はげの原因とは?知っておくべき予防方法や対策方法についても解説

薄毛はある日突然なるものではなく、徐々に進行していくケースがほとんどです。

そのため、「気が付いたら髪の毛のボリュームが減少していた」とか「なんだか地肌が目立つようになってきた」と気づくことがあります。

男性に見られるはげの場合、自覚症状が出てからだと、回復に時間がかかることもあり、はげてしまう前に予防することが重要です。

そこで、今回の記事でははげの予防法をいろいろな角度から紹介します。

— 目次 —

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はげてしまう原因とは?

今や、日本人男性の3人に1人がはげ(AGA)で悩んでいると言われていますが、そもそもはげてしまう原因は何があるのでしょうか?

はげには、「男性ホルモン」が大きく関係しています。

男性ホルモンが多いと、毛の生え変わり周期(ヘアサイクル)が乱れやすく、抜け毛が多くなったり、髪が成長しなかったりしてはげてしまいます。

その他にも日々の生活習慣や食習慣、髪の毛のケアによってはげになるかどうかが決まってきます。

はげてしまう原因を理解して、予防できるようにしていきましょう。

  • 脱毛症
  • 加齢
  • 合わないシャンプーによる頭皮環境の悪化
  • 血流の悪さ
  • 食生活の乱れ
  • 過度なストレスや生活習慣の乱れ
  • 男性ホルモンが多い

脱毛症

男性がはげてしまう原因としては、脱毛症の発症も挙げられます。

特に男性に特徴的なはげが、AGA(男性型脱毛症)の発症によるものです。

男性型脱毛症は思春期以降に見られる脱毛症で、ゆっくりと確実に進行する点が特徴です。

原則として自然治癒の可能性はないため、発症が疑われる際は専門のクリニックで適切な治療を受ける必要があります。

また、男性に見られるAGA以外の脱毛症としては、円形脱毛症や粃糠性脱毛症、牽引性脱毛症などが挙げられます。

加齢

加齢も、男性がはげる原因の1つです。

年齢とともに毛包幹細胞の機能が低下すると、DNAがダメージを受けて次第に髪の毛が細くなります。

加齢にともなって頭皮が硬くなり、髪の毛の成長に必要な栄養素や酸素が毛包に送り届けられなくなるのも、高齢者に見られる薄毛の原因の1つです。

また、年齢を重ねるにつれて動脈硬化が進行すると、頭皮に送られる血液量が減少するため、はげるリスクが増加します。

なお、喫煙や飲酒の習慣がある男性は、加齢によりさらにはげるリスクが高くなるため注意が必要です。

合わないシャンプーによる頭皮環境の悪化

男性がはげる原因としては、合わないシャンプーによる頭皮環境の悪化も挙げられます。

特に、こだわりなく市販のシャンプーを使用している男性は注意が必要です。

市販のシャンプーには、強力な洗浄力が特徴の合成界面活性剤が多く含まれています。

合成界面活性剤の強力な洗浄力は、頭皮を守るべき皮脂まで洗い流してしまいます

毎日シャンプーしているのに、頭皮のかゆみや赤みが出る男性は注意が必要と言えるでしょう。

血流の悪さ

血流の悪さも、男性がはげる原因の1つです。

髪の毛は毛母細胞の成長によって成長しますが、このためには毛細血管から栄養を受け取る必要があります。

髪の毛の成長に必要な栄養は血液によってもたらされるため、血流が悪化するとはげるリスクが増加してしまいます。

血流が悪くなる原因は、冷えや運動不足、筋力の低下、ストレス、偏った栄養バランスの食事による動脈硬化の進行などさまざまです。

冬だけでなく、一年を通して手足の先が冷えやすい男性は注意が必要と言えます。

食生活の乱れ

私たちは、食事によってたくさんの栄養を摂取しています。

この栄養を使って髪の毛も成長しています。

食事をとらなかったり、栄養が偏ってしまったりすることで髪の毛に栄養が行かずにはげの原因になってしまうこともあります。

過度なストレスや生活習慣の乱れ

過度なストレスをため込んだり、生活習慣が乱れたりするとはげにつながる可能性があります。

ストレスが溜まることで自律神経が乱れます。

すると、血行が悪くなり頭皮に十分な栄養が行き渡らなくなるのです。

頭皮に栄養が届かないことで髪の毛が成長せず、はげの原因になってしまいます。

また、生活習慣が乱れると、睡眠不足やホルモンバランスの乱れを引き起こします。

髪の毛も私たちの身体と同じように日々成長しています。

睡眠不足やホルモンバランスが乱れると髪の毛の成長が妨げられはげの原因となってしまいます。

男性ホルモンが多い

はげの原因として、遺伝がよくあげられます。

これは、男性ホルモンのジヒドロテストステロンが生成されやすい体質が親から子へ遺伝するためです。

男性ホルモンが多いと、毛の生え変わり周期(ヘアサイクル)が乱れやすく、抜け毛が多くなったり、髪が成長しなかったりすることで薄毛になってしまいます。

はげやすい男性の特徴

はげやすい男性の特徴として、以下の3点が挙げられます。

  • 親族に薄毛の方がいる
  • 髪の毛が細くなったと感じる
  • 頭皮が脂っぽくフケが多い

それぞれについて解説します。

親族に薄毛の方がいる

親族に薄毛の方がいる場合、本人もはげる可能性が高くなると考えられています。

男性に見られる特徴的な薄毛のAGAは、以下のメカニズムで発症します。

  • 男性ホルモンの一種であるテストステロンがジヒドロテストステロンに変化する
  • ジヒドロテストステロンがアンドロゲン受容体に結合しTGF-βを生成する
  • TGF-βがヘアサイクルの成長期を短縮して抜け毛リスクを高める

テストステロンがジヒドロテストステロンに変化する際にはたらく5αリダクターゼは、遺伝的な要因で活性度が決まります

また、アンドロゲン受容体の感受性も遺伝に左右されるため、親族に薄毛の方がいると本人もAGAの発症リスクが増加します。

髪の毛が細くなったと感じる

以前と比べて髪の毛が細くなったと感じる方も、はげやすい男性の特徴を備えていると考えられます。

加齢とともに毛包幹細胞の機能が低下すると、髪の毛が細くなるのは自然なことです。

しかし、もともとの髪の毛の太さや本数は個人によりさまざまです。

髪の毛が細くなることに加えて抜け毛が増加すると、以前に比べて髪の毛全体のボリュームが減少し、地肌が透けて見えやすくなります。

加齢以外にも血行不良やストレス、偏った栄養バランスの食事、睡眠不足、睡眠の質の低下など、さまざまな原因で髪の毛が細くなるリスクが増加します。

頭皮が脂っぽくフケが多い

はげやすい人の特徴としては、頭皮が脂っぽくフケが多い点も挙げられます。

特に黄色っぽくてベタベタした粒の大きいフケが髪の毛の根元に多く見られる方は、脂漏性脱毛症の疑いがあるため注意が必要です。

脂漏性脱毛症は脂漏性皮膚炎にともなって生じる薄毛で、頭皮の皮脂が過剰に分泌され、毛穴の周りに炎症を起こすことで発症リスクが増加します。

脂漏性皮膚炎は初期症状をともなわないケースが多く、気づいたら症状が進行していたケースが少なくありません。

脂漏性皮膚炎は自然治癒する可能性が低いため、フケの量が多いと感じる方は、早めに専門医の診察を受ける必要があります。

はげは予防できる?はげの予防や対策方法

ここでは、はげの予防方法を紹介します。

  • 食生活を見直す
  • 生活習慣を見直す
  • ヘアケアを見直す

食生活を見直す

はげを予防するためには、普段の食習慣を見直すことも重要です。

なぜなら、私たちの身体は食べたものから作られており、髪の毛に関しても例外ではないからです。

栄養をトータルで考えて摂取することが重要なのです。

髪の毛の成長にはビタミンやミネラルの摂取が欠かせません。

特にビタミンB群やビタミンC、ビタミンE、亜鉛、カルシウム、鉄、タンパク質などを積極的に摂取しましょう。

これらが多く含まれる食べ物として、納豆、木の実やナッツ類、レバーなどがおすすめです。

また、酒は百薬の長などと言われ、少量であれば健康に資するとされていますが、やはり飲み過ぎてしまうと健康を損ねるリスクが高まります。

アルコールを分解するのに体内のエネルギーが使われると、髪の毛の成長に必要なエネルギーが不足することにもなりかねません。

POINT

髪の毛も食べたものから作られるため、髪の毛の成長にとって必要な栄養素を摂取し、成長の邪魔をする食習慣は見直す。

はげ、AGAを予防するお勧めの食事について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

生活習慣を見直す

日頃の生活習慣が頭皮や髪の毛に影響を与えることを説明してきました。

生活習慣を見直すことではげの予防につながります。

詳しく見ていきましょう。

睡眠をしっかり取る

はげを予防するためには、睡眠をしっかり取ることが大切です。

私たちの体内では、睡眠中に活発な細胞分裂が起こっています。

髪の毛も毛母細胞の分裂によって成長するため、睡眠をしっかりとることが欠かせないのです。

ストレスをため込まない

ストレスは私たちの身体に様々な悪影響を与えます。

ストレスによって交感神経が優位になると、血管が収縮して血行を阻害するため、髪の毛の成長を妨げてしまいます。

ストレスは単に精神的なものだけではなく、身体的なものも含みます。

そのため、精神的ストレスの発散はもちろんのこと、しっかりと身体を休め、身体を回復させることが重要です。

適度に身体を動かす

適度に身体を動かすことも、全身の血行促進につながりはげを予防できます。

身体を動かすこと自体がストレス発散にもなり、身体が疲れれば自然と夜に眠くなるものです。

はげを予防するためにも、普段から適度に身体を動かしましょう。

湯船に浸かる

忙しい日々を過ごしていると、入浴をシャワーだけで済ませるという方もいらっしゃると思いますが、湯船に浸かることで副交感神経が優位になり、血行を促進することが可能となります。

将来のはげを予防するという観点からも、せめて休みの前くらいはゆっくりと湯船に浸かるよう心がけましょう。

姿勢を改善する

頭皮マッサージを行うと、頭皮への血流を促進することが可能です。

ただ、首や肩の筋肉がこって硬くなっていると、そこで血流の阻害が起こります。

首こりや肩こりの根本的な原因は不良姿勢にあるため、姿勢を改善し、血流を妨げないことが重要です。

POINT

心身へのストレスによって薄毛のリスクが高くなるので、生活習慣を見直して抜け毛のリスクを下げることが重要。

ヘアケアを見直す

抜け毛が多くなることや、髪が成長しない理由として頭皮環境の悪化が挙げられます。

頭皮環境を良好な状態に保つことがはげ予防策の1つとなります。

シャンプーを見直す

普段何気なく使っているシャンプーが抜け毛を誘発すると知ったら、驚かれるのではないでしょうか。

意外に思われるかもしれませんが、市販のシャンプーは育毛やスカルプケアを目的としていません。

では何を目的としているのかというと、それはズバリ「洗浄」で、市販のシャンプーには強力な洗浄成分が含まれています。

特に、含まれている合成界面活性剤は、食器洗い洗剤や洗濯洗剤にも使われているくらい洗浄力が高く、頭皮にとって必要な皮脂まで根こそぎ洗い流してしまい、頭皮のバリア機能を損ねてしまいます。

育毛やスカルプケアを目的とするのであれば、育毛用シャンプーや薬用シャンプーに切り替えるのがおすすめです。

シャンプーの選び方について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ドライヤーを使う

髪の毛を洗った後に自然乾燥させていると、切れ毛や細菌繁殖のリスクが高くなります。

髪の毛が短い人であっても、洗髪後はドライヤーをかけることを忘れずに行いましょう。

頭皮マッサージを行う

頭皮環境を改善するためには、頭皮マッサージを行うのも効果的です。

頭皮を優しくマッサージすることで、頭皮への血流を促進し、髪の毛の成長をサポートすることが可能となります。

育毛剤を利用する

はげを予防するためには、育毛剤や発毛剤の利用もおすすめです。

そもそも育毛剤とは、はげてから使うものではなく、はげを予防する目的で使うべきものです。

まだ薄毛が進行していないうちから育毛剤を利用して、将来のはげを予防しましょう。

POINT

頭皮環境の悪化によってはげる可能性があるので、シャンプーやヘアケア法を見直し、頭皮マッサージを行うのがおすすめ。

自分の対策だけでは不安な時は?

これまで、はげの予防法や対策について紹介してきました。

これらの予防法をぜひ明日から実践してみてください。

しかし遺伝によるはげなど、自分の対策だけでは改善できないこともあります。

特に男性に見られる代表的な脱毛症であるAGAを発症している場合、薄毛が徐々にかつ確実に進行するため、一刻も早く治療を開始することが重要です。

もし、自身の対策に不安がある時は薄毛治療専門のクリニックを受診することをおすすめします。

当院では、そのような方のためにただいま無料カウンセリングを実施しております。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

よくある質問

抜け毛や薄毛に関して、以下4つの質問が多く寄せられています。

  • 女性がはげる原因は?
  • てっぺんはげの原因は?
  • 20代がはげる原因は?
  • シャンプーははげの原因になる?

それぞれの質問にお答えします。

女性がはげる原因は?

抜け毛や薄毛は男性だけでなく、女性にとってもデリケートなお悩みの1つです。

しかし、男性と女性とでははげる原因に若干の違いが見られます。

主に遺伝的な要因で起こる男性のはげに比べ、女性の薄毛はさまざまな要因が複雑に絡み合った結果として起こる傾向があります。

女性の薄毛リスクを高める要因は以下のとおりです。

  • 血行不良
  • 誤ったヘアケア
  • 冷え
  • ストレス
  • 運動不足
  • ホルモンバランスの変化など

出産後や更年期以降の女性に薄毛が多く見られるのは、ホルモンバランスの変化によりエストロゲンやプロゲステロンの分泌量が減少するためです。

また、誤ったヘアケアや冷え、ストレス、運動不足により血行不良を生じると、髪の毛が成長するためのエネルギーが不足し、はげやすくなると考えられます。

てっぺんはげの原因は?

てっぺんはげの主な原因として、AGAおよびFAGA(女性型脱毛症)が挙げられます。

AGAは男性ホルモンの一種であるテストステロンが活性の高いジヒドロテストステロンに変化して発症リスクが増加します。

テストステロンがジヒドロテストステロンに変化する際、酵素の一種である5aリダクターゼが重要な役割を果たすのは先述のとおりです。

5αリダクターゼは頭頂部の毛包に多く分布しているため、AGAを発症するとてっぺんはげを起こしやすくなります。

また、FAGAが進行すると次第に分け目部分の薄毛が目立ったり、頭頂部の地肌が透けて見えたりし始めます。

20代がはげる原因は?

20代がはげる原因としては、AGAや過度のダイエット、誤ったヘアケアなどが挙げられます。

AGAは男性に見られる代表的な脱毛症で、思春期以降に発症するのが特徴です。

そのため、20代でも以前に比べて髪の毛のボリュームが減少している方は注意が必要です。

20代の女性の場合、過度のダイエットにともなう栄養不足で髪の毛の成長が妨げられ、脱毛症を発症する可能性があります。

また、誤ったヘアケアによって頭皮環境が悪化すると、男性・女性に関わらず、抜け毛リスクが増加するため注意が必要です。

シャンプーははげの原因になる?

シャンプーが直接的にはげの原因となる訳ではありませんが、肌質に合わない商品を継続的に使用している方は要注意です。

シャンプーのなかには、髪の毛や頭皮にダメージを与える合成界面活性剤を配合した商品が少なくありません。

合成界面活性剤は洗浄力が強力なため、洗髪の際に頭皮を守るべき皮脂まで奪い、頭皮環境を悪化させる恐れがあります。

頭皮環境が悪化すると少しのダメージで毛穴が炎症を起こし、抜け毛リスクを高めやすくなります。

毎日髪の毛を洗っているのに頭皮がかゆくなったり赤くなったりする方は、シャンプーの見直しが必要です。

実際に抜け毛が増えている方は、薬用シャンプーや育毛シャンプーを使用するのがおすすめです。

まとめ

一口にハゲと言っても、その原因は実に多様です。

そのため、普段の生活習慣や食習慣などを振りかえり、自分に合ったハゲ予防の習慣を身につけることが欠かせません。

日頃から心がけて良い生活習慣を保っていきましょう。

ただ、男性に見られる薄毛の場合、進行型であるケースがほとんどなので、予防だけでは追い付かないようなときには、当院のような薄毛治療専門のクリニックで発毛を促す治療を受けることが必要となります。

 

監修者
田坂 洋介
2005年3月 昭和大学医学部卒業
2005年4月 昭和大学医学部付属初期臨床研修センタにて初期臨床研修開始
2007年4月 川崎市立川崎病院 麻酔科後期研修開始
2009年4月 麻酔科標榜医取得
2015年4月 大手毛髪専門クリニックで多数の症例を経験
2017年12月 駅前AGAクリニック大阪梅田院院長
資格:医師免許、麻酔科標榜医、麻酔科学会専門医、麻酔科学会指導医

駅前AGAクリニック【全国13院 東京新宿院東京北千住院京都烏丸院大阪梅田院岡山院鹿児島院 など】

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