AGA治療にかかる費用はどれくらい?保険は適用される?

AGA治療にかかる費用
男性に見られる代表的な薄毛であるAGAですが、AGAには進行型という厄介な特徴があるため、発症した場合に何ら対策を講じないでいると、抜け毛や薄毛が徐々に、かつ確実に進行することとなります。

では、AGAの治療にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。

また、治療には保険が適用されるのでしょうか。

今回の記事では、AGAの治療にかかる費用の目安と、可能な限り費用を抑える方法について解説したいと思います。

— 目次 —

AGAの治療には保険が適用される?

AGAは男性に見られる薄毛の大部分を占めることから、男性型脱毛症とも呼ばれています。

では、AGAの治療には保険が適用されるのでしょうか。

AGAとは

AGAは英語の「Androgenetic Alopecia」の頭文字を取ったものです。

「Androgenetic」には「男性ホルモンに由来する」という意味があり、「Alopecia」には「脱毛症」という意味があります。

つまり、AGAとは男性ホルモンが原因の脱毛症というわけです。

男性ホルモンというとテストステロンがよく知られていますが、AGAの原因となる男性ホルモンは、テストステロンがより強力化した、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンです。

原則として保険は適用されない

病気の治療には健康保険が利用できますが、AGAの治療には原則として保険は適用されません。

なぜなら、AGAの治療は美容目的でおこなわれるものだからです。

言い方を変えると、AGAを発症したからといって生命の危機に陥る訳ではありませんし、進行しても身体症状が現れるわけでもないからなのです。

医療費控除は受けられる?

医療費控除とは、年間に一定額以上の医療費を支払ったときに、所得控除を受けられる制度のことです。

AGAの治療費は必ずしも安いとは言えないので、所得控除が受けられるかどうか気になる方もいらっしゃることでしょう。

一般的には、AGAの治療費は医療費控除の対象とはならないとされています。

なぜなら、先ほども説明したように、AGAは命に関わるような疾患でも、身体機能に悪影響を及ぼす疾患でもないからです。

ただ、AGAの原因は実にさまざまであり、何らかの疾患にともなってAGAを併発し、その治療を受けているのであれば、医療費控除の対象となる可能性もあります。

控除を受けることができたという話も、多数聞きます、分からない時には主治医や税理士に相談すると良いでしょう。

AGA治療にかかる費用の項目と目安

AGAの治療をおこなう際、どのような治療にどれくらいの費用が掛かるのでしょう。

先述の通りAGAの治療には保険が適用されないため、治療費は病院やクリニックによってまちまちです。

初診料・検査料

AGAの治療費には初診料、再診料、各種検査料(血液検査やファイバースコープによる検査、遺伝子検査など)が含まれます。

治療を受けるのが前提である場合、無料としているクリニックも少なくありませんが、5,000円から10,000円(1ケ月あたり、以下同様)というのが相場のようです。

治療薬

AGAの治療や主に投薬治療がメインとなります。

薬代も病院やクリニックによってまちまちで、予防や現状維持が目的であれば3,000円から5,000円、積極的に増毛したい場合は7,000円から12,000円が相場となっています。

メソセラピー

メソセラピーは、頭皮下に直接髪の毛の成長因子を注入する治療法です。

投薬治療よりも効果を早く実感できるのがメリットです。

メソセラピーは1回あたり30,000円から60,000円といったところが多いようです。

自毛植毛

自毛植毛は後頭部の毛根を皮膚ごと移植する手術療法で、どの程度の薄毛かによって費用も異なってきます。

数10万円程度で間に合うケースもあれば、100万円以上かかることもあります。

AGA治療にかかる費用を抑える方法

AGAは進行型の脱毛症なので、発症した場合、根気強く治療を続ける必要があります。

そうなるとネックになるのが治療費ですが、少しでも抑える方法はないのでしょうか。

AGA治療薬を自分で購入する

AGAの治療薬は通販で購入できるものもあります。

病院にかかるよりも気軽に服用でき、料金も安いので、利用される方も多いようです。

ただし、自己判断で治療薬を服用した場合、内臓への負担を増したり、男性機能を低下させたりするリスクをともないます。

海外製のジェネリックを利用する

海外にはAGA治療薬のジェネリックが多数あります。

特に日本におけるAGA治療薬のパイオニアともいえるプロペシアのジェネリックや、国内では認可されていない内服タイプのミノキシジルのジェネリックなどが人気です。

ただ、自分で治療薬を購入して服用した場合、副作用が起こったとしても国の救済措置を受けられません

体調不良を招かないためにも、医薬品を自己判断で安易に服用するのは控えましょう。

頭皮環境を改善する

AGAにはいろいろな原因がありますが、頭皮環境の悪化もその1つです。

肌質に合わないシャンプーや乱暴な髪の洗い方、脂肪分の多い食事などによって頭皮環境の悪化を招きます。

頭皮がべたついている方や乾燥しすぎている方、フケの量が多い方、頭皮にかゆみのある方などは頭皮環境を見直すことが重要です。

薬用シャンプーや育毛用シャンプーもおすすめです。

生活習慣を見直す

ストレスや睡眠不足、過労といった要因も抜け毛のリスクを増します。

いくらAGA治療をおこなっても、生活習慣を改善しなければ、抜け毛の根本的な原因を取り除くことができません。

治療費を安く浮かせるためにも、治療効果が出やすい体質に変えていきましょう。

POINT

AGA治療にかかる費用を抑える方法としては自分で治療薬を購入する手があるが、副作用のリスクがあるのでおすすめできない。

AGA治療の費用を抑えるにはクリニックでの治療がおすすめ

AGAの治療自体は皮膚科や形成外科でもおこなっていますが、やはり専門のクリニックの方が豊富な臨床例を持っているうえ、治療法もたくさんあります。

自己判断で治療薬を服用すると副作用のリスクがあるうえ、発毛効果を実感できないこともあります。

何より、薄毛を改善するために体調を崩すので本末転倒といえます。

AGA治療専門のクリニックでは定期的に血液検査などをおこない、治療の効果と身体に及ぼす影響を勘案し、その人その人に合ったベストの治療法を提案しています。

まとめ

AGAは進行型の脱毛症であるため、長きにわたって根気強く付き合っていく必要があります。

治療にかかる費用は決して安くありませんが、自己判断で安価な治療薬を服用した場合、肝機能障害を起こしたり、男性機能を低下させたりするリスクもあります。

当院では初月に限り、現状維持目的の治療を1,800円という安価な価格で受けていただけます。

また、検査をしてすぐに施術を受ける場合、初診料や血液検査も無料とさせていただいています。

治療に関して言うと、投薬治療の場合だけでも600パターン以上の治療法を用意していますし、メソセラピーや自毛植毛も、その他の治療院よりも安価で受けていただけます。

先述したように、薄毛を改善するのに体調を損ねていては本末転倒といえます。

クリニックにおける治療費には、安心料も含まれていると考え、安全第一で治療を続けていくのがベストといえます。

一般的なAGAクリニックとは異なり、当院では女性の薄毛や円形脱毛症など、薄毛全般の治療を専門としておりますので、薄毛が気になる方はぜひご相談ください。

監修者
大藪 顕
平成14年 大阪医科大学卒業
平成14年 大阪医科大学形成外科
平成16年 城山病院形成外科・美容外科
平成17年 大阪医科大学救急医療部(形成外科より出向)
平成18年 大手美容外科形成外科部長
多数の美容外科、形成外科で毛髪治療、植毛治療を経験
平成28年 新宿AGAクリニック院長
資格:日本美容外科学会専門医、日本麻酔科学会認定医、日本レーザー医学会認定医

駅前AGAクリニック【全国13院 東京新宿院東京北千住院京都烏丸院大阪梅田院岡山院鹿児島院 など】

無料相談・ご予約(受付時間11:00-20:00)0120-722-969

カウンセリングWEB予約(無料)