ミノキシジル外用薬は濃度によって効果が違うって本当?

ミノキシジル
今回の記事は、発毛剤として使われるミノキシジル外用薬の濃度についてご説明していきます。

ミノキシジル外用薬の濃度の種類は約20種類もあると言われていますが、果たして、ミノキシジルの濃度によって発毛効果も変わってくるのでしょうか。

今回はそのあたりをお話していきたいと思います。

— 目次 —

ミノキシジルとは

まずは、ミノキシジルという薬はどんな薬なのか見ていきましょう。

そもそも、ミノキシジルは、最初からAGAの治療薬として開発されたわけではありません。

元々は、高血圧の治療ための血圧降下剤として開発されました。

血圧降下剤の副作用として多毛症の報告があり、ミノキシジルには発毛効果があるのではと考えられ、開発されたというわけです。

プロペシアやザガーロはAGAの進行を抑える効果がありましたが、発毛作用はなく、ミノキシジルを使うことで髪を増やすことができるとわかってからは、プロペシアとミノキシジルのようなセットでの治療が一般的になりました。

現在ミノキシジルを使用した治療では、ミノキシジルを頭皮に塗布して使う外用薬、錠剤タイプで服用する内服薬、頭皮に直接注入するAGAメソセラピーで使われています。

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ミノキシジルの濃度によって効果が違うの?

ミノキシジル外用おすすめの濃度は?

ここで、気になるのがミノキシジルの濃度によって効果が変わるかどうかです。

濃度によって効果が変わるのかをリアップシリーズの開発元として知られる大正製薬が、臨床試験を実施していたので、その時のデータを参考に見ていきましょう。

その臨床試験のテーマは、濃度1%のミノキシジルと濃度5%のミノキシジルのどちらが効果的かです。

臨床実験の結果から、5%製剤の方が1%製剤よりも発毛効果があるとわかりました。

参考記事:https://brand.taisho.co.jp/riup/minoxidil/08-noudo/
医師による脱毛部位の改善評価でも、5%製剤では、91%の方が効果を実感したどうです。

ミノキシジルの濃度は濃いがほうが、効果的という事が判明しましたが、濃度を上げればその分、副作用のリスク等も高まるので、あくまで医師の判断を仰ぐようにしましょう。

ミノキシジルの濃度の種類はどのくらいあるの?

ミノキシジル外用はどんな濃度があるの?

現在国内、海外で入手可能な外用ミノキシジルの濃度は1~16%のものがあり、種類としては約20種類程度があります。

日本で入手するには、基本的には医師に処方してもらうか、厚生労働省が認可した市販の発毛剤を買うことができます。

もちろん個人輸入も可能ですが、本来高血圧治療のための薬という背景もあり、また模造品も多数流通しているため、個人輸入、使用には重大なリスクがあるためお勧めできません。

ですので、個人でミノキシジルを輸入するのではなく、医師と相談して自身に合ったミノキシジルの濃度を知ることをお勧めします。

おすすめしている濃度のタイプについて

駅前AGAクリニックでのおすすめしている外用ミノキシジルの濃度とタイプについて

当院ではほぼ全ての濃度のミノキシジルを取り扱っております。
また外用薬のタイプとしてフォームタイプ、リキッドタイプ、塗り薬タイプなど、使用用途に合わせて様々なタイプをオーダーメイドで作成しております。

フォームタイプ:整髪料のムースのようなイメージです。
流れにくいため、ピンポイントでの使用に向いています。
使い勝手が良いので、面倒なのが苦手な方におすすめしています。

リキッドタイプ:広範囲にご使用して頂けます。
フォームタイプに比べると、液体なので取扱いは面倒ですが、より高濃度を希望される方におすすめしています。

塗り薬タイプ:生え際など、液状では流れてしまいやすい場所にご使用いただきます。

考え方として、外用ミノキシジルは当然頭皮に直接塗ることで効果が出ます(髪の毛に塗っても意味はない)ので、高濃度のリキッドタイプが一番効果的です。

ただやはり液体でべたつきますので、外出時にはフォームタイプを使用し、夜洗髪後はリキッドタイプを使用するといったように、組み合わせての使用をする場合もあります。

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ミノキシジルの外用薬の使用方法について

ミノキシジル外用製剤の正しい塗り方は?

使用方法について

朝晩と2回、可能であれば洗髪後に使用するようにしましょう。

頭皮のよごれ、角質をしっかり落としてからの使用が効果的です。

なかなか朝の洗髪の時間がない人でも、夜はしっかりシャンプーしてから使用してください。

また洗髪後、しっかり髪、頭皮を乾かしてから使用することが重要です。

頭皮や髪に水分があると、薬液が薄まってしまい、効果が落ちる可能性があるからです。

使用量について

使用量の目安としては、1回に1mlが理想です。

多く使用したからと言って、効果が高まるとは限らないので、使用量ついては注意してください。

他の治療薬と併用してみる!

その効果が立証されているミノキシジルの外用療法ですが、並行して他の治療薬と一緒に治療することもお勧めしています。

ミノキシジルは発毛を促進させる治療薬なので、発毛と同時に抜け毛を予防する効果のあるプロペシアやザガーロと一緒に治療する患者さんが多いです。

また、プロペシアやザガーロ以外にも、ビタミンなどの補充療法、オーダーメイド発毛メソセラピーを併用することによって、その相乗効果でより高い治療効果を実現することができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

AGA治療薬の中でもミノキシジルは有名で欠かせない治療薬ですが、どの濃度のミノキシジルを使えばよいかなど、自分で判断することは難しいですよね。

また、今まで他の育毛剤や発毛剤を利用してきたけれど、効果がイマイチ実感できなかったという人もいらっしゃると思います。

そのような患者さまも、オーダーメイドの複合的な治療をすることにより、かなり早期から発毛効果を実感される方が多いです。

もちろん女性の薄毛(FAGA)についても同様です。

当院では東京新宿、大阪、京都のすべてのクリニックにおいて豊富な治療経験によりミノキシジルの適切な内服調整を行っております。

患者様にあったミノキシジルの濃度や服用量などご提案しているので、まずは、お気軽に無料のカウンセリングに足を運んでみてください。


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