フィナステリドの飲む時間がバラバラだと影響はあるのか?考えられるリスクやアルコールとの関係も解説

フィナステリドは世界初のAGA内服薬であるプロペシアの有効成分で、5αリダクターゼのはたらきを阻害し、抜け毛を抑止する効果が期待できます。
1日1回服用するタイプの医薬品で朝と夜のどちらに服用しても問題ありませんが、飲む時間がバラバラだと半減期の関係で十分な効果を得られない可能性があるため注意が必要です。
本記事ではフィナステリドを飲む時間がバラバラの際に考えられるデメリットや、効果を高める方法などを解説します。
— 目次 —
- フィナステリドとは
- フィナステリドの飲む時間がバラバラだとどうなる?
- フィナステリドを1日2回飲んでしまったら?
- フィナステリドの効果を高める方法
- よくある質問
- AGA治療に関するご相談なら駅前AGAクリニックへ
フィナステリドとは
フィナステリドは、世界初のAGA(男性型脱毛症)治療薬であるプロペシアの有効成分です。
もともと男性に見られる前立腺肥大症の治療薬として用いられましたが、服用者に発毛が見られたことから低用量のプロペシア錠が開発されました。
フィナステリドにはAGAの原因である5αリダクターゼのはたらきを阻害し、抜け毛を抑止する効果が期待できます。
また、日本皮膚科学会では、フィナステリドに関してAGA治療に用いるよう推奨しています。
フィナステリドの飲む時間がバラバラだとどうなる?
はじめに、フィナステリドを飲む時間がバラバラだとどうなるのかについて解説します。
飲む時間がバラバラでも基本的に問題はない
フィナステリドを飲む時間がバラバラでも、基本的には問題はありません。
しかし、フィナステリドを飲む時間がバラバラだと、以下3つのデメリットを生じる可能性があります。
- 体内濃度が不安定になりやすい
- 習慣になりにくい
- 飲み忘れが起こりやすい
それぞれについて解説します。
体内濃度が不安定になりやすい
フィナステリドを飲む時間がバラバラだと、有効成分の体内濃度が不安定になりやすいデメリットが生じます。
フィナステリドを服用すると1〜2時間程度で効果が最大に達し、4時間程度で効果が半減したのち、24時間で体外へと排出されるとされてます。
フィナステリドを1日1錠飲む必要があるのは、およそ24時間で有効成分が体外へと排出されるためです。
仮にフィナステリドを昼食後に服用した翌日、夕食後に服用すると有効成分が体内に存在しない時間が長くなり、フィナステリドの効果を十分に得られなくなります。
AGAは進行型の脱毛症のため、有効成分が体内に存在しない時間があると、その分だけ薄毛が進行する時間が増えてしまいます。
フィナステリドの半減期とは
フィナステリドの半減期とは、有効成分の作用が半分に減少するまでの時間を意味します。
先述の通り、フィナステリドの半減期はおよそ4時間で、服用から24時間で有効成分が体外へと排出されます。
習慣になりにくい
フィナステリドを飲む時間がバラバラだと、薬の服用が習慣になりにくいデメリットがあります。
AGAは進行型の脱毛症のため、症状の進行を遅らせるためには毎日フィナステリドを服用することが必要です。
しかし、フィナステリドを飲む時間がバラバラだと、毎日の習慣になりにくくAGAの進行を早める恐れが生じます。
飲み忘れが起こり
フィナステリドを飲む時間がバラバラだと、飲み忘れが起こりやすい点もデメリットの1つです。
フィナステリドを飲み忘れると有効成分が体内に存在しない時間が発生し、その分だけAGAの症状が進行します。
AGAには進行型の特徴があるため、飲み忘れを避けるためにも、毎日決まった時間にフィナステリドを服用する必要があります。
フィナステリドを1日2回飲んでしまったら?
フィナステリドを飲み忘れた方のなかには、AGAの進行を恐れて1回に2錠を服用する方もいます。
また、フィナステリドを飲んだかどうかを忘れてしまい、誤って1日に2回服用してしまう方もいます。
ここでは、フィナステリドを1日2回飲んでしまった場合のリスクなどを解説します。
フィナステリドの規定量
プロペシア錠の添付文書によると、成人男性の規定量はフィナステリドで0.2mgとされています。
0.2mgで十分な効果が得られない場合は増量が可能ですが、最大でも1日につきフィナステリドで1.0mgが上限とされています。
参考:フィナステリド錠添付文書
多く服用しても効果は上がらない
フィナステリドに限った話ではありませんが、医薬品を規定量より多く服用しても効果は上がりません。
医薬品は用法用量を守って服用することで血液中の有効成分の濃度が一定に保たれ、十分な効果が得られるように開発・製造されています。
フィナステリドに関しても医学的根拠にもとづいて規定量が定められているため、効果を高めようと1日2回服用しても意味がありません。
副作用のリスクが高くなる
フィナステリドを1日2回服用すると、副作用のリスクが高くなるため注意が必要です。
フィナステリドの添付文書には過剰摂取に関する記載がありませんが、規定量を超えて多く服用する(オーバードーズ)と、深刻な健康被害を招く恐れがあります。
フィナステリドの主な副作用はリビドー減退(性欲減退)で、服用した方のおよそ1〜5%に見られます。
1%未満に見られる副作用として性機能障害が挙げられていますが、全体としてみるとフィナステリドは副作用の発現率が高い医薬品ではありません。
ただし、過剰摂取により血中の有効成分濃度が高くなり過ぎると、副作用の発現率が上昇する恐れがあります。
参考文献:フィナステリド錠添付文書
フィナステリドの効果を高める方法
フィナステリドは1日1錠を服用するのが原則ですが、継続的に服用してもなかなか効果を実感できないケースもあります。
フィナステリドの効果を高めるためには、以下3つの方法を試してみるのがおすすめです。
- 他の薬と併用する
- 服用方法を見直す
- 専門クリニックに相談する
それぞれについて解説します。
他の薬と併用する
フィナステリドの効果を高める際に、他の薬を併用する方法があります。
併用する際に候補として挙げられる代表的な治療薬がミノキシジルです。
フィナステリドとミノキシジルでは以下の違いがあります。
| 作用 | 期待できる効果 | |
| フィナステリド | 5αリダクターゼのはたらきを阻害 | 抜け毛を予防 |
| ミノキシジル | 血流を改善して発毛シグナルを促進 | 発毛を促進 |
上記の作用および効果から、AGA治療においてフィナステリドは守りの治療薬、ミノキシジルは攻めの治療薬に位置付けられています。
作用機序の異なる両剤を併用すると、AGAの改善効果を高めることが期待できます。
服用方法を見直す
フィナステリドの効果を高める際に、服用方法の見直しが必要なケースがあります。
毎日決まった時間に服用できていない方は、夕食後に服用するなど自分なりのルールを設定するのがおすすめです。
なお、出張や旅行の際はフィナステリドを多めに持っていき、飲み忘れないよう注意しましょう。
専門クリニックに相談する
フィナステリドの効果を高める際に、専門クリニックに相談する方法があります。
AGAは主に遺伝が原因で発症しますが、抜け毛自体はさまざまな要因により生じます。
専門クリニックに相談すればフィナステリドの服用に加え、さらに効果的な発毛方法を提案してくれるでしょう。
よくある質問
フィナステリドやミノキシジルに関して、以下4つの質問が多く寄せられています。
- フィナステリドは朝と夜のどどっちで飲むべき?
- フィナステリド服用中のアルコールは良くない?
- フィナステリドを10年服用するとどうなる?
- ミノキシジルを飲む時間帯はいつが良い?
それぞれについて解説します。
フィナステリドは朝と夜のどどっちで飲むべき?
フィナステリドは1日1回服用すれば、朝と夜いずれのタイミングでも問題ありません。
どのタイミングで服用しても効果は変わらないとされています。
ただし、24時間以上の服用間隔が空かないよう、決まった時間に服用するのが原則です。
日によって朝に服用したり夜に服用したりすると、有効成分の効果を十分に得られなくなります。
飲み忘れを避けるためにも夕食後に服用するなど、自分なりに習慣化しやすいルールを決めておくのがおすすめです。
フィナステリド服用中のアルコールは良くない?
フィナステリド錠の添付文書には、服用中のアルコール摂取に関する記載がありません。
適度であればフィナステリドの服用中にアルコールを摂取しても問題ありませんが、過度の飲酒は肝臓への負担が増えてしまいます。
このため、フィナステリドの有効成分は主に肝臓で代謝されるため、アルコールを過剰摂取すると肝機能障害のリスクが増加します。
実際にフィナステリドの添付文書には、頻度不明ながら重大な副作用として肝機能障害の可能性が記載されています。
参考:フィナステリド錠添付文書
フィナステリドを10年服用するとどうなる?
フィナステリドを10年服用しても問題ありませんが、場合によっては十分な効果を実感できなくなる可能性があります。
これは、AGAは進行型の脱毛症のため、10年が経過すると症状が進行しているケースも少なくないためです。
フィナステリドはAGA治療において守りの治療薬のため、薄毛の範囲が広くなり過ぎると十分な効果を実感できなくなる傾向にあります。
このため、AGAの初期からフィナステリドを服用し、症状の進行を少しでも遅らせることが大切です。
ミノキシジルを飲む時間帯はいつが良い?
ミノキシジル内服薬もフィナステリドと同様、1日に1錠を服用するのが原則です。
ミノキシジル内服薬は現在のところ国内未承認薬のため、飲む時間帯に関する規定はありません。
しかし、フィナステリドと併用するのであれば、同じタイミングで服用するのがおすすめです。
AGA治療に関するご相談なら駅前AGAクリニックへ
AGA治療に関するご相談なら、駅前AGAクリニックまでお気軽にお問い合わせください。
国内におけるプロペシアの特許期間は終了しているため、駅前AGAクリニックでは安価なフィナステリドジェネリックを提供しています。
AGAは進行型の脱毛症で長期にわたる治療が必要なため、医薬品代を抑えられると治療を続けやすいメリットがあります。
治療法に関するご質問や費用に関するご相談など、お気軽にお問い合わせください。




