フィナステリドとフィンペシアの違いとは?効果や副作用、その他治療薬についても解説

フィナステリドとフィンペシアは、いずれも世界で初めて開発されたAGA治療薬のプロペシアのジェネリック医薬品です。
先発医薬品に比べて安価で購入できる点がメリットですが、フィナステリドが厚生労働省に認可されているのに対し、フィンペシアは国内未承認薬のため服用に際して注意が必要です。
本記事ではフィナステリドとフィンペシアの違いや期待できる効果、副作用のリスク、服用する際の注意点について解説します。
— 目次 —
- フィナステリドとは?
- フィンペシアとは?
- フィナステリド・フィンペシア・プロペシアの違い
- フィンペシア(フィナステリド)の効果と副作用
- フィンペシアとフィナロイドの違い
- フィナステリドとデュタステリドの違い
- 偽物に注意!フィンペシアの偽物の見分け方
- プロペシアからフィンペシアへ切り替える際の注意点
- AGA治療に関するご相談なら駅前AGAクリニックへ
フィナステリドとは?
フィナステリドには、大きく以下2つの意味があります。
- AGA治療薬プロペシアの有効成分の名前
- プロペシアのジェネリック医薬品
プロペシアは男性に見られる代表的な薄毛のAGA(男性型脱毛症)を治療する際に用いられる医薬品で、有効成分として配合されているのがフィナステリドです。
プロペシアは国内での特許期間が終了しており、各製薬会社から有効成分のフィナステリドを冠したジェネリック医薬品が多く販売されています。
フィンペシアとは?
フィンペシアは海外で製造・販売されているプロペシアのジェネリックです。
国内で製造・販売されているプロペシアのジェネリックと同じ有効成分を配合しており、AGAの発症に伴う抜け毛を抑制する際に、先発医薬品やフィナステリドと同等の効果が期待できます。
海外製のジェネリックは多くの国で開発されており、特にインドでは多数のジェネリック医薬品を製造・販売しています。
フィンペシアはインド国内でも最大手の製薬会社「シプラ社(Cipla)」が製造・販売している、代表的なジェネリック医薬品です。
フィナステリド・フィンペシア・プロペシアの違い
フィナステリドとフィンペシア、先発医薬品のプロペシアには主に以下の違いがあります。
| プロペシア | フィナステリド | フィンペシア | |
|---|---|---|---|
| 種類 | 世界で初めて開発されたAGA治療の内服薬 | プロペシアのジェネリック(正規品) | プロペシアの海外製ジェネリック |
| 製造会社 | オルガノン株式会社 | 国内の各製薬会社(日医工・沢井製薬・東和薬品など) | シプラ社(インド) |
| 主成分 | フィナステリド | フィナステリド | フィナステリド |
| 期待できる効果 | AGAによる抜け毛抑制・発毛促進 | AGAによる抜け毛抑制・発毛促進 | AGAによる抜け毛抑制・発毛促進 |
| 入手方法 | 医師による処方が必要(国内正規品) | 医師による処方・各製薬会社の通販サイトで購入 | 個人輸入・個人輸入代行サイトから購入 |
| 安全性 | 国内承認薬のため比較的安全 | 国内承認薬のため比較的安全 | 国内未承認薬のため、重篤な副作用が生じても自己責任 |
フィナステリド・フィンペシア・プロペシアにはいずれも同じ有効成分が配合されているため、同等の効果が期待できます。
ただし、フィンペシアのみ国内未承認薬のため、服用に伴い重篤な副作用が起こったとしても、国による救済措置を受けることができません。
フィンペシア(フィナステリド)の効果と副作用
フィンペシア(フィナステリド)の効果と主な副作用は以下のとおりです。
- 効果…AGAによる抜け毛の抑制、発毛促進
- 副作用…男性機能の低下など
次項でさらに詳しく解説します。
フィンペシア(フィナステリド)の効果
フィンペシア(フィナステリド)に期待できる主な効果は、AGAの発症に伴う抜け毛の抑制です。
AGAを発症すると活性の高いジヒドロテストステロン(DHT)がアンドロゲン受容体に結合し、抜け毛を引き起こすサイトカインの一種「TGF-β」を生成します。
ジヒドロテストステロンは男性ホルモンのテストステロンが活性化したものですが、この変化にあたり重要なはたらきをするのが5α還元酵素です。
AGAを発症するとM字ハゲやO字ハゲが目立つようになるのは、5α還元酵素が前頭部や頭頂部に多く分布しているためです。
フィンペシア(フィナステリド)は5α還元酵素のはたらきを阻害し、AGAによる抜け毛を抑制するのが特徴です。
また、フィンペシア(フィナステリド)の先発医薬品の添付文書には、服用により有意な発毛が見られると記載されています。
フィンペシア(フィナステリド)の副作用
フィンペシア(フィナステリド)の副作用について、先発医薬品プロペシアの添付文書を参考に紹介します。
| 1~5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
|---|---|---|---|
| 生殖器 | リビドー減退 | 勃起機能不全・射精障害・精液量減少 | 睾丸(こうがん)痛・男性不妊症・精液の質の低下など |
| 肝臓 | AST・ALT・γ-GTP上昇 | ||
| その他 | 乳房圧痛・抑うつ症状・めまいなど |
フィンペシア(フィナステリド)の主な副作用はリビドー(性欲)の減退です。
参考:一般財団法人日本医薬情報センター「プロペシア」添付文書
フィンペシアとフィナロイドの違い
フィナロイドもフィンペシアと同様に、海外で製造・開発されたプロペシアのジェネリック医薬品です。
フィンペシアとフィナロイドの主な違いとして、製造が開始された時期が挙げられます。
フィンペシアの正確な製造開始時期は不明ですが、プロペシアの国際特許期間が満了する以前に製造が開始されました。
プロペシアを開発したメルク社がフィナステリドの特許を出願したのが1993年であるため、国際特許は20年後の2013年に切れたと考えられます。
フィナロイドの販売開始は2016年で、プロペシアの国際特許が切れてから製造されています。
ただし、フィンペシアと同様、フィナロイドも国内では未承認薬の扱いです。
フィナステリドとデュタステリドの違い
フィナステリドと同じく、AGAの発症に伴う抜け毛を抑制する際に用いられる治療薬がデュタステリド内服薬です。
デュタステリドには、大きく以下2つの意味があります。
- AGA治療薬ザガーロの有効成分の名前
- ザガーロのジェネリック医薬品
ザガーロは2016年に販売開始したAGA治療薬で、配合されている有効成分の名前はデュタステリドです。
ザガーロの国内の特許期間が2020年に終了したため、各製薬会社が有効成分名のデュタステリドを冠したジェネリック医薬品を販売しています。
フィナステリドが主に2型の5α還元酵素を阻害するのに対し、デュタステリドは1型・2型双方の5α還元酵素を阻害するのが特徴です。
このため、フィナステリドよりも高い抜け毛の抑制・発毛促進の効果が期待されています。
偽物に注意!フィンペシアの偽物の見分け方
フィンペシアは国内未承認薬のため個人輸入で入手するか、個人輸入代行サイトで購入する必要があります。
海外製の医薬品を入手する際に問題となるのが、偽物(偽造薬剤)を購入してしまう可能性がある点です。
ここでは、フィンペシアの偽物を服用する危険性と本物との見分け方を紹介します。
偽物の危険性
フィンペシアの偽物を服用する危険性としては、主に以下の2点が挙げられます。
- 期待した効果が得られない
- 思わぬ健康被害のリスクがある
フィンペシアの偽物には有効成分のフィナステリドが配合されていない可能性があり、服用しても期待した効果を得られない恐れがあります。
また、フィナステリド以外の有効成分が含まれた偽物を服用した場合、副作用により思わぬ健康被害を生じる恐れもあります。
フィンペシアに限った話ではありませんが、海外から取り寄せた医薬品を服用して重篤な副作用が発現したとしても、原則として国による救済措置が受けられません。
偽物の見分け方
フィンペシアの本物と偽物を見分ける主なポイントは以下の3つです。
- パッケージ
- 価格
- 錠剤の状態やサイズ
フィンペシアの偽物はパッケージに記載されている英語にスペルミスがあったり、文章が正しくなかったりする点が特徴です。
また、もともと安価で購入できるのが売りのフィンペシアですが、相場より異常に安い商品は偽物の疑いがあります。
フィンペシアの本物と偽物では錠剤のサイズが異なっていたり、明らかに異臭がしたりするケースもあります。
ただし、フィンペシアの本物と偽物を見分けることは難しいため、購入の際は信頼できる個人輸入代行サイトを利用しましょう。
プロペシアからフィンペシアへ切り替える際の注意点
AGAは進行型が特徴の脱毛症で、抜け毛を予防するためには治療薬の服用を続ける必要がありますが、その際に考慮しなければならないのが医薬品代です。
フィンペシアは正規品のプロペシアに比べると安価で購入できるため、切り替えを考える方も少なくありません。
ここでは、プロペシアからフィンペシアに切り替える際の注意点について解説します。
まずは医師に相談
プロペシアをやめフィンペシアへの切り替えを検討している方は、まず医師に相談することが重要です。
プロペシアに対する忍容性があると医師が判断した場合、フィンペシアに切り替えても問題ないと考えられます。
ただし、医師が国内未承認薬であるフィンペシアへの切り替えを積極的に勧めることはあまりありません。
医薬品代を安く済ませたいのであれば、プロペシアの国内製ジェネリックに切り替えるのが安全面からもおすすめです。
切り替えの期間とタイミング
プロペシアからフィンペシアに切り替えるタイミングとしては、抜け毛予防・発毛効果を実感できた段階が挙げられます。
一般的にAGA治療薬の効果を得られるまでに、服用を始めてからおよそ半年間かかるとされています。
このため、プロペシアの服用開始から半年が経過して効果が実感できれば、フィンペシアに切り替えても問題ないと考えられます。
切り替えのメリットとデメリット
プロペシアからフィンペシアに切り替えるメリットは、医薬品代を大幅に削減できる点です。
正規品のプロペシアに比べると、フィンペシアの購入に必要な費用は数分の1から十数分の1で済みます。
切り替えのデメリットとしては、フィンペシアの服用により重大な副作用が生じても、国による救済措置が受けられない点が挙げられます。
AGA治療に関するご相談なら駅前AGAクリニックへ
AGA治療に関するご相談なら、駅前AGAクリニックまでお気軽にお問い合わせください。
フィンペシアは海外製ジェネリックであるため、正規品に比べはるかに安価で購入できる点が魅力です。
しかし、フィンペシアに限らず、海外製の医薬品を自己判断で服用した場合、重篤な副作用が起こっても国による救済措置が受けられないので注意が必要です。
駅前AGAクリニックでは、国内正規品の安価なプロペシアジェネリックを取り扱っています。
医薬品代に関するご心配がある方は、駅前AGAクリニックの無料クリニックまでお気軽にお問い合わせください。>>無料カウンセリングのご予約はこちらから




