。

今回のテーマはフロジン外用液です。

駅前AGAクリニックの医師がフロジン外用液について語ります。

— 目次 —

フロジン外用液とは

フロジン外用液とはカルプロニウム塩化物を主成分に含んでいる医薬品です。

発毛促進、抜け毛の予防の効果があると言われています。

フロジン外用液は、1969年から発売されている歴史ある薬剤です。

フロジン外用液のクリニックの処方では通常は5%が使われています。

後発薬としてアロビックスという医薬品もあります。

カロヤンなどの市販品もあるのですが、その場合は低濃度のものとなります。

頭皮に使用すると血管拡張作用により血流が良くなり毛髪に栄養が行きわたるという薬剤なのですが、現在では円形脱毛症の方によく使われています。

AGAや女性の薄毛でも使われますが、その出番は減ってきているようです。

でも女性の薄毛の治療薬は選択肢が少ないため効くのであればどんなものか知りたいですよね。

それでは、まず円形脱毛症でのフロジン外用液の効果から見てみましょう。

フロジン外用液の効果について

ガイドライン上では効果が期待できる医薬品

日本の医師は日本皮膚科学会が策定した『日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017年版』というガイドラインを参照しています。

フロジン外用液のガイドラインでの位置づけは単発型および多発型の症例に併用療法の一つとして行ってもよいという結論です。

強く推奨されている治療ではないものの、他の治療を行いながら併用して良いとされている薬です。

具体的な根拠は1960年代のランダム化比較試験で1~2カ月間の5%カルプロニウム塩化物の外用薬がプラセボと比較して有意な発毛効果があったということ、セファランチン内服との併用療法における1件の非ランダム化比較試験でカルプロニウム塩化物の外用薬との併用はグリチルリチン内服との併用に比べて効果的だったという研究に基づいています。

他にカルプロニウム塩化物単独またはグリチルリチン、セファランチン、局所免疫療法、ステロイド外用、雪状炭酸圧抵法などを併用した4件の症例集積研究で外用前と比較して脱毛範囲が縮小したというものもあります。

こういった経緯から、フロジン外用液は薄毛や抜け毛に効果のある医薬品として地位を確立してきました。

頭皮の血流を増やしても免疫に与える影響はあまりないのかもしれません。

このような効果の乏しいフロジン外用液をわざわざ治療に使う必要はないと思います。

一日数回のおじさんの匂いに耐えてもそれほど効果は期待できないでしょう。

では女性の薄毛やAGAに対してはどうなのでしょうか。

AGAや女性の薄毛にもフロジン外用液は効果あるの?

前述で、フロジン外用液は円形脱毛症治療に効果があると説明しましたが、女性の薄毛や抜け毛には効果があるのでしょうか?
基本的にはAGA治療では、DHT(ジヒドロテストステロン)の産生を減らす効果のあるプロペシアやザガーロが、女性の薄毛の場合は、スピロノラクトンが使われるのが一般的です。

フロジン外用液と同じように血流をよくする薬剤ではミノキシジルが圧倒的な効果が出ているため、フロジン外用液の出番がなくなって来たのです。

では、実際のところフロジン外用液はAGAやFAGAに対してどれだけ効果的なのでしょうか。

ここでも日本皮膚科学会のガイドラインに登場して貰いましょう。

『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』です。

この中の扱いはどうなっているのでしょうか。

『男性型脱毛症に対する4件の症例集積研究と1件の非ランダム化比較試験が実施されている。
被験者の中に女性が含まれている試験はあるが、女性型脱毛症に対する臨床効果を検討した試験は実施されていない。』
となっています。

つまり、フロジン外用液でのAGAとFAGAのまともな研究は行われていないということなのです。

フロジン外用液を使うならミノキシジル外用剤と併用ということになるかと思いますが、ミノキシジルの効果がかなり高いため、フロジン外用液をわざわざ使用するまでもないということになります。

ただし、AGAやFAGAには毛細血管の血流が落ちることによる毛母細胞の減少という要因があります。

また、AGAやFAGAには高血圧や高脂血症、メタボリックシンドロームや心血管系障害との関連性もあります。

この要因が大きな方であれば、フロジン外用液が効果的な可能性も否定はできません。

フロジン外用液の副作用について

次に、フロジン外用液の副作用についてです。

結論から言うと、フロジン外用液の副作用の発症の確率は極めて低いです。

ですが、発症する確率がゼロではありません。

ですので、適切な使い方や自身の体質を考慮して使用する必要があります。

副作用は以下の2種類です。

  • 1.発赤や痒みなどの過敏症
  • 2.局所発汗、熱感、刺激痛などのアセチルコリン様の作用
  • 例えば、塗布直後に全身発汗とそれに伴う悪寒、戦慄、嘔気、嘔吐等があるかもしれないということです。

    その場合は使用を中止して水で洗い流すようにしましょう。

    フロジン外用液の使い方について

    フロジン外用液の使い方についてですが、以下の点を注意して使用してみてください。

  • 1日2〜3回の適量を脱毛している箇所に塗布してください。
  • 尋常性白斑の方は、1日3〜4回の適量を塗布してください。
  • 眼に入れないよう注意してください。
  • 使用を忘れてしまった場合は、1回分飛ばしてください。
  • 当然のことですが、使用中にかゆみや発疹などのアレルギー反応が出た場合は、使用を控えてください。

    円形脱毛症でフロジン外用液が効かない場合の対処法

    他の治療薬で治療する

    フロジン外用液以外の治療法としては、ミノキシジルはいかがでしょうか。

    ミノキシジルは、血管の拡張し、血流を良くすることで、毛細胞に必要な栄養素を届けてくれる効果があります。
    これにより、発毛を促進する効果があると言われています。

    当院では、ミノキシジルを1ヶ月5,000円〜から処方することができます。

    気になった方は、まずは無料でカウンセリングを実施しているので、お気軽にお問い合わせください。

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    【最新技術】メソセラピーで薄毛を改善してみる

    駅前AGAクリニックグループにはメソセラピー局所免疫療法という最新の治療方法があります。

    これは円形脱毛症に治療効果がある自費診療の治療方法となります。

    局所免疫療法やステロイドの局所注射でも治療出来ない円形脱毛症に対しても治療効果が見込める最後の砦となる治療方法です。

    副作用の宝庫の治療方法であるステロイドの全身投与を行う前に是非ご検討ください。

    メソセラピー局所免疫療法にはほとんど副作用がありません

    ステロイドの全身投与よりも圧倒的に優れた治療方法だと自負しています。

    また、この治療方法のもう一つの特徴はAGAやFAGA(女性の薄毛)の治療も同時に行えることです。

    円形脱毛症の治療を行いつつAGAやFAGAも治せてしまう画期的な治療方法がついに誕生したのです。

    こちらも、AGA治療の選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

    まとめ

    いかがだったでしょうか。

    今回はフロジン外用液の効果から副作用など紹介してきました。

    現在、フロジン外用液は、発毛効果や抜け毛効果があると言われていますが、ミノキシジルの方が人気なため、多くの方に浸透していないかと思います。

    AGAや薄毛治療を始める際は、自分に合った治療法が一番の治療法だと思います。

    当院では、無料でカウンセリングを実施し、患者様に合った治療法をご提案させていただいています。

    下記のボタンから、無料でカウンセリングの申し込みができるので、気になった方は確認してみてください。

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