『チャップアップ』ってAGAに効くの??医学的にはどうなの?

当クリニックを受診される患者さんの多くが育毛剤を試しています。

数カ月から数年の間、育毛剤で治療を行ってからクリニックに治療にいらっしゃいます。

受診時にまだ育毛剤が余っている患者さんも多いです。

治療を始めるにあたって育毛剤を併用してもいいのでしょうかと聞かれることも多いです。

育毛剤は非常に多くの種類があります。

今回はその中でも医薬部外品の『チャップアップ』に注目して駅前AGAクリニックの毛髪専門の医師が医学的な目線から解説します。

— 目次 —

  • 『チャップアップ』って何??
  • EBMとは??日本皮膚科学会のガイドラインとは?
  • チャップアップの効果とは??医学的にどうなのでしょうか?
  • 医学的に正しいAGAの治療とは??

『チャップアップ』って何??

以下、チャップアップのホームページから情報を転記します。

ウェブを中心に展開する「男性向け育毛剤」で株式会社ソーシャルテックが販売しています。

売上高は平成17年3月期の決算資料で48億8千万円であり日本で一番売れた育毛剤だということです。

モンドセレクション2年連続金賞を受賞しています。

チャップアップが選ばれる理由は・・・

①業界初!返金保証期間が30日間から期限なしの永久保証にチェンジ!
②男性にも女性にも育毛・発毛促進効果のある成分を独自監修で配合!
③専門家の品質保証、各メディアへの掲載
④お客様サポートの徹底

ということのようです。

有効成分は3種類配合しています。

『センブリエキス』

・・・血行を促進して頭皮に栄養をいきわたらせるために必要な成分

『グリルリチン酸ジカリウム』

・・・頭皮を清潔に保ち、育毛促進のために必要な成分

『ジフェンヒドラミンHCL』

・・・頭皮環境を整え、皮膚の腫れ・かゆみを抑える効果

その他に頭皮に特化した成分を弊社監修で配合、天然成分55種類とアミノ酸15種類を配合しています。

これがチャップアップの詳細です。

かなり薄毛に効果が見込めそうな雰囲気の内容となっています。

EBMとは??日本皮膚科学会のガイドラインとは?

現代の医学はEBMに基づいています。

EBMとは『Evidence Based Medicine』のことです。

その医師の経験や主観だけでなく、根拠のある治療を行うために統計を駆使して証拠となるデータを元に治療内容を評価するのです。

医師が自分の経験のみで治療していたら信用できません。

口コミのような治療方法も危ないです。

そういった信頼性の低い治療方法はEBMによって否定されてしまいます。

EBMにも欠点があります。

証拠を集めるのに時間がかかることです。

非常に稀な病気ではデータが集まらないかもしれません。

また、最先端の治療方法も証拠が少なくなってしまいます。

そのような時に医師の経験やセンスが生きてくると思われます。

では、AGAの治療ではどうなのでしょうか。

AGAの患者さんは非常に多いです。

男性の3人に1人がAGAで女性の5人に1人がFAGAとも言われています。

このようにありふれた疾患ではデータを集めるのは簡単です。

では、今ある治療方法を評価するとどういう結果になるのでしょうか。

混沌とした育毛業界に日本皮膚科学会が指針を示しています。

これが『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版』です。

この中でEBMを元に治療方法を評価しているのです。

つまりこのガイドラインで効果があると評価されている治療方法には証拠があるということです。

チャップアップの効果とは??医学的にどうなのでしょうか?

チャップアップの有効成分は『センブリエキス』、『グリルリチン酸ジカリウム』、『ジフェンヒドラミンHCL』です。

残念ながらEBMの集まりであるガイドラインでこれらの成分が薄毛に効果があると認められてはいません。

つまり、医学的にはAGAやFAGAのような薄毛に効果があるとは言えません。

当クリニックで治療を始める際にチャップアップのような育毛剤はどうすればいいでしょうかと聞かれることがあります。

医学的には使っても使わなくても同じなので破棄して頂いても、そのまま継続して使って頂いても構いません。

AGAの治療はヘアサイクルを戻す治療が最も重要です。

毛母細胞を温存していく治療です。

一度死んでしまった毛母細胞を生き返らせることはできません。

このような育毛剤の効果を試す時間は無駄であり、むしろAGAを進行させてしまいます。

少しでも早くAGAの治療を始めることが非常に重要なのです。


— ポイント —

残念ながら医学的には『チャップアップ』にAGAやFAGAのような薄毛の治療効果はありません。

医学的に正しいAGAの治療とは??

エビデンス(証拠)で固められた正しいAGAの治療とはなんでしょうか。

一般的に広く認められている日本皮膚科学会のガイドラインを参照すると『フィナステリド』『デュタステリド』『ミノキシジルの外用』の治療です。

この3つの治療方法はかなり治療効果が高いと判定されています。

これに異論を唱える医師はきっといないでしょう。

毛髪専門クリニックではそれ以上の治療を行っています。

例えばミノキシジル内服療法やメソセラピー両方などです。

このような治療は時代の最先端の治療でありエビデンス(証拠)の少ない治療になります。

これはEBMの限界だと思われます。


— ポイント —

正しいAGAの治療方法はこの3つ!!

①『フィナステリド』

②『デュタステリド』

③『ミノキシジルの外用』

フィナステリド

5αリダクターゼⅡ型の阻害薬です。

1992年に前立腺肥大症の治療薬としてFDAに認可されて以来、世界中で広く使われています。

AGAの治療薬として不動の地位に長く君臨していました。

5αリダクターゼⅡ型を阻害することによりDHT(ジヒドロテストステロン)の合成を阻害してヘアサイクルの短縮を元に戻す効果があります。

それにより毛母細胞の細胞分裂の速度を正常にして毛母細胞の減少を防ぎます。

抜け毛が減ってじわじわと毛髪が増えていく特徴があり、治療効果は年々強くなる傾向があります。

しかし、治療初期に治療効果を感じにくい欠点があります。

長く使用されていて安全性が非常に高いことと価格が安いことが強みです。

デュタステリド

5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型の阻害薬です。

2001年に前立腺肥大症の治療薬としてFDAの認可を取得しています。

フィナステリドより登場が遅いですが、Ⅰ型とⅡ型の両方を阻害することでDHTをより効率的に減少させます。

その治療効果はフィナステリドの1.5倍とも言われることがあります。

AGAの進行を抑制する非常に効率的な薬剤です。

2015年には日本でもAGAの治療薬として認可されフィナステリドに取って代わっていく移行期にあります。

当院ではフィナステリドより圧倒的に人気があります。

これからの時代のAGAの治療の標準薬となるでしょう。

ミノキシジルの外用

ミノキシジルは元々は重症高血圧症に対する治療薬としてFDAに認可されました。

しかし、その臨床試験で発毛作用があることが判明したのです。

ただ、高血圧症に使われるミノキシジルの内服薬は扱いが非常に難しかったため副作用の少ない外用薬の開発が進められました。

そして、今では大正製薬のリアップなどのミノキシジル製剤が薬局でも簡単に手に入る時代がやってきたのです。

ミノキシジルの発毛機序は5αリダクターゼ阻害薬とは違い毛母細胞を刺激することで発毛します。

そのため5αリダクターゼ阻害薬との相性が良く相乗効果を期待できるのです。

しかし、AGAの進行の抑制作用は弱いため5αリダクターゼ阻害薬と併用するのが基本的な使い方となります。

駅前AGAクリニックは医学的に検証して厳選した治療方法を採用しております。

そのためにはエビデンス(証拠)が非常に重要だと考えております。

エビデンス(証拠)の少ない時代の最先端の治療を行う場合でも数少ないデータを収集して検証し続けております。

無駄な治療は行わない。

これが駅前AGAクリニックの基本スタイルです。

AGAだけでなくFAGA(女性の薄毛)の治療円形脱毛症の治療も行っております。

治療内容も患者さんにとって必要のないものは省くことが出来るようにオーダーメイド制を導入しております。

時代の最先端の毛髪医療をお手軽に駅前AGAクリニックで受けることが可能となっております。

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