ドライヤーの抜け毛でやばいのは30本?50本?おすすめの対策も紹介!


日本人の毛髪はおよそ10万本あるとされており、そのうちの0.1%程度が毎日抜けては生え変わっています。


抜け毛が起こるタイミングはさまざまですが、特に髪の毛を洗っている時やドライヤーをかけているタイミングで抜けやすい傾向にあります。


本記事のテーマは、ドライヤーと抜け毛の関係性や正常な本数です。抜け毛を防ぐドライヤーの正しい使い方も紹介しているため参考にしてください。

 

— 目次 —

 

ドライヤーは抜け毛につながる?その関係性とは


抜け毛はだれにでも見られる生理現象の一種ですが、特に髪の毛を洗うときやドライヤーをかけるタイミングで多く抜け落ちる傾向にあります。


ドライヤーをかけるタイミングで抜け毛が起こる理由としては、吹き出し口から出てくる熱風によるダメージや頭皮の乾燥、ブラシによる牽引(けんいん)力などが挙げられます。


はじめに、ドライヤーと抜け毛の関係性と、正しいドライヤーの重要性について解説します。

ドライヤーによる抜け毛のメカニズム


ドライヤーにより抜け毛が起こる原因は、物理的な刺激と頭皮環境の悪化の2つです。例えばドライヤーをかける時間が長いと髪の毛が引っ張られる回数が増えるため、牽引力により抜け毛を生じる可能性が高くなります。


ドライヤーの吹き出し口からは熱風が出ているため、ドライヤーをかける時間が長いと髪の毛の水分が必要以上に奪われ、抜け毛や切れ毛を引き起こしやすくなります。


また、ドライヤーのかけ方が悪いと肌が必要以上に乾燥して頭皮環境の悪化を招き、ヘアサイクルの乱れによる抜け毛にもつながるため注意が必要です。

正しいドライヤーの重要性


ドライヤーをかけるタイミングで抜け毛が多く見られるのは事実ですが、自然乾燥の方が良いかと言うとそんなことはありません。


髪の毛を洗った後に自然乾燥させると、湿った環境を好む雑菌が繁殖して皮膚炎を起こし、かえって抜け毛リスクを高める恐れがあるためです。


髪の毛を洗った後は正しい方法でドライヤーをかけ、適度に頭皮と髪の毛を乾かすことが重要です。

ドライヤー時の正常な抜け毛は30本?50本?


日本人の毛髪はおよそ10万本とされており、そのうちの0.05〜0.1%が毎日抜け落ちては生え変わるサイクルを繰り返しています。


本数に換算すると1日あたりおよそ50〜100本の抜け毛が見られる計算ですが、季節によっては150〜200本以上の抜け毛が見られる時期もあります。


1日の抜け毛がもっとも起こりやすいタイミングが、髪の毛を洗う時とドライヤーのタイミングである点に関しては前述の通りです。


1日当たりの抜け毛のおよそ6割が、髪の毛を洗うときとドライヤーのタイミングで生じると考えられています。そのため、ドライヤー時の抜け毛が10〜30本であれば過度の心配は必要ないでしょう。


季節によっては抜け毛の量が増えるため、ドライヤーのタイミングで50本の抜け毛が見られたとしても慌てる必要はありません。


髪の毛を洗うときとドライヤーをかけた後の抜け毛が合わせて100本程度見られ、長期にわたり続くようであれば注意する必要があるかもしれません。

抜け毛を防ぐドライヤーの正しい使い方


ドライヤーをかけるタイミングで生じる抜け毛を減らすためには、以下の3点を意識する必要があります。

  • 適切な温度と距離の設定
  • 効果的な乾かし方の手順
  • ドライヤー使用時間の管理


ここでは、抜け毛を防ぐドライヤーの正しい使い方について解説します。

適切な温度と距離の設定


ドライヤーのタイミングで生じる抜け毛を防ぐためには、温度設定を適切に行い、頭皮や髪の毛との距離を保つことが重要です。


ドライヤーの吹き出し口からは100℃以上の熱風が噴き出しているため、髪の毛や頭皮から10〜15センチメートルほど離して使用するのが基本です。


ドライヤーの熱風が80℃を超えると髪の毛の構造に変化が生じ、抜け毛や切れ毛のリスクを高める可能性があります。


温度設定機能があるドライヤーを使っている方は、60〜80℃の低・中温に設定すると良いでしょう。

効果的な乾かし方の手順


ドライヤーをかける際には、髪の毛の根元から乾かし始めるのがポイントです。毛先から乾かし始めると髪の毛に対して加わるドライヤーの熱ダメージが蓄積しやすくなります。


根元から乾かす際には、反対の手で髪の毛を持ち上げるようにすると良いでしょう。ただし、根元を乾かそうとして、ドライヤーの噴き出し口を頭皮に近づけすぎないよう気を付けてください。


また、ドライヤーを動かしながら全体的に髪の毛を乾かし、同じ箇所にばかり熱風が当たらないようにしましょう。

ドライヤー使用時間の管理


ドライヤーは髪の毛や頭皮を乾かすのに便利なアイテムですが、長時間の使用はかえって髪の毛や頭皮に負担をかけます。


そのため、ドライヤーをかける時間は長くても10分、髪の毛が短い男性は5分程度にとどめてください。


ドライヤーを長時間かけていると髪の毛が乾燥するのはもちろん、頭皮にダメージを与え抜け毛リスクを高める恐れがあります。


ドライヤーの時間を短縮するためには、髪の毛を洗った後に適切なタオルドライを行うのがポイントです。

抜け毛対策に効果的なドライヤーの選び方


ドライヤーは毎日のように使用するヘアケアアイテムのため、以下の機能を搭載した商品を選ぶと良いでしょう。

  • 温度調節機能
  • マイナスイオン機能
  • スカルプケア機能


ここでは、抜け毛対策に効果的なドライヤーの選び方について解説します。

温度調整機能


家電量販店などで販売されているドライヤーの多くに温度調整機能が付いていますが、中には温風と冷風の切り替え機能しかない商品もあります。


髪の毛や頭皮を優しく乾かしたいのであれば、さらに細かく温度を設定できるドライヤーを選ぶのがおすすめです。


ドライヤーをかける際には高温から乾かし始め、髪の毛が熱を持たないよう中温に切り替え、8割がた乾いたら冷風に切り替えてしあげるのが基本です。


そのため、高温・中温・低温・冷風機能を搭載したドライヤーを選ぶと良いでしょう。

マイナスイオン機能


ドライヤーは髪の毛を乾かすためのアイテムですが、髪の毛のハリやコシを保つためには、ある程度の水分が髪の毛の内部に蓄えられていなければなりません。


マイナスイオン機能付きのドライヤーから出たマイナスイオンは、プラスの電気を帯びた髪の毛に付着するため過度な乾燥を防ぐ効果が期待できます。


髪の毛の適度な湿度を保つことで、静電気によるダメージから髪の毛を守る効果も期待できます。

スカルプケア機能


女性に比べて皮脂の分泌量が多い方のなかには、ドライヤーをかけた後の頭皮のベタつきが気になる方も少なくありません。


頭皮のベタつきが気になる男性には、スカルプケア機能が付いたドライヤーがおすすめです。


スカルプケア機能が付いたドライヤーの特徴は、頭皮の表面の水分を低温で心地よく乾かしてくれる点です。


低温で乾かすため肌に優しいのですが、乾燥に時間がかかるデメリットがあるため、風量を強くできる商品を選ぶと良いでしょう。

ドライヤー以外の抜け毛対策


抜け毛はドライヤーだけが原因で起こる訳ではないため、日常的に以下の4点を意識して対策することが重要です。

  • 適切なシャンプー
  • 頭皮マッサージ
  • 栄養バランスと抜け毛の関係
  • AGA対策


ここでは、ドライヤー以外の4つの抜け毛対策について解説します。

適切なシャンプー


抜け毛を防ぐためには毎日の適切なシャンプーで良好な頭皮環境を保ち、髪の毛の成長をサポートする必要があります。


適切なシャンプーの手順は以下の通りです。

  1. 髪を洗う前にブラシでとかしておく
  2. 髪の毛だけでなく頭皮もぬるま湯で予洗いする
  3. シャンプーを付ける前に手のひらで十分に泡立てる
  4. 指の腹でマッサージするイメージで頭皮を洗う
  5. 洗い残しがないよう十分にすすぐ


シャンプーの際には髪の毛を擦るように洗うのではなく、地肌をマッサージするように洗うイメージを持っておいてください、

頭皮マッサージ


抜け毛予防には頭皮マッサージも効果的です。


頭皮マッサージを行うと血液の循環を促し、髪の毛の成長に必要な栄養素を効率よく送り届ける効果が期待できます。


頭皮マッサージの手順は、以下の通りです。

  1. 首の後ろから後頭部の生え際にかけて筋肉を緩める
  2. 後頭部・側頭部を頭頂部に向かって持ち上げるようにマッサージする
  3. 指の腹で頭皮全体を動かすようにマッサージする
  4. 頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)のツボ押しで締めくくる


頭皮マッサージを行う際には、指の腹で押圧するのがポイントです。爪や指先で頭皮を傷つけないよう気を付けてください。

栄養バランスと抜け毛の関係


髪の毛は日々の食事から摂取する栄養素を元に作られるため、栄養バランスの取れた食事を意識することが重要です。


栄養素には相互作用があるため、特定の栄養素ばかりを摂取するのではなく、さまざまな栄養素をバランスよく食事に取り入れる必要があります。


髪の毛はタンパク質の一種であるケラチンから作られるため、毎日の食事に良質のタンパク源を取り入れるのが基本です。


アミノ酸をケラチンへと再合成するためには、亜鉛を摂取する必要もあります。また、頭皮環境を良好に保つため、ビタミン群やミネラルも積極的に摂取しましょう。

AGA対策


生活習慣や食習慣、ヘアケアのやり方を見直してもまったく抜け毛が改善しない方は、AGA対策を行う必要があるかもしれません。


AGAは思春期以降に見られる進行型の脱毛症のため、発症が疑われる際には適切な治療で改善を図る必要があります。


現在ではAGA治療を病院で受けられる時代になっているため、抜け毛が減らない方は専門のクリニックに相談するのがおすすめです。

AGA治療に関するご相談なら駅前AGAクリニックへ


抜け毛を予防するためには正しい方法で毎日シャンプーを行い、洗い終えたらドライヤーで適度に乾かす必要があります。


しかし、ドライヤーのかけ方を間違うと髪の毛を傷めたり頭皮環境を悪化させたりして、かえって切れ毛や抜け毛のリスクを高める可能性があります。


また、正しい方法で洗髪やドライヤーを行い、生活習慣を見直しても抜け毛が減らない方は、AGAなど脱毛症を発症している可能性があるため注意が必要です。


駅前AGAクリニックでは薄毛や抜け毛に関するお悩みに無料カウンセリングでお応えしています。まずはカウンセラーまでお気軽にご相談ください。


>>無料カウンセリングのご予約はこちらから

 


駅前AGAクリニック【全国13院 東京新宿院東京北千住院京都烏丸院大阪梅田院岡山院鹿児島院 など】

無料相談・ご予約(受付時間11:00-20:00)0120-722-969

カウンセリングWEB予約(無料)