女性のミノキシジル使用について|効果や副作用について解説!

女性のミノキシジル

女性の5人に1人が薄毛の悩みを抱えています。

日本で女性の使用を許可されている治療薬は、ミノキシジル配合の外用薬である、「外用ミノキシジル」のみとなっております。

その外用ミノキシジルも、低濃度の1%のものとなっております。

正直これでは薄毛はほとんど治らないでしょう。

そこで、今回は駅前AGAクリニック大阪梅田院の院長が、女性の薄毛治療について説明します。

— 目次 —

▽記事の内容をまとめた動画はこちら▽

ミノキシジルについて

女性とミノキシジルの関係性を知る前に、まずはミノキシジルについて説明します。

そもそもミノキシジルとは

ミノキシジルは1960年頃にアップジョン社(現ファイザー社)が酸分泌阻害薬として開発を試みていたジアリルメラミンを起源としています。

これに降圧作用があることが分かり、改良したものがミノキシジルです。

ミノキシジルの降圧作用は、その活性代謝物のミノキシジルサルフェートが血管平滑筋ATP感受性Kチャンネルを開放することによって起こります。

1979年、アメリカで経口降圧薬として承認され現在でも薬剤抵抗性の重症高血圧患者さんに最終選択薬として使われています。

このような薬剤で高血圧症に対する最終兵器的存在なのです。

そのため副作用が多く恐れられていたのです。

その後ミノキシジルの使用者から、「毛髪が太くなった」「薄毛が改善された」という声が上がり、ミノキシジルに発毛効果があることがわかったのです。

ミノキシジルを含んだ治療薬として、内服薬である「ミノキシジルタブレット(ミノタブ)」と外用薬である「外用ミノキシジル(塗りミノ)」があります。

本記事では「外用ミノキシジル(塗りミノ)」について説明するので、内服薬である「ミノキシジルタブレット(ミノタブ)」について知りたい方はこちらをご覧ください。

ミノタブについてはこちら

ミノキシジルの発毛メカニズム

上記より、ミノキシジルに発毛作用があることがわかったと思いますが、どのようなメカニズムで発毛しているのでしょうか。

詳しく説明していきます。まず、ミノキシジルはATP感受性Kチャンネルを開放します。

これにより、血管平滑筋に作用して血圧を下げます。さらに、毛乳頭の毛細血管にも作用します。

これにより毛乳頭細胞が刺激されVEGFなどの細胞成長因子の産生を促進するのです。

これが発毛させる機序だと推測されています。

また、他には毛母細胞のアポトーシスと呼ばれる細胞死を防いだりヘアサイクルを伸ばす作用も注目されて研究されています。

つまり、正確なことはまだ推測段階なのです。それでも発毛効果は抜群なのでミノキシジルの存在は偉大なのです。

女性唯一の治療薬!?外用ミノキシジルについて

ミノキシジルについてある程度わかったところで、ミノキシジルの女性の使用について説明します。

外用ミノキシジルの女性の使用について

外用ミノキシジルとは、ミノキシジルを頭皮に直接塗布するタイプの治療薬で、大正製薬の「リアップ」などが代表的です。

「塗りミノ」とも呼ばれています。

外用ミノキシジルは、女性型脱毛症に効果があると国内で認められている唯一の治療薬です。

また、外用ミノキシジルには、男性向けと女性向けがあります。

その違いは主に濃度です。

男性向けのものは濃度が主に5%であるのに対し、女性向けのものは主に1%のものが市販で売られています。

では、なぜ男女で濃度に違いがあるのでしょうか。

ミノキシジルの濃度について

まず、女性のミノキシジルの濃度についてですが、日本では1%での臨床試験しか行われていないのです。

そのため残念ながら1%が主流となっています。

日本皮膚科学会が策定した『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』では ミノキシジル外用を行うよう強く勧める(男性型脱毛症:5%ミノキシジル,女性型脱毛症:1% ミノキシジル)となっています。

現在、アメリカやカナダでは、女性の5%の濃度のミノキシジルの使用が認められています。

当然ですが、ミノキシジルの効果は濃度が高ければ高いほど現れやすいです。

では、なぜ日本は1%の濃度しか認められていないのでしょうか。

そもそも外用ミノキシジルは副作用が出ないように作られたため、外用ミノキシジルは副作用が出にくいとされています。

ですが、濃度の違いによる副作用の出現率についてははっきりとした結論が出ていません。

つまり濃度が濃ければ副作用が増えるともはっきり言えないような状態なのです。

ではミノキシジルは女性でも5%を使用すればいいのではないでしょうか。

そもそも、ミノキシジルの発毛効果は濃度が高ければ高いほど効果があることはすでに分かっています。

では、濃ければ濃いほどいいのでしょうか。ここにもう一つ考えるべきことがあります。それは使い心地の問題です。

1%や2%はアルコールベースの製剤なのでサラサラで使い勝手がいいのですが、5%になるとポリピレングリコールベースの製剤になり脂っぽい感じが多少します。

ですが5%程度だとみなさんそれほど困ることはないです。では、15%はどうでしょうか。

これは男性に人気がありますが髪が固まるような整髪剤のようなハードな感じがします。

女性の場合は髪が長いことが多いのでこれだと困るかもしれません。

発毛効果と付け心地の両方から判断すると女性には5%が最適ではないでしょうか。

普段は5%を使用してそれだと不快な場面では2%を使うなど色々な方法があってもいいのかもしれません。

少なくとも1%の製剤はファーストチョイスではないでしょう。

世界的にも育毛剤の市場はかなり大きな存在となっています。

ミノキシジルが唯一の効果的な発毛薬であるにもかかわらず、いまだに効果のない育毛剤が市場に出回っています。

また、男性よりも女性の方が美容に力を入れている方が多いです。男性の頭皮と女性の頭皮に医学的な違いはありません。

その他の医学的に使用される外用薬でも男性用と女性用を分けた製品は存在しません。

これには見えない大きな力が働いているのではないでしょうか。

もし、女性が今市場に出回っている男性用の5%のミノキシジル製剤を使用し始めるとどうなるでしょうか。

きっと発毛薬の売上が減ることでしょう。海外ではこの問題に声をあげている医師も多いのです。

日本でも5%が解禁されるのは時間の問題でしょう。

女性の薄毛の数少ない治療の骨格となるミノキシジル外用薬は今後5%が主流となると考えられます。

まずはクリニックを受診し、医師と相談した上で適切な選択をしましょう。

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妊娠中に使ってはいけない!?外用ミノキシジルの副作用について

ミノキシジルには、他の薬と同じように、副作用があります。

副作用が起こる可能性は低いですが、それでも注意が必要です。

外用ミノキシジルの副作用について確認しましょう。

内服薬に関してはこちらをご覧ください。

ミノタブについて

起こりうる副作用について

外用ミノキシジルは内服薬よりも副作用が起こりにくいです。

起こりうる副作用については以下の通りです。

初期脱毛

初期脱毛とは、ミノキシジルを投薬し始めた時に逆に毛が抜け落ちてしまう現象です。

この初期脱毛が起こることによって、ミノキシジルの投薬に不安を感じてしまう方もいらっしゃいます。

ですが、こちらの初期脱毛は、副作用というよりもしっかりと薬が効いている証拠になります。

具体的には、ミノキシジルの効果によって発毛した髪の毛によって、古くなった毛根が押し出され、初期脱毛が起こります。

したがって、初期脱毛が起こっても心配する必要はありません。

詳しくはこちらをご覧ください。

初期脱毛について

頭皮の発心、かゆみ

皮膚が炎症し、赤みやかゆみがでることがあります。
また、フケが出る可能性もあります。

動悸、頭痛、だるさ

冒頭でも述べましたが、ミノキシジルはもともと高血圧治療薬とて開発されたものなので、血管拡張作用があります。

この血管拡張作用によって、動悸、頭痛、だるさといった副作用が起こります。

妊娠中の使用について

副作用に気をつけていれば、薄毛治療にとても効果的な外用ミノキシジルですが、妊娠中に使用してはいけません

理由としては、胎児の心臓に強い負担がかかるからです。

血管拡張作用のあるミノキシジルは、人工的に血流をよくするので、胎児の心臓にとって有害です。

そのため妊娠中の女性や、妊娠している可能性がある女性は注意が必要です。

副作用が起こった時の対策方法や、妊娠中の使用について詳しく知るために、まずはクリニックを受診しましょう。

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まとめ

駅前AGAクリニックではミノキシジルの外用薬は5%をおすすめしています。

実際、当クリニックに通院されている女性患者さんからの評判もいいです。

気になる副作用ですが、男性同様にほとんどありません。中には15%を希望される女性患者さんもいるほどです。

色々なご要望にお応えできるようにミノキシジル外用薬は数種類取り揃えています。

ミノキシジル外用薬は標準的には1日2回の使用ですが、濃度を上げて1日1回にするのも選択肢の一つだと思います。それでも効果は同様です。

女性の薄毛の治療は長く続けていくものです。

手間を減らして継続しやすい方法やより効果の高い方法をご提案出来るように駅前AGAクリニックは進化し続けて行きたいと思います。

駅前AGAクリニックは世界最先端の治療方法を常にチェックしています。海外の文献ももちろん調べています。

患者さんに安心して世界最先端の治療をご提供できればと考えております。

当クリニックは全国に10院以上ありさらに増えております。

各院の医師同士で常々に勉強会も行い知識の共有を行っています。

そのためどこの院でも安定した治療をご提供できるようにしています。

当クリニックは毛髪総合クリニックとしてAGAや女性の薄毛(FAGA)、円形脱毛症まで全ての毛髪疾患を得意としています。

薄毛の疾患は一つとは限りません。複合型の毛髪疾患の患者さんも多いです。

当クリニックではそのような患者さんにも確実な治療をご提供することができるのです。治療を検討中の方は、まずは当院にご相談ください。

そこで当院の医師が、患者様それぞれに合った治療法を提供いたします。

執筆者
田坂洋介
2005年3月 昭和大学医学部卒業
2005年4月 昭和大学医学部付属初期臨床研修センタにて初期臨床研修開始
2007年4月 川崎市立川崎病院 麻酔科後期研修開始
2009年4月 麻酔科標榜医取得
2015年4月 大手毛髪専門クリニックで多数の症例を経験
2017年12月 駅前AGAクリニック大阪梅田院院長
資格:医師免許、麻酔科標榜医、麻酔科学会専門医、麻酔科学会指導医

駅前AGAクリニック【全国13院 東京新宿院東京北千住院京都烏丸院大阪梅田院岡山院鹿児島院 など】

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