ミノキシジルによって体毛は濃くなる?服用を中止すると元に戻る?

AGA治療

薄毛の治療をすると頭髪以外に全身の体毛が増えることがあります。

この原因として、ミノキシジルの影響だと考えている方もいます。

では、実際にはAGAの治療を行うことで、体毛が濃くなったり、多毛症になったりすることはあるのでしょうか。

今回は、薄毛治療による多毛症やミノキシジルと体毛の関係について駅前AGAクリニック大阪梅田院の院長が解説します。

— 目次 —

ミノキシジルによって体毛は濃くなる?

ミノキシジルを使用することによって、体毛が増えることもあります。

では、なぜそのようなことが起きるのでしょうか。

また、体毛だけが濃くなり、髪の毛は増えないこともあるのでしょうか。

発毛を促進する

ミノキシジルを使用することで体毛が増えるのは、ミノキシジルに発毛を促進する効果があるためです。

この場合の毛は、毛髪だけを意味するのではなく、全身の体毛も含まれます。

ミノキシジルには、血管内皮細胞増殖因子や、インスリン様成長因子といった、髪の毛を成長させる因子を増殖させる働きがあります。

これにより、毛母細胞の分裂が活発になり、発毛が促進されるのです。

多毛症になることもある

ミノキシジルを使用した場合、多毛症になることもあります。

多毛症とは、単に体毛が増えるだけでなく、本来はあまり目立たない箇所の体毛が増えることです。

例として、ミノキシジルを使用することで、ひげが濃くなるケースもあります。

また、ミノキシジルは女性も使用することが可能ですが、女性の場合も顔の産毛や眉毛などが濃くなるケースもあります。

体毛だけ濃くなることはない

基本的に、ミノキシジルを使用することで体毛だけが濃くなり、髪の毛が生えてこないことは、ほとんどないでしょう。

ミノキシジルは、厚生労働省によって発毛効果が認められた数少ない成分の1つで、日本皮膚科学会も、薄毛治療をする際に行うべき治療方法と位置づけています。

POINT
  • ミノキシジルを使用した場合、髪の毛だけでなく体毛が増えることもある。
  • ミノキシジルには発毛を促進する効果があるため、多毛症になることもある。
  • 体毛が濃くなることもあるが、髪の毛だけ生えないという可能性はほとんどない。

ミノキシジルの内服薬と外部薬では体毛への影響が異なる?

ミノキシジルは内服薬・外用薬共に体毛が増える要因となります。

特に、内服薬は成分の浸透率が高く、外用薬に比べて体毛への影響が大きいと言われています。

内服薬は発毛においても外用薬に比べて効果を実感している人が多く、同様に体毛増加へ与える影響も大きくなっていると考えられます。

また、外用薬は一部分に塗布しますが、内服薬は成分が全身に行き渡るため、発毛させたい頭皮以外の発毛も促進してしまいます。

これらの理由から、ミノキシジルの内服薬は外用薬に比べて体毛への影響が大きいのです。

ミノキシジル以外のAGA治療薬で体毛が濃くなることはあるの?

ミノキシジル以外のAGA治療薬で多毛症になることはあるのでしょうか。

治療薬ごとに見ていきましょう。

プロペシアやザガーロによる多毛症の可能性

プロペシアやザガーロは5αリダクターゼ阻害薬です。

これらはAGAの特効薬として重宝されています。

これにより体毛も濃くなるのでしょうか。

5αリダクターゼ阻害薬はそもそもどうやって毛髪を増やすのでしょうか。

プロペシアやザガーロの作用の仕方を復習してみましょう。

プロペシアやザガーロの作用の仕方

AGAの原因はヘアサイクルにあります。

男性ホルモンは5種類ありますが、その内のDHT(ジヒドロテストステロン)に頭皮のヘアサイクルを短くする作用が発見されました。

DHTが男性ホルモンレセプターに作用するとヘアサイクルを短くする物質が分泌されてヘアサイクルが短くなってしまうのです。

DHTは男性ホルモンのテストステロンから頭皮で合成されています。

その合成をストップさせる薬剤が5αリダクターゼ阻害薬です。

このように作用する薬剤なのでヘアサイクルを伸ばして毛量を増やして行きます。

つまり抜け毛が減って毛髪の寿命も長くなります

毛髪は太く長く成長して立派に育って行きます。

ヘアサイクルを伸ばす作用は頭皮のみで表れるのがポイントです。

体毛のヘアサイクルは長くなりません。

ということはプロペシアやザガーロでは体毛は増えようがないのです。

プロペシアやザガーロの効果について詳しくはこちらをご覧ください。

女性の薄毛の治療薬「スピロノラクトン」は?

女性の薄毛の特効薬はスピロノラクトンです。

スピロノラクトンで体毛が増えてしまうのでしょうか。

スピロノラクトンの作用の仕方を説明します。

スピロノラクトンの作用の仕方について

女性の薄毛の原因は男性と違い色々あります。

しかし、一番の原因はやはり男性ホルモンです。

女性のAGAと言われることもあるぐらいです。

女性といえども体内には男性ホルモンがあります。

女性ホルモンより男性ホルモンが強く作用すると男性と同じように頭皮のヘアサイクルが短くなるのです。

スピロノラクトンは男性ホルモンに対して拮抗的に働きます。

男性ホルモンの力を弱めることで正常なヘアサイクルを取り戻すのです。

スピロノラクトンの男性ホルモンに対しての具体的な働きは以下のようになっています。

利尿薬として有名なスピロノラクトンですが使い方によってはこのように作用させることが出来るのです。

ミノキシジルによる体毛の増加を止めるには?

ミノキシジルの使用によって、体毛が増えて困るケースもあります。

では、ミノキシジルによる体毛の増加を止めるためには、どのようにすれば良いのでしょうか。

服用を中断する

簡単な方法は、原因となるミノキシジルの服用を中断することです。

しかし、ミノキシジルの服用を中断すると、再び薄毛が進行する可能性も高いです。

特に、男性みられる薄毛のAGA(男性型脱毛症)には、その他の脱毛症とは異なり、進行型という特徴があります。

このため、ミノキシジルを服用することで髪の毛の量が増えても、服用をやめると、また薄毛が目立つようになることが考えられます。

医師に相談する

ミノキシジルの服用によって体毛が増えた場合、自己判断でミノキシジルの服用を中止するのではなく、医師に相談することが大切です。

ミノキシジルの服用によってある程度の発毛がみられたのであれば、ミノキシジル以外の治療薬に変更することも可能です。

また、内服タイプのミノキシジルに比べれば、体毛の増加のリスクが低い塗り薬タイプのミノキシジルに変更することもできます。

薄毛治療専門のクリニックには、投薬治療以外にも薄毛の改善法があるため、まずは担当医に相談するようにしましょう。

POINT
  • ミノキシジルによる体毛の増加を止める簡単な方法は、ミノキシジルの服用を中止すること。
  • ミノキシジルの服用を中止すると、再び薄毛が進行する可能性が高い。
  • 自己判断でミノキシジルの服用を中止するのではなく、医師と相談することが大切である。

体毛を増やさずに髪の毛だけ増やす方法は?

ミノキシジルの使用によって、体毛が濃くなるのは避けたいという方もいるでしょう。

では、体毛を増やさずに、髪の毛だけ増やす方法はあるのでしょうか。

治療薬のみでは難しい

治療薬のみで、髪の毛だけを増やすのは難しいでしょう。

ミノキシジルには、発毛を促進する効果があるため、どうしても全身の毛にも影響を与えます。

しかし、AGAを治療する場合、ミノキシジルとプロペシアの効果の異なる治療薬を併用することが一般的です。

ミノキシジルには、発毛を促進する効果がありますが、プロペシアには抜け毛を防ぐ効果があります。

この上で、ある程度の発毛効果が得られた場合、プロペシアのみの服用に切り替えることも可能です。

プロペシアには、発毛を促進する効果はないため、体毛を濃くするような作用はありません。

メソセラピーを使用する

メソセラピーを使用する方法も有効です。

育毛メソセラピーとは、有効成分を直接頭皮に注入する注入治療です。

髪の毛の成長因子を頭皮に直接注入するため、効果が出るまでの期間が短く、副作用もほとんどないというメリットがあります。

つまり、多毛症を発症せずに髪を成長させることができるのです。

また、当院で行なっている「オーダーメイドAGA発毛メソセラピー」は、5万円から行なっており、脱毛を行うよりも安く治療することが可能です。

メソセラピーに関する詳細や、薄毛の治療に関することなど、お気軽に当院までお問い合わせください。

脱毛を行いながら治療を行う

ミノキシジルの使用による体毛の増加が気になる場合、脱毛を行いながらミノキシジルを服用するのも良いでしょう。

ただし、脱毛の施術を受けた場合、硬毛化や多毛化(増毛化)のリスクがあることは知っておきましょう。

脱毛の施術を受けた場合、以前よりも体毛が濃くなったり、体毛の量が増えたりする可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。

POINT
  • 治療薬のみでは体毛を濃くせずに髪の毛だけを増やすことは難しい。
  • ある程度の効果が実感できた後は、プロペシアのみの治療に切り替えることも可能。
  • 体毛が気になるのであれば、脱毛を行いながら治療をする方法もある。

まとめ

いかがでしたか?薄毛の治療はこのような副作用とのバランスの上に成り立っています。

ミノキシジルの内服量は人それぞれです。

発毛と副作用のバランスをとるのには経験が必要です。

体毛はミノキシジルの内服を止めれば戻りますから心配はいらないです。

その微妙なさじ加減の調整は私達、駅前AGAクリニックの得意とするところです。

また、十分な発毛が得られたならミノキシジルを減らして行くこともあります。

その際にはいきなりミノキシジルを辞めるのでなくバランスを取りながら投与量を減らして行くことが大切です。

ミノキシジルの内服錠剤は2.5mg、5mg、10mgと数種類ありますが、その内服パターンも色々あります。

また、メソセラピーなど、ミノキシジルタブレットを一切使わない方法も可能です。

薄毛の治療は長期に渡りますのでクリニックのカウンセラーや医師との対話も重要になってきます。

治療が長く続きますから無駄な投薬は極力避けていくことも大切だと思います。

駅前AGAクリニックでは全国12院、東京新宿、東京北千住、金沢、新潟、三重四日市、大阪梅田、京都烏丸、岡山、広島、熊本、鹿児島のすべてのクリニックで患者さんに合わせたきめ細やかな薄毛治療を行っております。

治療過程で薬剤の調整が必要になることも多いですが、お気軽に患者さんご自身のお考えをお聞かせ下さい。

患者さんの価値観を最優先にして私たちが道案内を出来ればと日々考えております。

執筆者
田坂洋介
2005年3月 昭和大学医学部卒業
2005年4月 昭和大学医学部付属初期臨床研修センタにて初期臨床研修開始
2007年4月 川崎市立川崎病院 麻酔科後期研修開始
2009年4月 麻酔科標榜医取得
2015年4月 大手毛髪専門クリニックで多数の症例を経験
2017年12月 駅前AGAクリニック大阪梅田院院長
資格:医師免許、麻酔科標榜医、麻酔科学会専門医、麻酔科学会指導医

駅前AGAクリニック【全国12院 東京新宿院東京北千住院京都烏丸院大阪梅田院岡山院鹿児島院 など】

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