ハゲに予兆はある?原因や見分け方、対策をご紹介!
男性に見られる薄毛の多くは進行型です。そのため、早く気づいて対処することが重要です。
ハゲの予兆を見極める方法が分かれば、ハゲの予防や素早い対策ができるようになります。
ここでは、ハゲの予兆を見極める方法と、ハゲの予兆が見られた場合の対策について紹介したいと思います。
— 目次 —
ハゲの症状とは?おでこで見極められるの?
ハゲの予兆や症状にはどんなものがある?
ハゲは急に髪の毛が抜け落ちるのではなく、徐々に薄毛が進行していくことがよくある特徴です。
「ある日気が付いたら、排水溝に詰まっている髪の毛の量が多いのに驚いた」とか「髪の毛が濡れたときに頭皮が透けて見えてびっくりした」などのケースがよくみられます。
そのような症状が見られる場合、すでに薄毛が進行している可能性が濃厚です。
ハゲの予兆はAGAによるものかも!
ハゲの一要因としてAGAがあります。
もしかするとハゲの予兆は、AGAが原因かもしれません。
AGAは英語の「Androgenetic Alopecia」の頭文字を取ったもので、直訳すると男性ホルモンによって起こる脱毛症となります。
20代前半でもAGAを発症することがありますし、発症後に何も対策を講じないと、薄毛がどんどん進行することとなります。
AGAの場合、医師への素早い相談が重要になってきます。
「おでこハゲ」と「広いおでこ」の違い
おでこが広いことでハゲの予兆かもしれないと思われる方は多いです。
「おでこハゲ」と「広いおでこ」は一見見分けがつきませんが、両者を見分ける違いはいくつかあります。
ここでは、これらの違いについて3つ挙げたいと思います。
①おでこの広がりを感じるか
おでこの広さを以前と比べることで「おでこハゲ」と「広いおでこ」を見分けることができます。
おでこの広さが以前とあまり変わらないのであれば、「広いおでこ」である可能性が高いです。
一方で、おでこが以前と比べて急激に広がったと感じるのであれば、「おでこハゲ」の可能性があります。
②生え際の髪質と髪の太さ
生え際の髪質と髪の太さによって見分けることができます。
「おでこハゲ」の可能性があるのは、生え際の髪が細かったり、ハリやコシがなく柔らかかったりするときです。
依然と比べて髪質がこのように変化しているときは注意が必要です。
③前髪の生え際の剃り込み
バリカンで剃ったわけでもないのに前髪の生え際に剃り込みができると、「おでこハゲ」の可能性が高いです。
おでこの生え際が後退することでこのように剃り込みができ、M字ハゲやU字ハゲに繋がることが考えられます。
ハゲの予兆はここをチェック!
ハゲが進行してしまう前に気づく方法はないのでしょうか。
ハゲの予兆については、以下の点をチェックしてみましょう。
①髪の毛の本数と髪質
自分の髪の毛は毎日見ているものなので、なかなか変化に気が付きにくいものです。
ただ、ハゲになる前兆として、髪の毛の状態に変化が現れることも少なくありません。
もっともありがちな変化として、髪の毛が細くなるということがあげられます。
若いころは太くてしっかりとしていたのに、いつの間にか細くて柔らかくなっているといった場合は、ハゲの予兆かもしれません。
他にも、抜け毛の状態をチェックするのも有効です。
健康な人であっても、1日に100本程度の抜け毛がみられるのは正常ですし、季節によっては200本ほど抜けることもあります。
それ以上に髪の毛が抜け続ける場合、ハゲになる前兆と考えても良いかもしれません。
また、抜けている髪の毛の形にも注目してみましょう。
抜け落ちた髪の根っ子に丸っこい塊がある場合、それは正常な抜け毛といえます。
正常な抜け毛はマッチ棒のように根元が膨らんでいるものです。
一方、抜け毛の根元が膨らんでいなかったり、波打つように曲がっていたりした場合、ハゲの予兆かもしれません。
②頭皮
頭皮の状態をチェックすることも、ハゲの予兆かどうかを判断することにつながります。
健康的な頭皮は青みがかっています。
もし皮膚が赤くなっていたり、ピンク色に近かったりした場合、頭皮に炎症をおこしている可能性があります。
また、黄色や茶色になっている場合、頭皮の皮脂が酸化していたり、老廃物が蓄積していたりする可能性があります。
いずれにしても頭皮環境がよくない状態なので、このような状態を放置するとハゲになる可能性が高くなります。
③生え際
ハゲの予兆は生え際にも現れます。
特に額の生え際に注目すると、ハゲが進行しているのかどうかが判断しやすいです。
単におでこが広いという場合、生え際は一直線で、しっかりとした髪の毛が生えています。
ところが、ハゲの予兆が見られる場合、額の両わき側が薄くなります。
男性に見られる脱毛症の代表であるAGA(男性型脱毛症)を発症した場合、このようにいわゆる「M字ハゲ」になるリスクが高いとされています。
④フケの量や状態
フケは私たちの角層(皮膚の最表面)が剥がれ落ちたもので、誰にでも見られるものです。
ただ、フケの量があまりにも多い場合や、湿った黄色っぽいフケが見られる場合は要注意です。
フケの量があまりにも多い場合、フケが汚れや皮脂と混じって毛穴に詰まり、炎症を起こして、粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)を発症する可能性があります。
また、フケが黄色くてべたべたしている場合、皮脂の分泌量が過剰になり、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)を発症している可能性があります。
脂漏性皮膚炎は先に紹介したAGAとも密接な関係にあると考えられているので、普段からフケの状態に気を付けておくことも重要です。
ハゲの原因とは?ハゲの基準と見分け方
ハゲの原因
ハゲの原因には以下のようなものがあります。
遺伝
まず、ハゲの原因の一つに遺伝によるものがあります。
主に、体内の酵素の一種である5α-リダクターゼの働き方や、男性ホルモン受容器の感受性によって、ハゲになるかどうかが左右されます。
これらは遺伝子の性質によって変化するため、遺伝がハゲの原因の一つになるのです。
ただ、遺伝とはいっても、日々の生活習慣や食習慣、どれだけ髪をケアするかで薄毛になる可能性を低くすることが可能です。
生活習慣の悪化
栄養不足や睡眠不足は、私たちの髪の毛にも悪影響を及ぼします。
栄養不足になると、髪の毛に栄養が行き渡らなくなり、髪の毛の成長に影響してしまいます。
また、髪の毛は睡眠中に分泌される成長ホルモンによって生成されます。
睡眠不足になるとこのホルモンの分泌が止まってしまいハゲに繋がる可能性があります。
過度なストレス
過度なストレスは、生活の至るところに影響を与えます。
ストレスによって不眠症になったり食生活が乱れることで髪への栄養が行き渡らなくなります。
これが長期間続くことでハゲになる可能性が高くなります。
ストレスはできるだけため込まないことが大切です。
ハゲの予兆がある場合の対策
サプリメントを利用する
医薬品ではない育毛剤の場合、効果を医学的に期待できませんが、サプリメントであれば薄毛に効果があることが(医学的・統計学的に)立証されているものがあります。
当クリニックでは、安全面を考慮し、原材料まで完全日本製の駅前AGAクリニックオリジナルサプリメントをご用意しています。(参考記事:医師が厳選した成分!!育毛のための日本製オリジナルサプリメントが完成!)
シャンプーや頭皮の洗い方を見直す
薄毛の原因はいろいろありますが、誤ったヘアケアも薄毛のリスクを高めます。
例えば、髪の毛を洗うときにゴシゴシ強い力で頭皮をこすると、頭皮や髪の毛を傷つけてしまうことになります。
また、髪質や頭皮に合っていないシャンプーを使っていると、頭皮環境を悪化させ、将来の薄毛のリスクを高めてしまいます。
もし髪を洗う時に頭皮が痒くなるようであれば、頭皮に炎症を起こしているのかもしれません。
そのような場合は、薬用シャンプーを利用し、頭皮環境の改善に努めましょう。
育毛剤を使う
育毛剤を使うことで、頭皮の血行を促したり、頭皮に栄養を与えることができます。
栄養不足で髪のハリやコシがなくなってきたら育毛剤の使用をお勧めします。
栄養がいくことで、髪が抜けにくい健康的な頭皮に変化することが期待できます。
生活習慣を改善する
薄毛というと遺伝が原因だと考えられがちですが、薄毛の多くはいろいろな原因が複雑に絡み合った結果として起こるものです。
その原因の1つとして、生活習慣もあげられます。
睡眠不足や疲労状態が継続していると、身体の回復にエネルギーが使われるため、髪の毛の成長に割かれるエネルギーが不足してしまう恐れもあります。
また、ストレスフルな毎日を過ごしていると自律神経のバランスにも狂いが生じ、ヘアサイクルに影響を与えることにもつながりかねません。
なるべく早寝早起きして生活のリズムを整えることで、寝ている間の身体の回復力を高め、頭皮環境を改善することも期待できます。
ハゲの予兆が見られる場合には、医療機関で医学的に正しい治療をするとともに、サプリメントの利用や、ヘアケア・生活習慣の見直しが必要。
予兆があるなら医師に相談することも重要
ハゲの予兆がAGAによるものの場合、そのままにしておくと進行してしまいます。
そのため、ハゲの前兆が見られる場合は、医師に相談することも考えておくことをお勧めします。
医師に相談をすれば、AGAでなかった場合でも、日々の生活や手入れなどのアドバイスを受けることができるので、ハゲの進行の予防にも役立ちます。
駅前AGAクリニックでは、専門のカウンセラーや医師が患者様のお悩みや不安を一緒に解消します。
当院では、無料カウンセリングを実施しておりますのでぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
自分の髪の毛は毎日見ているため、自分ではなかなか変化に気付けないものです。
ただ、変化を見落とすと将来の薄毛のリスクが高くなるため、今回紹介した点に注意することが重要です。
もし予兆に気が付いても、自分で正しい対策をするのは正直難しいですよね。
専門カウンセラーがお客様のお悩み・不安をお聞きしながら、頭皮チェックや対策を提案いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。