女性の頭皮が臭いやすい原因は?対処法やおすすめのアイテムも紹介


夏場に汗をかいたときなど、頭皮の匂いが気になることは珍しくありません。

しかし、毎日シャンプーしているのに頭皮の匂いが気になる方は、ヘアケアのやり方を間違えている可能性が疑われます。

本記事では女性ならではの頭皮の匂いが気になる原因や対処法について解説します。

脂漏性皮膚炎が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診する必要があるでしょう。

抜け毛をともなう方は専門のクリニックを受診するのがおすすめです。

— 目次 —

頭皮の臭いが気になる女性は多い

女性は男性に比べて嗅覚に優れていると言われますが、理由に関してはハッキリしたことが分かっていません。

ただ、臭いを感じる嗅細胞が男性に比べて多いため、女性は匂いに敏感なのではないかと考えられています。

あるアンケート調査によると、20代から50代女性のおよそ半数が、自分の頭皮の臭いが気になった経験があると答えています。

また、男性は臭いが気になる箇所として脇を1番に挙げていますが、女性は頭皮の臭いが1番気になると感じている点も特徴です。

頭皮が臭くなる5つの原因

頭皮が臭う主な原因は皮脂が原因と考えられます。

皮脂は分泌された時点では無色・無臭ですが、時間が経って皮膚の常在菌に分解されると独特の臭気を発し始めます

頭皮が臭う主な原因は以下の5つです。

  • 皮脂の過剰分泌
  • 加齢による頭皮環境の変化
  • 間違ったヘアケア
  • 脂質の多い食事・暴飲暴食
  • 脂漏性皮膚炎や粉瘤などの頭皮トラブル

まずは自分の頭皮が臭う原因について理解し、適切に対処することが重要です。

皮脂の過剰分泌

先述したように皮脂は分泌された時点では無色・無臭ですが、頭皮の常在菌によって皮脂に含まれるタンパク質やアミノ酸、脂質などが分解されることで揮発性の成分が生成され、独特の臭気を発し始めます。

そのため、何らかの原因により皮脂が過剰分泌されると、その分だけ頭皮の不快な臭いを発するリスクが増加します。

皮脂の分泌量が多い箇所としては額から鼻にかけてのTゾーンがよく知られていますが、頭皮はTゾーンのおよそ2倍の皮脂分泌量があるため日常的なケアが欠かせません。

汗も皮脂と同様に分泌された時点では無臭ですが、皮脂や角質と混じり合った汗が皮膚の常在菌によって分解されると、酸っぱいような臭いが出やすくなります。

加齢による頭皮環境の変化

加齢臭と聞くと中高年以降の男性をイメージされるかませんが、女性も年齢とともに頭皮の臭いが変化する傾向にあります。

若い女性がピーチやココナッツのような甘い香りを発するのは、ラクトンと呼ばれる香り成分が活発に分泌されているためです。

ラクトンは10代でもっとも活発に分泌され、その後20代にかけて徐々に分布量が減少し、30代に入ると激減します。

また、30代後半になるとラクトンが激減するのに反してノネナールと呼ばれる加齢臭の原因物質が分泌されはじめます。

ノネナールは不飽和アルデヒドの一種で、青臭いような臭いを発する点が特徴です。

ノネナールは過剰に分泌された皮脂が酸化して生じるため、皮脂の分布量を抑制することが必要です。

間違ったヘアケア

間違ったヘアケアも頭皮が臭いを発する原因の1つです。

例えば洗浄力が強すぎるシャンプーで日々の洗髪を行っていると、頭皮を守るべき皮脂まで洗い流し、肌のバリア機能が低下してしまいます。

肌のバリア機能が低下すると雑菌が繁殖して、結果として頭皮の不快な臭いが出やすくなるのです。

反対にシャンプーでしっかりと皮脂を落とせていないと、古くなった皮脂が酸化してノネナールが生成され、加齢臭が出やすくなります。

脂質の多い食事・暴飲暴食

日常的に脂質の多い食品やスナック菓子、ジャンクフードなどを好んで摂取していると、皮脂が過剰に分泌されて頭皮が臭いやすくなります。

暴飲暴食によって内臓の機能が低下すると、頭皮の臭いにつながるケースがあります。

また、肉類や鶏卵、乳製品などタンパク質を多く含む食品を過剰に摂取すると、皮脂の過剰な分泌にともなってノネナールが生成されやすくなるため注意が必要です。

脂漏性皮膚炎や粉瘤などの頭皮トラブル

頭皮の臭いにともなってかゆみや赤み、できものといった肌トラブルが見られる方は、脂漏性皮膚炎や粉瘤(ふんりゅう)などの疾患を発症している可能性も疑われます。

脂漏性皮膚炎は過剰に分泌された皮脂をエサとして、皮膚の常在菌であるマラセチアが異常繁殖することで発症リスクが増加します。

粉瘤は毛穴の内部に皮膚のような袋ができ、アカや皮脂などの老廃物が蓄積する良性の腫瘍で、老廃物が排出されると不快な臭いを発する点が特徴です。

【年代別】頭皮が臭くなる原因

女性の頭皮が臭くなる原因は上記のようにさまざまです。

次に、年代別に頭皮が臭くなる主な原因について解説します。

10代の頭皮が臭くなる原因

10代の頭皮が臭くなる原因としては、髪の毛や頭皮を洗う頻度が挙げられます。

髪の毛や頭皮を洗えば清潔になるため臭いを防げると思われがちですが、洗いすぎはむしろ逆効果になる可能性があると知っておく必要があります。

これは、肌の表面は汗と皮脂で構成される皮脂膜で覆われていますが、髪の毛や頭皮を洗いすぎると皮脂膜が失われやすくなるためです。

皮脂膜が失われると細菌やウイルスなどが外部から侵入したり、頭皮への刺激によって頭皮環境が悪化し、不快な臭いを発するリスクが増加したりします。

反対に、洗髪の回数が少なすぎると雑菌が繁殖し、頭皮が臭くなる可能性が高くなります。

20代の頭皮が臭くなる原因

20代の頭皮が臭くなる原因としては、ストレスが挙げられます。

就職や引っ越し、結婚など、20代になるとさまざまな環境の変化によって、ストレスを感じる機会が増加します。

ストレス状態が続くと自律神経のうち交感神経が優位に傾き、皮脂の分泌量が増加するため、頭皮が臭くなるリスクが高くなるのです。

また、一般的に女性は男性に比べるとストレスを感じやすいとされています。

原因不明の頭皮の臭いがある方は、ストレスがたまっていないか確認してみましょう。

30代の頭皮が臭くなる原因

30代の頭皮が臭くなる原因の1つが、ホルモンバランスの変化です。

これは、30代になると次第に女性ホルモンの分泌量が減少し相対的に男性ホルモンの分泌量が増加するためです。

男性ホルモンには皮脂の分泌を活発にする作用があるため、ホルモンバランスの変化により頭皮の臭いが発生しやすくなります。

また、30代の女性も出産や育児、会社での立場の変化などが原因でストレスがたまると、自律神経の乱れにより頭皮環境が悪化しやすくなるため注意が必要です。

40代の頭皮が臭くなる原因

40代の頭皮が臭くなる原因の1つが、更年期に伴うホルモンバランスの変化です。

更年期に入ると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減少する傾向にあります。

エストロゲンはコラーゲンやヒアルロン酸の生成に関わっており、頭皮のうるおいを保つ重要な役割を果たしています。

このため、エストロゲンの減少によりコラーゲンやヒアルロン酸の生成が不足すると、頭皮が乾燥してさまざまなトラブルを招きがちです。

例えば、頭皮の乾燥が原因で皮脂欠乏性湿疹を発症すると、丘疹や水疱(すいほう)をかき崩して浸出液が生じ、不快な臭いを引き起こすリスクが増加します。

また、頭皮の乾燥状態を放置すると、かえって皮脂の分泌量が増加につながるケースもあるため、自分の頭皮の状態を知っておくことが大切です。

自分でもわかる!頭皮の臭いが気になる瞬間

臭いに敏感な女性のなかには、頭皮をはじめ自分の身体から発する臭いを自然と嗅ぎ分ける方もいるようです。

ただ、一般的な女性は次のようなタイミングで自分の頭皮の臭いが気になる傾向にあります。

  • 運動をして汗をかいた後
  • 枕カバーの臭いを嗅いだ時
  • 脱いだ後の帽子の臭いを嗅いだ時
  • 梅雨時など湿気が多い時
  • 外出後に自分の髪の毛の臭いを嗅いだ時
  • ドライヤーをかけている時
  • 自分以外の人の頭皮が臭った時
  • 仲の良い友人や家族に指摘された時
  • エレベーターなどの狭い空間にいるとき

運動をした後や枕カバーの臭いを嗅いだとき、脱いだ後の帽子の臭いを嗅いだ時など、鼻が良い女性は頭皮の臭いを感じやすい傾向にあります。

また、エレベーターなどの狭い空間にいるときや他人の頭皮が臭った時に、自分の頭皮も臭っているのではないかと心配になるケースも少なくありません。

頭皮の臭いを消す方法5選

頭皮から不快な臭いが出る原因は人によってさまざまです。

そのため、以下の5つから自分に合った臭いを消す方法を選択するのがおすすめです。

  • 日頃のシャンプーを見直す
  • シャンプーのあとすぐにドライヤーで乾かす
  • 頭皮ケアアイテムを使う
  • バランスの良い食事をとる
  • 生活習慣を改善する

ここでは、頭皮の臭いを消す主な方法5選について解説します。

日頃のシャンプーを見直す

毎日シャンプーをしているのに臭いが消えない方は、洗髪方法や普段使用しているシャンプー、髪の毛を洗う回数などを見直してみましょう。

頭皮の臭いが気になるからといって1日に何度もシャンプーすると、頭皮を守るべき皮脂が失われ、かえって皮脂の分泌量が増加するため注意が必要です。

また、シャンプーやトリートメントなどのすすぎ残しがあると、雑菌が繁殖する温床となるため、以下の手順で正しく洗髪するのがおすすめです。

  1. シャンプーの前に髪の毛だけでなく頭皮も予洗いする
  2. 手のひらでしっかりとシャンプーを泡立てる
  3. 後頭部から前頭部にかけて指の腹でマッサージするように洗髪する
  4. すすぎ残しがないようしっかりと洗い流す
  5. 髪の毛の水分をしっかりと切る
  6. 髪の毛の先から中間にかけてトリートメントをつける
  7. トリートメントが浸透したら時間をかけてしっかりと洗い流す

トリートメントを使用する際には、頭皮に付着しないよう気を付けましょう。

トリートメントには油分が含まれているため、頭皮に付着すると洗い流した際にすすぎ残しが出やすくなります。

おすすめのシャンプーの種類

頭皮の臭いが出る方は頭皮や髪の毛への刺激が少ないシャンプーや、保湿成分が配合されているシャンプー、医薬部外品のシャンプーなどを選ぶのがおすすめです。

頭皮や髪の毛への刺激が少ないシャンプーとしては、アミノ酸系やベタイン系などの洗浄力がマイルドなシャンプーが挙げられます。

頭皮が乾燥して逆に皮脂の分泌量が増加している方には、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの保湿成分を配合したシャンプーがおすすめです。

頭皮の臭いだけでなくかゆみや赤みも見られる方は、グリチルリチン酸ジカリウムやミコナゾール硝酸塩など消炎作用がある医薬部外品のシャンプーを選ぶと良いでしょう。

シャンプーのあとすぐにドライヤーで乾かす

頭皮の臭いを消すためには、シャンプーのあとすぐにドライヤーで乾かすようにしましょう。

頭皮が濡れている時間が長いと、雑菌が繁殖して嫌な臭いを発しやすくなります。

シャンプーを終えたら髪から水が滴らない程度にタオルドライを行い、ドライヤーの温風で髪の毛の根元から乾かし始めましょう。

ドライヤーは髪の毛や頭皮から10〜20センチメートルほど離し、1箇所ばかりを乾かさないようにするのがポイントです。

8割方乾いたら冷風に切り替えて仕上げましょう。

頭皮ケアアイテムを使う

頭皮の臭いが気になる方は、スペシャルケアとして頭皮クレンジングを行うと良いでしょう。

専用のクレンジングアイテムを利用して頭皮マッサージを行うことで、毛穴につまった皮脂や汚れを落とせる点がメリットです。

洗髪後の乾燥が気になる方は、頭皮用のトリートメントを利用してしっかりと保湿するのも1つの手です。

ただし、頭皮クレンジングをやり過ぎると肌のバリア機能が低下する恐れがあるため、2週間に1度程度に留めましょう。

Q:頭皮ケアアイテムはドラックストアで買える?

A:頭皮ケアアイテムはドラッグストアでも購入可能です。ドラッグストアで購入できる主な頭皮ケアアイテムは、以下のとおりです。

  • フケやかゆみ対策ができるシャンプー
  • 精油を配合した香りの良いシャンプー
  • 敏感肌でも使えるモイスチャースプレー
  • 香りの良いヘアリフレッシャー
  • 加齢臭を緩和するスプレー
  • さわやかな香りのスカルプエッセンス
  • 頭皮環境を改善する育毛ローションなど

頭皮の匂いはさまざまな原因により発生するため、自分に合った頭皮ケアアイテムを利用して対策するのがおすすめです。

バランスの良い食事をとる

脂っこい食べ物やスナック菓子、ジャンクフードなどを好んで食べると皮脂の分泌量が増加するため、栄養バランスを考えて日々の献立を作成しましょう。

ビタミンCやビタミンEには抗酸化作用があるため、ノネナールの生成を抑制する効果が期待できます。

また、ポリフェノールには過剰な活性酸素の働きを抑制する作用が期待できます。

生活習慣を改善する

血行不良や睡眠不足はターンオーバーの周期を乱して頭皮環境の悪化を招くため、普段から血液の循環を促進し、質の良い睡眠をとることが欠かせません。

血行を促進するためには、日常的に身体を動かしたり、湯船で身体を温めたりするのがおすすめです。

睡眠の質を高めるためには、可能な限り早寝早起きをして、朝日を浴びるのがおすすめです。

頭皮ケアにおすすめのアイテム

毎日の頭皮ケアには、以下3つのアイテムがおすすめです。

  • シャンプー
  • スプレー
  • オイル

どのような方にどんな成分を配合したアイテムが適しているか解説します。

シャンプー

毎日の頭皮ケアには自分の肌質や匂いの原因に応じたシャンプーを用いるのが基本です。

オイリー肌の方はしっかりと皮脂を落とす必要があるため、高級アルコール系のシャンプーが適しているとされます。

ただし、高級アルコール系シャンプーは洗浄力が強すぎるため、洗髪後に頭皮がつっぱるようであれば洗浄力がマイルドなシャンプーに切り替えましょう。

乾燥肌や敏感肌の方にはアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

アミノ酸系のシャンプーには以下の成分が含まれているため、購入の際の参考にしてください

  • ココイルグリシンK
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • セラミド
  • ラウロイルグルタミン酸

敏感肌の方には、アミノ酸系シャンプーのなかでもベタイン系のシャンプーが適しています。

頭皮のかゆみや赤みが気になる方には、グリチルリチン酸ジカリウムやミコナゾールなどを配合した薬用シャンプーが効果的です。

スプレー

頭皮ケアスプレーは外出の際などにひと吹きするだけで気になる匂いを抑えられるおすすめアイテムの1つです。

頭皮の乾燥が原因で匂いが発生しやすい方は、ヒアルロン酸やヘパリン類似物質を配合した商品がおすすめです。

頭皮のべたつきを抑えたい方は、スプレータイプのドライシャンプーを使用する方法もあります。

フォーマルなシーンで使用する際は、無香料の商品を選びましょう。

オイル

頭皮の匂いが気になる方は、ホホバオイルを利用してスカルプケアに取り組む方法があります。

ホホバオイルを用いたスカルプケアの手順は以下のとおりです。

  1. ブラッシングする
  2. シャンプー前にホホバオイルを塗る
  3. オイルを流す
  4. ドライヤー前にホホバオイルを塗る

ホホバオイルでのケアを続けても効果がない方は、頭皮トラブルの可能性も疑われます。

頭皮の匂いが改善しない場合は医療機関の受診がおすすめ

上記のセルフケアを行っても頭皮の臭いがまったく改善しない方は、何らかのトラブルを起こしている可能性もあるため、早めに医療機関を受診するのがおすすめです。

不快な臭いにともなって頭皮の赤みやかゆみがある方は、炎症性の皮膚疾患を発症している可能性も疑われます。

肌にトラブルがある際には皮膚科を受診するのが一般的ですが、抜け毛も見られるようであれば薄毛治療専門のクリニックで見てもらうと良いでしょう。

AGA治療に関するご相談なら駅前AGAクリニックへ

頭皮の匂いを消すためには毎日のスカルプケアを入念に行うのが基本です。

自分の肌質に合ったシャンプーで正しく洗髪を行い、ドライヤーで適度に乾かしましょう。

乾燥肌の方は頭皮専用のローションやホホバオイルを用いて、保湿を行うのがおすすめです。

セルフケアで改善が見られない方は頭皮トラブルの疑いもあるため、医療機関を受診しましょう。

頭皮の臭いだけでなく抜け毛も気になる方は、駅前AGAクリニックの無料カウンセリングにお気軽にご相談ください。

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