頭皮に角栓ができる原因とは?対策方法についてもご紹介!
角栓というと鼻の頭などにできやすいイメージがありますが、実は、頭皮に角栓ができることもあります。また、頭皮の角栓を放置することによって、薄毛のリスクが高まることもあると考えられています。
では、なぜ頭皮に角栓ができてしまうのでしょうか。こちらのページでは、頭皮に角栓ができる原因や、頭皮に角栓ができてしまった場合の対策方法などについて、専門家が詳しく解説しています。
— 目次 —
頭皮にできる角栓とは?
角栓とは、毛穴に老廃物や皮脂が詰まってできる凝固物のことを意味します。人間の皮膚の表面は新陳代謝とともに生まれ変わっていますが、毛穴の中でも皮膚(角層)の新陳代謝が起こっています。
ところが、何らかの原因によって新陳代謝に異常をきたすと、本来であれば排出されるべき角層が毛穴の内部に残ってしまい、それが皮脂や汚れと結びついて、角栓を形成するリスクが高くなります。
頭皮の毛穴にも角栓ができることがある
角栓はそもそも、剥がれ落ちるべき角層(角質)と皮脂とが結びつくことによって形成されます。そのため、皮脂の分泌量が多い鼻の頭などに角栓ができやすいのです。
頭皮も身体の中でもっとも皮脂の分泌量が多い場所の1つであるため、新陳代謝に異常がみられる場合、頭皮に角栓ができることもあるのです。
頭皮の角栓を放置すると薄毛のリスクが高まることも
頭皮の角栓は、皮脂や老廃物が毛穴に詰まることで起こります。その結果、毛穴に炎症を起こしたり、頭皮環境を悪化させたりする可能性が高くなり、薄毛のリスクを高めることもあります。
植物が大地に根を下ろし、地中の水分や養分を吸い上げて成長するように、髪の毛は頭皮下を流れる血液から栄養分を受け取って成長します。
新陳代謝に異常をきたし、血液の循環が悪くなると、髪の毛が受け取る栄養素も減少することとなります。その結果、髪の毛の健全な成長が阻害され、薄毛のリスクを高める訳です。
- 角栓とは老廃物と皮脂によって構成される毛穴内部の凝固物のこと
- 角栓は皮脂の分泌量が多い頭皮にできることもある
- 頭皮にできた角栓によって頭皮環境が悪化し、抜け毛のリスクを増すこともある
頭皮に角栓ができる原因
頭皮に角栓ができてしまうと、薄毛になるリスクを高めるということでした。では、なぜ頭皮に角栓ができるのか、その原因について見ていきたいと思います。
髪の毛の洗い方やヘアケアが間違っている
頭皮に角栓ができる原因としては、髪の毛の洗い方やヘアケアの方法が間違っているということがあげられます。
例えば、髪の毛を毎日洗わずに不潔にしていると、皮脂と老廃物、汚れなどが絡み合い、毛穴に詰まりやすくなります。
では髪の毛を洗う回数が多ければ多いほど良いのかというと、そういうわけでもありません。なぜなら、髪の毛を洗いすぎると、頭皮を守るべき存在である皮脂まで洗い流してしまうからです。
皮脂というとべたつきの元として嫌われる傾向がありますが、実は、頭皮を外部の刺激から守る大切な役目も持っているのです。
必要以上に髪の毛を洗うと、頭皮を守っている皮脂まで洗い流してしまうため、頭皮環境の悪化を招き、角栓ができるリスクも増してしまうのです。
また、髪の毛の質や頭皮の質に合っていないシャンプーを使っていると、やはり頭皮環境の悪化を招くリスクが高まります。
特に市販のシャンプーには、合成界面活性剤という髪の毛や頭皮にとって有害な成分が含まれているため、注意する必要があります。
生活習慣や食生活の悪化
生活習慣や食生活の悪化も、頭皮に角栓ができるリスクを高めます。例えば、忙しくてお風呂に浸かる習慣がないと、毛穴に詰まった汚れや老廃物を排出することが困難となります。
また、脂っこい食べ物を好んで食べていると、皮脂の分泌量が増加し、頭皮に角栓ができるリスクを高めます。
ストレスによる皮脂の過剰分泌
化粧品メーカーの大手である資生堂がおこなった調査によると、ストレスによって頬の皮脂分泌量が1.7倍に増大したということです。
ストレス状態が昂じると、自律神経のバランスが乱れます。自律神経は私たちの生命活動すべてにかかわっているため、自律神経のバランスが乱れることで、皮脂の分泌量にも影響を与えると考えられるのです。
- 誤った髪の毛の洗い方やヘアケアによって頭皮に角栓ができるリスクを高める
- 生活習慣や食生活の悪化も頭皮の角栓の原因となる
- ストレスによって皮脂の分泌量が増大すると角栓のリスクも増す
頭皮の角栓の対策方法
頭皮の角栓の対策方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
洗髪時の洗い方やお湯の温度に気をつける
頭皮の角栓対策としては、洗髪時の洗い方やお湯の温度に気を付けることがあげられます。髪の毛を洗う時には頭皮をごしごしとこすらず、優しくマッサージするように洗いましょう。
また、髪の毛を洗う時には、洗顔時と同様、38度程度のぬるま湯で洗うことが重要です。なぜなら、熱すぎるお湯で髪の毛を洗うと、頭皮を守るべき皮脂まで洗い流してしまうからです。
髪の毛を洗い終えたら、ドライヤーを使って髪の毛や頭皮を乾かしましょう。濡れた状態が長く続くと、頭皮の雑菌繁殖の温床となってしまいます。ただし乾燥させすぎないよう気を付けることも重要です。
生活習慣を改善してストレスを解消
頭皮の角栓を予防するためには、ストレスを適度に発散することも重要です。角栓に限ったことではありませんが、ストレスは私たちの心身にさまざまな悪影響を及ぼします。
1日の終わりにはお風呂に浸かってゆっくりと身体を温め、リラックスした状態で布団に入ることがおすすめです。また、日ごろから適度に身体を動かし、血行を促進することも重要です。
頭皮の肌トラブルが大きくなったらクリニックへ相談
頭皮のトラブルが気になるようでしたら、薄毛治療専門のクリニックを受診することがおすすめです。特に、頭皮トラブルにともなって抜け毛の量が増えているような場合、早めの治療が必要となるケースもあります。
特にAGA(男性型脱毛症)と呼ばれる進行型の脱毛症を発症した場合、手をこまねいているうちにどんどん薄毛が進行してしまいます。
- 角栓対策としては正しいヘアケア法があげられる
- ストレスを発散し生活習慣を改善することも重要
- 頭皮トラブルがひどい場合には専門のクリニックへ相談することがおすすめ
頭皮のお悩みは駅前AGAクリニックへ相談
頭皮のお悩みがある場合、駅前AGAクリニックまでご相談頂くことをおすすめします。駅前AGAクリニックでは、男性にみられる薄毛だけでなく、女性の薄毛や円形脱毛症など、すべての薄毛を専門的に取り扱っています。
薄毛というと男性だけの問題だと思われがちですが、実は、薄毛に悩まされている女性の方もたくさんいらっしゃいます。
薄毛は非常にデリケートなお悩みであるため、誰にも相談できずにお一人で悩まされている方もいらっしゃることでしょう。
駅前AGAクリニックでは、専門のカウンセラーが頭皮や髪の毛に関するお悩みに無料でお応えしています。頭皮や髪の毛のお悩みがある方は、ぜひ一度、無料カウンセリングをお試しください。
- 駅前AGAクリニックでは、男性だけでなく女性の薄毛や円形脱毛症も治療している
- 悩んでいるうちにさらに薄毛が進行してしまうリスクがある
- 駅前AGAクリニックでは、無料カウンセリングで頭皮や髪の毛のお悩みに応えている
まとめ
角栓ができることは必ずしも珍しいことではありませんが、髪の毛に覆われている頭皮に角栓が出来た場合、気づくのが遅れてしまう可能性もあります。
そのため、排水溝に詰まる髪の毛の量が増えたり、皮脂の分泌量が増えて髪の毛が脂ぎったりする場合、早めに専門のクリニックでみてもらうことをおすすめします。
特に男性にみられる代表的な薄毛であるAGAを発症した場合、速やかに治療を開始しないと、どんどん薄毛が進行してしまいます。
駅前AGAクリニックでは、無料カウンセリングを通して薄毛に関するお悩みにお応えしています。お一人で悩まれずに、まずは専門のカウンセラーまでご相談ください。